サントリーウイスキーの年代の見分け方|3ステップで製造時期が分かる【保存版】

ウイスキーの基礎知識

「お手元のサントリー、いつ頃のもんやろ?」——棚の奥から出てきたオールドや、もらいもんの角瓶、ヴィンテージの山崎…年代が気になること、あるよな。
この記事は3つのステップで答えるで。上から順に見ていくだけで「だいたい何年代か」がスッと絞れるように作ったから、難しい知識はいらん。
ワイ(マッサン)と一緒に、手元のボトルを”年代当て”してみよ🥃

🗺️ この記事の歩き方(上から順でOK)

STEP1|「特級」表示を見る → 1989年前後を大きく分けられる
STEP2|「容量」と「社名・住所」で絞る → 何年代かをグッと狭める
STEP3|「エンブレム」と「レーザーコード」で詰める → さらにピンポイントに
この3ステップで、たいていのサントリーは年代が絞れるで。気になる銘柄は、後ろの「銘柄別ガイド」も見てな。

【確】=公式・法令ベースの確実な情報 / 【推】=古酒コレクターの記録にもとづく推定

サントリー古酒 年代判定ガイド まず見るポイント
サントリー古酒の6つの判定ポイントを1枚に。まず全体像を掴もう
※画像は年代判定ポイントを分かりやすく示したイメージ図です。実際のラベルデザインとは異なる場合があります。

📍 まずここだけ見て!サントリー年代判定 6ステップフロー

上から順にラベルをチェックすれば、たいてい何年代か絞れるで。細かい解説は下の各章で🔍

1️⃣ 「特級」表示があるか?
→ あり=1989年3月末まで(昭和)/なし=1989年4月以降(平成〜)
2️⃣ 社名は「寿屋(KOTOBUKIYA)」or「サントリー」?
→ 寿屋=1963年以前/サントリー=1963年3月以降
3️⃣ 容量は 760/750/700ml?
→ 760ml=〜80年代前半/750ml=80年代後半〜90年代前半/700ml=90年代〜現行
4️⃣ 製造者住所は「中之島」「堂島浜通」「堂島浜(通なし)」?
→ 中之島=〜1971年/堂島浜通=1971〜1978年/堂島浜=1979年以降
5️⃣ 肩のエンブレムは「向獅子」or「響マーク(ドット模様)」?
→ 向獅子=〜80年代 or 2007年以降の現行/響マーク=1990年代〜2006年頃
6️⃣ 裏ラベルにレーザーコードがあるか?(現行品向け)
→ 「LOT」「ANN」など英3文字の直前の1桁が「西暦の下1桁」=製造年

💡 6ステップ全部やらんでもOK。1〜2つ当てはめるだけで、たいてい「昭和/平成前半/2000年代/現行」のどれかは絞れるで。

先に大事なことを一つだけ。
サントリーは記号で製造日(年月日)まではズバッと読めへん
公式が記号の読み方を出してへんからやで。
そのかわり、ラベルの「表示」や「デザインの移り変わり」で年代を推定する
せやから本記事は「日付をピンポイントに」やなくて、「だいたい何年代か」を上から絞っていくつくりにしてあるで。
それでも現行品はレーザーコードで”年”までは分かるから安心してな。

💡 ニッカ党の人は、ニッカの製造時期の調べ方もあるで。
ニッカは記号で”年月日”まで読めるから、サントリーとはまた違う楽しみ方ができるんやで。

🥇 STEP1|まず「特級」表示を見る(1989年で一本ビシッと線が引ける)

サントリー年代判定 STEP1 特級と社名で大きく絞る
特級表示と社名(寿屋/サントリー)の見分けポイント

年代当てでいちばん強くて簡単なのがコレ。
ラベルに「特級」って書いてあるか、見るだけやで。
昔の日本には「特級・一級・二級」っちゅう級別制度があってん。
これが1989年4月1日の酒税法改正で廃止された(=1989年3月31日出荷分までが「特級」表記の最終世代や)。
せやから👇

✅ ラベルに「特級」の文字があるか

「特級」あり1989年の級別制度廃止前のボトル(=昭和や!)である可能性が高い 【確】
「特級」なし1989年4月以降のボトル(平成〜/※在庫のある特級はしばらく併存したから、他の手がかりも合わせて見てな) 【確】

