白州蒸溜所を見学したとき、18年を一杯テイスティングさせてもろた。
天気のええ日で、まわりは新緑、足元には清流。
その森の空気のなかで口に運んだら、グリーンアップルと穏やかなスモークが「ああ、これが白州や」って体に染み込んできてな。白州12年が森の入口の爽やかさやとしたら、18年は森の奥へ一歩踏み込んだときの深みやで。
同じ南アルプスの森から生まれた一本やのに、時間の重ねかたで景色がこんなに変わるんや、と素直に驚いた。
このレビューは、あの日蒸溜所で飲んだ記憶を芯にして書いていくで。
こんな人におすすめ
- ✅白州12年を飲んで、その先にある深みと複雑さを味わってみたい
- ✅爽快さを保ちながら、18年熟成ならではの奥行きをあわせ持つシングルモルトに興味がある
- ✅白州蒸溜所を訪れて、森のウイスキーの魅力にあらためてはまった
- ✅人生の特別な記念日に、森の深みを感じる一本を開けたい
- ✅白州を愛する人へのプレミアムギフトとして贈りたい
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 蒸溜所 | 白州蒸溜所(山梨県北杜市・南アルプス山麓・標高約700m) |
| 熟成年数 | 18年以上 |
| アルコール度数 | 43% |
| 樽タイプ | 長期熟成モルト原酒(樽の内訳・比率は公式非公開) |
| 内容量 | 700ml |
| 定価(参考) | ¥67,100(税込・2026年4月改定) |
| 主な受賞 | ISC 2006 金賞/IWSC 2007 金賞/IWSC 2010 最高賞トロフィー ほか |
樽と受賞について
白州18年の樽について、ネット上では「ホワイトオーク主体にシェリー樽・ミズナラ樽を併用」みたいな具体的な内訳をよく見かけるけど、サントリー公式は白州18年に使う樽の種類や比率を細かく公表してへん。
せやからここでは断定はせえへん。
公式が語っとるのは味わいのほうや──「酒齢18年以上の長期熟成モルトならではの、熟した果実を思わせる豊かな樽香と甘み、白州らしいほのかなスモーキーな余韻が見事に調和した一本」。
白州蒸溜所全体としては、ホワイトオーク製の小ぶりな樽(ホッグスヘッド)を主軸に、爽やかでフルーティな酒質を育てとるのが特徴やで。
受賞歴も、確かな裏が取れたものだけ並べとくな。
白州18年は2006年のISC(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)で金賞、2007年のIWSC(インターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティション)で金賞を受賞。
さらに2010年のIWSCでは最高賞「トロフィー」に輝いとる。
その後もISCの金賞をたびたび獲得していて、数々の国際的なコンペティションで長く高く評価されてきたシングルモルトやで。
年やコンペ名は取り違えやすいとこやから、ここは確実な範囲だけにとどめとるで。
テイスティングノート
白州蒸溜所で実際に飲んだ体験ベースで書いてるで。青いボックスが公式の表現、オレンジがワイのマッサン視点やで。
公式と並べることで、銘柄の本筋を押さえつつ、ワイの独断と偏見も楽しんでもらえる構成にしたで。
👃 香り
📕 公式テイスティング(サントリー公式)
メロンやマンゴーを思わせる熟した果実香に、ミルクキャラメルのような甘やかさ。
そこへほのかなスモーキーさが重なり、豊かな樽香と調和する。
🗣️ マッサンの一言
蒸溜所でグラスに鼻を近づけた瞬間、12年で覚えとった爽快なグリーンフルーツが下地にあって、その奥から熟した洋梨や桃、メロンみたいなトロピカルな甘さがふわっと立ち上がってきた。
公式の言う「ミルクキャラメルのような甘やかさ」もほんまにあって、そこへ穏やかなスモークがそっと寄り添う。
12年よりスモークの存在感が一段増して、木や森の香りと溶け合って層が深い。
「森の奥へ入ってきたな」とはっきり感じた香りやったわ。
👅 味わい
📕 公式テイスティング(サントリー公式)
はちみつのような甘さと甘酸っぱさを軸に、複雑なコクと甘み、豊かな樽香が見事に調和する。
🗣️ マッサンの一言
口に含むと、白州らしい爽快さはちゃんと残っとるのに、12年とは明らかに違う豊かさが広がってくる。
