【クリーム/ペールクリーム(Cream / Pale Cream)】とは? ウイスキー用語を完全解説

「クリームシェリー樽熟成」っちゅう言葉、ウイスキーのラベルでチラッと見たことないか?オロロソ樽やPX樽はよう聞くけど、クリームとかペールクリームってなんやろ?って思った人、めっちゃ多いと思うんよ。実はこれ、二つのシェリーをブレンドして作る、ちょっと変わった甘口シェリーのジャンルでな。しかも最近、ジャパニーズウイスキーの世界でめっちゃ人気の樽になっとるねん。今回は、このクリーム/ペールクリームっちゅうシェリーの正体と、ウイスキーとの関係をワイなりに掘り下げてみるで。ウイスキーの他の用語が気になる人は、用語辞典もチェックしてな。

📖 ひとこと定義

クリーム/ペールクリーム(Cream / Pale Cream)は、オロロソ(コクのある辛口シェリー)にPX(ペドロヒメネス=極甘口シェリー)をブレンドして、デザート感覚で楽しめるよう甘く仕上げたシェリー酒のジャンルやで。バニラやオレンジマーマレードみたいな優しい甘さがあって、食後にちびちびやるのが本場流。実はジャパニーズウイスキーの熟成樽としてもめっちゃ人気で、江井ヶ嶋蒸溜所のQUARTET/QUINTET/SEXTETシリーズや、嘉之助のSHERRY CASKS VATTEDで使われとる注目株なんよ。

💬 マッサンのひとこと:オロロソとPX、二つの個性を混ぜて甘く仕上げたシェリーが、海を渡ってジャパニーズウイスキーの樽になっとるって、なんかロマンあるやろ?グラスの中で異文化が手をつないどる感じで、想像するだけで乾杯したなるわ。

📑 この記事で分かること

  1. クリーム/ペールクリームってどんなシェリー?
  2. ジャパニーズウイスキーで意外と人気の樽
  3. スコッチでの使用例(グレンドロナック等)
  4. クリームとペールクリームの違い・ペアリング豆知識

クリーム/ペールクリームってどんなシェリー?

まず根っこの話からいくで。シェリーっちゅうのはスペイン南部・アンダルシア地方で作られる酒精強化ワイン(ワインにブランデーを足してアルコール度数を上げたお酒)の総称や。その中にはいろんなタイプがあって、辛口のフィノ、コクのある辛口のオロロソ、極甘口のPX(ペドロヒメネス)なんかが代表選手やねん。

そんで、今回の主役のクリームは、このオロロソをベースに、極甘口のPXをブレンドして甘く仕上げたデザートシェリー(食後酒)なんよ。色は濃いめのアンバーで、味わいはバニラ、オレンジマーマレード、レーズン、ナッツみたいな優しくてふくよかな甘さが特徴。アルコールはだいたい17〜22%くらいの間に収まっとるのが多いと思う。

一方のペールクリームは、その名の通り「色が淡い」クリームシェリーや。こっちはフィノみたいな辛口のシェリーをベースにして甘みを足したもので、見た目は薄めの黄金色、味わいはクリームよりキリッと軽やかで、フレッシュな甘さがある感じ。

本場では食後にチョコレートやドライフルーツと合わせて、ちびちび楽しむのが定番。日本やと「シェリー=辛口」のイメージが強いけど、こういう甘口の世界もちゃんとあるねんで。

ジャパニーズウイスキーで意外と人気の樽

ここからがウイスキー好きには面白い話や。実はこのクリームシェリーの樽、ジャパニーズウイスキーの蒸溜所でめっちゃ使われとるんよ。

代表例が、兵庫の江井ヶ嶋蒸溜所が出しとる「QUARTET(カルテット)」シリーズ。これはバーボン樽、シェリー樽、ワイン樽、ミズナラ樽みたいに複数の樽で熟成・後熟(フィニッシュ=最後に別の樽で香りを足す工程)した原酒をブレンドする企画なんやけど、その中の「QUINTET」「SEXTET」なんかになると、使う樽がさらに増えて、クリームシェリー樽が加わっとるんよ。樽の種類を四重奏→五重奏→六重奏と増やしていく発想自体めっちゃロマンやろ?