これは法律で決まった話やから、サントリーの年代当てでいちばん信頼できる手がかりやで。1989年に一本ビシッと線が引ける、これがサントリー年代判定でいちばん強い境界線やで。
古いサントリーを見たら、まず「特級」の2文字を探してみてな。

🗣️ マッサンの一言(独断・偏見・妄想込み)

ワイはこれ覚えてから、酒屋の棚やリサイクルショップで古いサントリーを見るのが楽しなったわ。
「特級」の2文字を見つけた瞬間「お、こいつ昭和生まれや!」って分かる。
たった2文字で時代が一発で割れる、これがいちばん気持ちええで。

🥈 STEP2|次に「容量」と「社名・住所」で時期を絞る

サントリー年代判定 STEP2 容量と住所でさらに絞る
容量(760/750/700ml)と住所表記(中之島/堂島浜通/堂島浜)で世代を絞る

STEP1で「昭和か平成か」を分けたら、つぎはもっと細かく。容量社名・住所の2つを見れば、グッと年代が狭まるで👇

🍶 容量(ml)でざっくり

国際標準に合わせて、容量はだんだん小さなってきたんやで。
760ml → 〜80年代前半ごろ 【推】
750ml → 80年代後半〜90年代前半ごろ 【推】
700ml → 90年代〜現行 【推】
※切り替えの年は銘柄ごとにズレるから「目安」。容量だけで断定せず、合わせ技で使ってな。

🏢 社名・住所で、もっと絞る

《社名》サントリーは1963年に「寿屋(KOTOBUKIYA)」から社名変更した。
「寿屋」表記1963年以前のかなりの超オールド 【確】
「サントリー」表記1963年以降 【確】

《住所》本社住所の表記も年代のヒントになる(”通”の字があるかどうかがミソ)。
・大阪市北区中之島 → 〜1971年ごろ 【推】
・大阪市北区堂島浜通2丁目 → 1971〜1978年ごろ 【推】
・大阪市北区堂島浜2丁目(「通」なし) → 1979年以降 【推】

ここまでの手がかりを年代の側から一覧にしたのが下の表やで。複数の手がかりを合わせて「何年代か」を確定したい時に便利やで(スマホは横スクロールで全部見れる)👇

年代特級社名・住所容量エンブレムレーザーコード
〜1963年あり「寿屋」表記760ml向獅子
1964〜1978年ありサントリー表記(中之島→堂島浜通)760ml向獅子
1979〜1989年3月あり「堂島浜」(通なし)760ml向獅子
1989年4月〜90年代前半なし現行住所750ml響マーク登場
90年代後半〜2000年代前半なし現行住所700mlへ移行響マーク
2008年〜現行なし現行住所700ml向獅子(現行デザイン)年だけ読める

※住所・容量・マークの境目の年は「目安」(コレクター記録ベースの推定も含む)。
レーザーコードは2006年頃以降の現行品から、年(西暦の下1桁)だけ読めるで。

🥉 STEP3|さらに「エンブレム」と「レーザーコード」で詰める

もう一歩ピンポイントに絞りたい人向けの仕上げやで。肩のエンブレムと、現行品なら裏ラベルのレーザーコードを見るで👇

🦁 肩のエンブレム(向獅子か、響マークか)

大事なのは「向獅子(むかいじし)か、響(ひびき)マークか」の見比べやで。
向獅子とても古い(〜80年代)か、現行(2007年〜)のどっちか 【推】
響マーク(1990年制定のドット模様の企業シンボル) → 1990年代〜2006年頃のボトル 【推】
※向獅子は明治時代からの由緒あるシンボルで、現行の角瓶・白角にも付いとる。せやから「向獅子があるだけ」では年代は分からへん。あくまで響マークと”見比べる”のがコツやで。

サントリー年代判定 STEP3 エンブレム比較 向獅子と響マーク
向獅子マーク(古い時代の伝統マーク)と響マーク(1990年代以降の目安)

🔍 レーザーコードで”年”を読む(現行品向け)

2006年ごろ以降の現行品には、裏ラベルにレーザーで小さく刻印された英数字コードがある。この中にアルファベットが3つ続く塊LOTANN など)があって、そのすぐ前の1桁の数字が「西暦の下1桁」=製造年と推定できる。
・響「U2LOT」→ LOTの前は「2」→ 2012年(または2022年)
・白州「LK8ANN」→ ANNの前は「8」→ 2018年(または2008年)