はちみつのような甘さと、熟した果実の甘酸っぱさ。
そこに18年が育てた滑らかなシルクみたいな質感が乗って、ナッツの風味がボディを支える。
穏やかなスモークが口の中を心地よく包んでいって、「森の奥行きをそのまま飲んどるな」と感じる味わいやった。
爽やかさと深み、その両方が無理なく同居しとるのが白州18年の魅力やと思う。
🏁 余韻
📕 公式テイスティング(サントリー公式)
かすかなスモーキーさを含んだ、熟した果実の心地よい余韻。
🗣️ マッサンの一言
飲み込んだあと、穏やかなスモークと熟した果実の甘みがじんわり長く続いた。
12年に比べて余韻の深みと持続時間が格段に増して、香りが消えていく過程までゆっくり楽しめる。
最後にわずかなスパイスとオークが品よく締めくくってくれて、それでも白州らしい清涼感は最後まで失われへん。
森の奥で深呼吸したような、爽やかで奥行きのあるフィニッシュやったわ。
🗣️ マッサンの一言(独断・偏見・実飲ベース)
白州蒸溜所の見学に行ったとき、18年をテイスティングさせてもろたんよ。
あの日は天気がよくて、蒸溜所のまわりが新緑でいっぱいで、近くには清流も流れとった。
そういう環境で飲んだからか、グリーンアップルと穏やかなスモークの香りが「ああ、ここが白州か」って鮮明に記憶に焼き付いたわ。
12年より香りの層が増えて、飲み込んだあとの余韻が長くなった感じ。
「18年の時間って、こんなに味に出るんや」って素直に驚いた。
森の空気のなかで飲む白州18年は、やっぱり格別やったな。
✅ メリット
- ✅爽快さと深みが心地よく同居:白州のアイデンティティである爽快さを保ちながら、18年熟成が加える複雑さと奥行きが無理なく共存している
- ✅山崎18年とはまったく異なる感動:シェリーとミズナラの深い甘みで魅せる山崎18年に対し、白州18年は森の爽快感と穏やかなスモークで魅せる独自の世界観を持つ
- ✅スモークが一段深まる:12年よりスモークが存在感を増し、複雑さに奥行きが加わる。それでも重くならないのが白州流
- ✅贈り物としての格:白州を愛する人への特別な一本として、開けた瞬間に喜んでもらえる風格がある
❌ デメリット
- ❌入手しにくい:正規流通は抽選販売が中心で、市場に出る量が少ない。見かけたら一度は味わってみてほしい一本
- ❌実勢価格が定価を大きく上回る:定価¥67,100(税込)に対し、二次流通ではおおむね9万円前後で取引されることが多い
- ❌「気軽に飲めない」一本:1杯あたりの価値が高く、開けるタイミングを選びたくなる
🗣️ マッサンの一言(独断・偏見・実飲ベース)
実勢で9万円前後ってなると、もう「ウイスキー」の話というより「ええ思い出をひとつ作る」買い物に近いかもしれへんな。
それでも「飲んでみたい」って思わせる魅力がある時点で、白州18年はほんまもんやで。
ワイは蒸溜所で一杯飲んだだけで、もう「家でもまたあの森の味を味わいたい」ってなって、いまは抽選に申し込みながら次の機会を待っとる。
当たった日には、静かな夜にじっくり一杯やるんが今の楽しみやねん。
他銘柄との比較
同じ18年でも、山崎18年はシェリーの深い甘みとミズナラのお香のような余韻で魅せる「重厚派」。
いっぽう白州18年は、森の爽快感に穏やかなスモークが寄り添う「清涼派」やで。
どっちが上という話やなくて、向いとる方向がまったく違う。
12年と18年の関係を「森の入口」と「森の奥」でたとえるなら、山崎との関係は「お香の効いた書斎」と「新緑の森」みたいな対比やと思てもろたらええで。
| 銘柄 | 度数 | 価格帯(流通) | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 白州 18年 | 43% | 9万円前後 | 森の爽快感+穏やかなスモーク・奥行きの深み |
| 白州 12年 | 43% | ¥20,000〜35,000 | 森の入口・爽快・フレッシュ・ハイボール向き |
| 山崎 18年 | 43% | ¥80,000〜120,000 | 重厚・シェリーの甘み+ミズナラのお香 |
| グレンモーレンジィ18年 | 43% | ¥15,000〜20,000 | エレガント・バーボン+シェリー |
おすすめの飲み方
白州18年は、まずストレートで味わってほしい一本です。
18年熟成の香りの複雑さは、グラスをゆっくり揺らしながら確かめてください。