もう一つは鹿児島の嘉之助蒸溜所。ここの「SHERRY CASKS VATTED」っちゅうリリースでは、オロロソ、PX、そしてクリームシェリー樽で熟成された原酒をヴァッティング(混ぜ合わせ)しとるんよ。シェリー樽の中でもキャラの違うやつを並べて、一本のボトルにまとめる遊び心、めっちゃジャパニーズらしいと思う。

なんでクリーム樽が選ばれるんやろ?って考えると、たぶんふくよかでデザートっぽい甘みが、ジャパニーズウイスキーの繊細さや軽やかさと相性ええんちゃうかな、と思うわ。

スコッチでの使用例(グレンドロナック等)

もちろんスコッチの世界でもクリームシェリーは登場するで。代表的なのが、シェリー樽熟成の王様みたいに語られるハイランドの蒸溜所、グレンドロナックやねん。

グレンドロナックの定番ボトル「12年(オリジナル)」は、PXシェリー樽とオロロソシェリー樽で熟成された原酒をヴァッティングしたウイスキーやけど、公式のテイスティングノートやと「クリームシェリー」っちゅう表現が使われとる場面があるんよ。これはたぶん、PXのねっとり甘い要素とオロロソのドライでコクのある要素が混ざり合った結果、まさにクリームシェリーみたいな「甘さとコクのバランス」が生まれとるってことを言うとるんやと思う。

つまり、樽そのものが「クリームシェリーで使われとった樽」やなくても、飲んだ印象がクリームシェリーっぽいっちゅう表現として使われるパターンもあるねん。これはウイスキーのテイスティング用語あるあるで、面白いとこやな。

他にもシェリー樽熟成を大事にしとる蒸溜所、たとえばグレンファークラスやタムデュー、グレンアラヒーあたりのボトルでも、樽構成によってはクリームシェリーを思わせる甘さとドライさのバランスを感じることがあると思う。「これクリームシェリーっぽいなぁ」って自分の言葉で言えるようになると、テイスティングがいっそう楽しなるで。

クリームとペールクリームの違い・ペアリング豆知識

最後に、クリームとペールクリームの違いを整理して、ちょっとした豆知識を置いとくな。

クリームは、オロロソベース+PXブレンドで、色は濃いアンバー、味わいはバニラ・レーズン・ナッツ・オレンジマーマレードみたいなふくよかな甘さ。重ためのデザートシェリーやな。

ペールクリームは、フィノみたいな辛口ベース+甘み追加で、色は淡い黄金色、味わいは軽やかでフレッシュ。同じ「甘いシェリー」でも、ぐっとライトでドライ寄りな印象になるんよ。

ペアリングで本場のスタイルを真似するなら、クリームにはダークチョコ、ドライフルーツ、ブルーチーズ、ペールクリームにはフレッシュフルーツやナッツ、塩気のあるおつまみが合わせやすいと言われとる。

そしてウイスキーの楽しみ方として、クリームシェリー樽熟成のジャパニーズを飲むときは、ぜひ「樽の前世はデザートシェリーやってんなぁ」って想像してみてほしい。江井ヶ嶋のQUINTET、嘉之助のSHERRY CASKS VATTED、グレンドロナック12年、それぞれが違う形でクリームシェリーのDNAを宿しとる。素のままちびちびやって、グラスの中で広がる甘さの正体を、ゆっくり追いかけてみてや。これがまた、めちゃくちゃロマンあるんよ。

🥃 まとめ

クリーム/ペールクリームは、オロロソとPXっちゅう二つの個性派シェリーをブレンドして作られる、デザート感覚で楽しめる甘口シェリー。そしてその樽は今、ジャパニーズウイスキーの世界でめっちゃ熱い存在になっとる。江井ヶ嶋のQUARTETシリーズも、嘉之助のSHERRY CASKS VATTEDも、スコッチのグレンドロナック12年も、それぞれの形でクリームシェリーの優しい甘さを抱きしめとるんよ。ラベルに「クリームシェリー樽」って書いてあったら、その向こうにスペインの食後酒と、樽を運んだ蒸溜所の遊び心が見えてくる。そんな想像しながら一杯やったら、もう乾杯したくなるロマンやろ?

🍇 シェリー樽全体を整理して読む

オロロソ・PX・フィノ…8種類のシェリー樽を1記事でまとめて整理しとるで🥃

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クリーム/ペールクリーム(Cream / Pale Cream)以外にも、樽の種類・製法・仕上げまで一覧でチェックできるで🥃

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