サントリー年代判定 STEP4 レーザーコードの見方
現行品のレーザーコードは年の下1桁を推定する手がかり。単独では判定不可

⚠️ レーザーコードの注意点

① 分かるのは「年」だけ(月日は読めへん)
10年周期で重複する(2012も2002も同じ「2」。10年単位はラベルのデザインで絞れる)
公式が認めた読み方やない(愛好家の検証ベース)
→ でもな、「何年ごろか分かれば充分」っちゅう人には、これで現行品の年の下1桁を推定できるで👍

サントリー年代判定 信頼度A/B/C早見表
A(強い手がかり)/B(参考)/C(補助)の信頼度早見表

🎯 手がかり別 信頼度 A / B / C 早見表

どの手がかりがどれだけ強いかを分かっとくと、判定の”軸”がブレへんで。
まずAランクの手がかりから優先して見るのがコツや🥃

ランク 手がかり 根拠
A
かなり強い
「特級」表示の有無/「寿屋」表記/サントリーへの社名変更/公式発表の発売年(響1989・白州12年1994・黒43°2007等) 法令・公式沿革・公式発表
B
実用上使える
容量(760/750/700ml)/製造者住所(中之島/堂島浜通/堂島浜)/エンブレム(向獅子↔響マーク)/首ラベルの世代/レーザーコード 古酒コレクター記録・愛好家検証
C
補助情報のみ
ガラス底の刻印/JANバーコードの有無/「Since 1899」など創業年表記 単独判断は不可(次章参照)

💡 読み方のコツ:A×2つでほぼ確定/A×1+B×2で強く推定/Bだけでもラベルの合わせ技で年代帯までは絞れるで。

🚫 よく言われるけど「あてにならへん」判別方法

ネットで「この方法で年代が分かる」って見かけるけど、実は当てにならへん・注意が要る方法もあるねん。ハマらんように、正直にまとめとくで👇

  • ガラス底の刻印(「7-III」みたいな数字):これは「瓶(ガラス)の製造年」で、中身を詰めた年とはズレる(±1年くらい)。検証も弱いから、年代の決め手には使いにくいで。
  • 向獅子マークが「あるか/ないか」だけで判断:向獅子は明治からあって、現行の角瓶・白角にもある。”有無”では絞れへん。→ 正しくは「向獅子か、響マークか」で見るんや(上の章を参照)。
  • 「Since 1899」の数字を製造年やと思う:これは創業年で、ボトルの製造年やないで。いちばん勘違いしやすいから注意やで。
  • JANバーコードの有無:「無ければ1970年代以前」と言われるけど、メーカー差や導入時期のズレがあって弱い。あくまで補助程度に。
  • 他のメーカーの記号の読み方をサントリーに当てはめるメーカーごとに記号の方式は全然ちがう。よその読み方をそのまま流用したらズレるで。サントリーのレーザーコードは公式非公開で「年(下1桁)」が読める程度やで。

🥃 銘柄別ガイド|7銘柄の見分け方

サントリー年代判定 銘柄別まず見る場所
主要7銘柄それぞれ「まず見る場所」の早見表

ここまでが全銘柄共通の基本やで。ここからは銘柄ごとの個別ポイントを、気になる銘柄だけタップして見てや👇
【確】=公式・法令ベースの確実な情報/【推】=古酒コレクターの記録にもとづく推定)

🥃 角瓶(亀甲ボトル)(タップで開く)
サントリー角瓶(亀甲ボトル)の年代別見分け方インフォグラフィック:特級表示・度数・容量・社名・エンブレムから製造時期を推定する早見表
📷 角瓶の年代別見分け方(早見表)
  • 「寿屋(KOTOBUKIYA)」表記 → 1963年以前の最初期 【確】
  • 「特級」表示あり → 1989年3月末まで(昭和) 【確】
  • 度数43%(通常ラベル)→ 発売〜1992年頃が目安。40%は1992年頃〜現行 【推】
  • 容量760ml → 1980年代前半まで(現行は700ml) 【推】
  • 肩のエンブレム(向獅子か響マークか)
    • 向獅子(〜1990年代) 【推】
    • 響マーク(1990年代〜2006年頃) 【推】
    • 向獅子に復活(2007年〜現行) 【確】
  • ⚠️43%でも「近年の特別版」がある:〈黒43°〉2007〜2016年に販売(黒ラベル・終売)/〈復刻版〉2015年〜(昔のデザインを再現)。どちらも43%やけど見た目(ラベル)が昭和の特級角と全然ちがうから、混同せず区別できるで 【確】
サントリー年代判定 角瓶43度の落とし穴
昭和の43%角瓶と近年の黒43°は別物。度数だけで年代判定しない