常温の水を数滴加えると、穏やかなスモーキーさとフルーティな香りがさらに開きます。ロックにすると爽快さが際立ち、白州本来の清涼感が前に出ます。
価格を考えるとハイボールはもったいない気もしますが、白州のハイボール適性の高さを思えば、森を思わせる爽やかな一杯にもなります。
どの飲み方でも、白州18年はちゃんと応えてくれます。
購入方法・価格
| 購入先 | 価格目安 | 備考 |
|---|---|---|
| サントリー公式抽選 | ¥67,100(税込) | 定価で買える唯一の手段。倍率は高い |
| Amazon | 9万円前後 | 信頼できる出品者からの購入が必須 |
| 楽天市場 | 9万円前後 | ポイント還元で実質価格を下げる手も |
| Yahoo!ショッピング | 9万円前後 | PayPayポイント活用でお得に |
🥃 ウイスキー専門店でも探す
品揃え豊富な専門店なら、レア銘柄や限定品も見つかりやすいで。価格を比べる時の選択肢に入れてみてな。
▶ 武川蒸留酒販売(山梨の洋酒専門店・品数豊富でコスパ◎)
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📰 当サイトのガイド記事:ウイスキーを安く買う方法|5大通販ショップの賢い選び方(武川・MALKS・Amazon・楽天・Yahoo!の徹底比較・楽天マラソンとYahoo!5のつく日の攻略法もあり)
📎 公式情報・参考リンク
この記事の仕様・受賞・歴史などの情報は、サントリー公式サイトを参考にしとるで。
最新の価格や仕様は公式で確認してな。
まとめ・総評
白州18年は、南アルプスの森と清流が育てた、爽快さと深みが心地よく同居したシングルモルトです。
蒸溜所で一杯飲んだあの日、新緑の空気のなかで広がったグリーンアップルと穏やかなスモークの記憶は、今もはっきり残っています。
12年が「森の入口」のさわやかさなら、18年は「森の奥」の深み。
同じ18年でも、シェリーとミズナラで魅せる山崎18年とはまったく違う世界観を持っています。
実勢9万円前後という現実はあるけれど、蒸溜所のテイスティングや特別な機会での一杯は、きっとあなたのウイスキーの記憶に長く残るはずです。
山崎18年と白州18年、どちらかと言われたら、それはもう好みの問題。
両方の森を歩いてみると、どちらの景色も忘れられなくなりますよ。
🗣️ マッサンの一言(独断・偏見・実飲ベース)
「山崎か白州か」ってよく聞かれるんやけど、ワイの正直な答えは「季節による」やねん。
夏は白州、秋冬は山崎。
そういう使い分けができるくらい、両者の個性がはっきりしてると思う。
白州18年は蒸溜所で飲んだ記憶がずっと残ってて、あのグリーンと木漏れ日の中で味わった爽快さと深みが「白州の本来の姿」やと思ってる。
いつかまた行けたら、今度は少しだけ舌が肥えた状態で、あの森の味をゆっくり飲み直したいわ。
それが楽しみでしゃあないねん。
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分からん言葉があったら、ここから用語辞典でサクッと確認してな。
シェリー樽…スペインの酒精強化ワイン「シェリー」を寝かせとった樽。レーズン・黒糖・ナッツの甘い香りが付くで。
ミズナラ樽…日本産のオーク(ナラ)の樽。白檀やお香みたいな“和”の香りが付く、世界が憧れる希少な樽やで。
オーク…ウイスキー熟成の主要樽材。アメリカン(甘いお菓子系)/ヨーロピアン/スパニッシュ(濃厚ドライフルーツ系)/ミズナラ(和のお香系)/フレンチ(上品スパイス系)の4種で香味の方向性が決まるで。
アメリカンオーク…バーボン樽の主役(Quercus alba)。バニリンとラクトンが豊富で、バニラ・ココナッツ・キャラメル系の甘い樽香を生む。世界のウイスキーの主力熟成樽やで。
バーボン…アメリカ生まれのウイスキー。コーン51%以上+焦がした新樽(バレル)熟成が法律ルールやで。
シングルモルト…単一蒸溜所のモルト原酒だけで作るウイスキー。蒸溜所の個性がそのまま出るんやで。
スモーキー…ピート(泥炭)で麦芽を燻して作る、焚き火や正露丸みたいなウイスキーの個性やで。


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