💡 いちばんの決め手:寿屋=最初期/特級=昭和(〜1989年)/43%か40%か(43%=おおむね1992年頃以前が目安。ただし〈黒43°〉〈復刻版〉は”近年の43%”でラベルが違う)

🥃 オールド(だるま)(タップで開く)
サントリーオールド(だるま)の年代別見分け方インフォグラフィック:KOTOBUKIYA/サントリー表記・特級表示・向獅子マーク・中味コンセプトから製造時期を推定する早見表
📷 オールドの年代別見分け方(早見表)
  • 「KOTOBUKIYA」表記 → 1950年代〜1963年(最初期) 【確】
  • 「特級」表示あり → 1989年3月末まで(昭和) 【確】
  • 中味コンセプト:1994年「マイルド&スムーズ」が新登場(従来の「リッチ&メロー」と併売) 【確】
    ※ラベルに書かれた味のキャッチコピー名のことや
  • 向獅子→響マークへ移行 → 1993〜95年頃 【推】
  • 向獅子マークが復活+度数43%(現行) → 2008年9月〜 【確】

💡 いちばんの決め手:特級=昭和/響マーク=1990年代〜2000年代前半/現行は向獅子が復活&43%(2008年〜)

🥃 ローヤル(タップで開く)
サントリーローヤルの年代別見分け方インフォグラフィック:「'60」「60」「SR」「プレミアム12年/15年」のラベル表記+向獅子/響マーク+特級の有無から製造時期を推定する早見表
📷 ローヤルの年代別見分け方(早見表)

※豆知識:ローヤルのボトルは漢字「酒」のつくり「酉(とり)」の字をかたどった重厚な角型や(栓は山崎・椎尾神社の鳥居モチーフ=「鳥井」と「鳥居」の掛け言葉)。亀甲模様の角瓶とは別もんやで。

※読み方:ローヤルはラベルの表記(「’60」「60」「SR」など)と向獅子/響マークの組み合わせで世代が分かる銘柄やで。
下は古い順に並べたから、自分のボトルの表記と見比べてな。

  • 「’60」向獅子+特級 → 1960〜1983年頃 【推】
  • 「60」向獅子+特級 → 1983〜1986年頃 【推】
  • 「SR」向獅子+特級 → 1986〜1989年 【推】
  • SR 金枠の向獅子(特級なし) → 1989〜1991年 【推】
  • SR 金枠の響マーク → 1991〜1995年 【推】
  • 「プレミアム12年/15年」表記 → 12年=1995〜97年/15年=1997〜2007年 【推】

💡 いちばんの決め手:向獅子か響か特級の有無。向獅子+特級=〜1989年/金枠の響=1991〜95年/12年・15年表記=1995年以降

🥃 スペシャルリザーブ(タップで開く)
サントリースペシャルリザーブの年代別見分け方インフォグラフィック:首ラベルの世代(白×黒帯→白×赤帯→黒紙)+特級の有無から製造時期を推定する早見表
📷 スペシャルリザーブの年代別見分け方(早見表)
  • 発売 → 1969年(創業70周年記念) 【確】
  • 「特級」表示あり → 1989年3月末まで(昭和) 【確】
  • 首ラベル:白アルミ・黒帯 → 1970年代中頃〜80年代中頃 【推】
  • 首ラベル:白アルミ・赤帯 → 1985年前後〜1987年頃 【推】
  • 首ラベル:黒い紙シール(一体型) → 1987〜1989年3月 【推】

💡 いちばんの決め手:首ラベルの世代(白×黒帯→白×赤帯→黒紙)+特級の有無。※マッサンのリザーブの実例は次の章で見せるで!

🥃 山崎(現行シングルモルト)(タップで開く)
サントリー山崎(現行シングルモルト)の年代別見分け方インフォグラフィック:PURE MALT/SINGLE MALT/JAPANESE表記・特級表示・向獅子マーク・容量から製造時期を推定する早見表
📷 山崎の年代別見分け方(早見表)

※下の見分け方は「山崎12年」だけやなくて、18年・ノンエイジ(NV=熟成年数が書いてないタイプ)など「山崎」全般に使えるで。
なお「ピュアモルト」「シングルモルト」はラベルに書いてある言葉やから、意味は気にせず「どっちが書いてあるか」を見ればOKやで。

  • 山崎ブランド誕生 → 1984年(第1弾が「山崎12年」)【確】
  • 向獅子マーク+特級+760ml → 1980年代中期 【推】
  • 「ピュアモルト」表記+響マーク → 1990年代 【推】
  • 「シングルモルト」表記へ → 2004年頃〜 【推】
  • ラベルに「JAPANESE」(SINGLE MALT JAPANESE WHISKY) → 2018年頃〜の現行 【推】
  • 蒸溜所開設100周年の記念ラベル2023年(開設100周年の記念デザイン・特別ボトル)【確】

💡 いちばんの決め手:マーク(向獅子=80年代/響=90年代)+「JAPANESE」表記の有無(現行)。容量760ml=特級時代

🥃 白州(現行シングルモルト)(タップで開く)
サントリー白州(現行シングルモルト)の年代別見分け方インフォグラフィック:PURE MALT/SINGLE MALT/JAPANESE表記・文字色から製造時期を推定する早見表
📷 白州の年代別見分け方(早見表)
  • 12年=発売 → 1994年5月10日(10年もほぼ同時期の1994年/18年は2006年) 【確】
  • 「ピュアモルト」表記 → 2004年頃まで(以降シングルモルト) 【推】
  • 黒文字・「JAPANESE」なしの旧ラベル → 2018年以前 【推】
  • 緑文字・「SINGLE MALT JAPANESE WHISKY」 → 2021年3月の再販〜現行 【推】

💡 いちばんの決め手:ピュアモルト=2004年頃以前/黒文字でJAPANESEなし=2018年以前/緑文字+JAPANESE=2021年〜現行

🥃 響(参考)(タップで開く)
サントリー響の年代別見分け方インフォグラフィック:年数表記・キャップ色・現行ノンエイジ(ジャパニーズハーモニー/ブレンダーズチョイス)から製造時期を推定する早見表
📷 響の年代別見分け方(早見表)
  • 発売(当初は年数表記なし) → 1989年(創業90周年) 【確】
  • 裏面ゴールドラベル+金キャップ → ノンエイジ期 1989〜2001年 【推】
  • 「17年」表記の開始 → 2001年〜 【推】
  • 12年/17年(終売) → 12年=2015年終売/17年=2018年終売 【確】
  • ジャパニーズハーモニー/ブレンダーズチョイス → JH=2015年・BC=2018年発売(現行ノンエイジ) 【確】

💡 いちばんの決め手:年数表記なし+裏ゴールド+金キャップ=初期(1989〜2001)/「17年」表記=2001年〜/JH・BC=現行ノンエイジ

※各銘柄のもっと細かい年代判定は、ウイスキー専門の愛好家サイトや買取店の解説も参考にしてな。
デザインの実例写真が豊富やで。

📷 実例|うちのサントリーで読んでみた(リザーブ)

理屈が分かったら、実際に読んでみよ。
ワイ(マッサン)の家にあったサントリー スペシャルリザーブで年代を当ててみたで。「特級」+「社名」+「住所」の合わせ技で攻めるのが筋や👇

サントリー スペシャルリザーブ(特級)

サントリー スペシャルリザーブ 特級
手がかり読み取れること
ラベルに「特級」あり1989年3月以前(昭和)で確定
製造者「サントリー」表記(寿屋やない)1963年以降
住所「堂島浜」(「通」なし)1979年以降
向獅子マーク(響マークやない)響マークに替わる前(オールド/リザーブは〜1993年頃)の世代と一致(※コレクター推定)

➡ 読み解き結果:これらを合わせると、だいたい1979〜1989年ごろ(昭和50年代後半〜昭和末期)のリザーブや!記号で日付は出えへんけど、ラベルの3点でここまで時代が絞れる。
これがサントリー流の読み方やで。

特級表記と向獅子
📍 黒帯に「特級」+向獅子マーク
住所 堂島浜
📍 住所「大阪市北区堂島浜2丁目」

🗣️ マッサンの一言(独断・偏見・妄想込み)

自分ちのリザーブが「昭和の終わりごろのボトル」やと分かって、なんや急にロマン感じてもうたわ。
記号でビシッと日付!とはいかへんけど、ラベルの手がかりを一個ずつ拾て年代を絞るのも、推理みたいで楽しいで。
手元のサントリー、まず「特級」と住所を見てみ🔍

📎 公式情報・参考リンク

この記事の仕様・受賞・歴史などの情報は、サントリー公式サイトを参考にしとるで。
最新の価格や仕様は公式で確認してな。

まとめ|「特級」と「社名・住所」を見れば8割わかる

3ステップ、おさらいするで。STEP1|「特級」表示で1989年に一本線(昭和か平成か)。STEP2|「容量」と「社名・住所」で何年代かをグッと絞る。STEP3|「エンブレム」と「レーザーコード」で仕上げ。
いちばん効くのは①「特級」と②社名・住所——この2つの合わせ技で、たいていの年代はだいたい8割方は絞れる
完璧に当てるより、「だいたい○年代やな」と推測する過程を楽しんでな。

🗣️ マッサンの一言(独断・偏見・妄想込み)

サントリーは記号でズバッと日付が出えへんから、最初は「なんや読めへんのか」とガッカリするかもしれん。
でもな、「特級」の2文字を見つけて「これ昭和のボトルや!」って分かった時の嬉しさ、ニヤけずにおられんで。ラベルを読む”探偵”みたいな楽しみがサントリーにはあるねん。
手元のサントリー、まず「特級」を探してみ🔍

📸 年代判定したい時に撮っておきたい 9枚の写真

後で自分で見返す時や、コメント欄で「これ何年代?」って質問する時にも役立つで。
この9枚があれば、たいていの手がかりはカバーできる🥃

① 正面ラベル全景
銘柄・「特級」表示・年数表記が読める全体像
② 裏ラベル全景
製造者名・住所・アルコール度数・容量表示
③ 首(ネック)ラベル
リザーブなど首ラベルの世代が決め手になる銘柄用
④ キャップ上部
金キャップ・ロゴの世代(響など)が判別できる
⑤ 肩のエンブレム アップ
向獅子か響マーク(ドット模様)かの見分けに必須
⑥ 容量・度数表示 アップ
「760ml/43%」など数字がハッキリ読める寄り
⑦ 製造者住所 アップ
「中之島/堂島浜通/堂島浜」の判定に必須
⑧ 裏面のレーザーコード
現行品向け。斜めから光を当てて撮ると読みやすい
⑨ 箱があれば箱の側面・裏面
箱にも年代の手がかり(バーコード・ロゴ)が入っとる

💡 この9枚撮っといたら、コメントで質問する時も答えやすいで。
特に ①②⑤⑦⑧ の5枚があれば、たいてい年代は絞れる🔍

サントリー年代判定 判定前に撮るべき9カット
コメントで年代判定を相談するときも、この9カットがあると答えやすい

よくある質問(FAQ)

Q. サントリーも記号で製造日が分かる?

A. いいえ。
サントリーは公式が記号の読み方を出してへんし、現行品のレーザーコードで分かるのも「年(西暦下1桁)」だけで、月日は読めません。ラベルの表示やデザインで年代を推定するのが現実的です。

Q. いちばん簡単な見分け方は?

A. ラベルの「特級」表示です。
あれば1989年3月以前で(ほぼ)確定。
まずここを見るのが鉄板やで。

Q. 「寿屋」って書いてあるけど、いつのもの?

A. 1963年にサントリーへ社名変更する前の表記なので、かなりの古酒(ヴィンテージ)です。

Q. 容量だけで年代を断定していい?

A. おすすめしません。
容量の切り替え年は銘柄でズレるので「目安」程度に。
特級表示や社名と組み合わせて判断してな。

📖 この記事に出てきた用語(タップで辞典へ)

分からん言葉があったら、ここから用語辞典でサクッと確認してな。

NAS(ノンエイジ)…熟成年数を表記してへんウイスキー。若い原酒と長い原酒を上手に混ぜて、年数より味で勝負しとるんやで。

ブレンデッドモルト…複数の蒸溜所のモルト原酒だけを混ぜたウイスキー。グレーンは入れへんのがポイントやで。

ジャパニーズウイスキー…日本国内で糖化〜瓶詰・3年以上熟成・40%以上が新基準(2024年完全施行)やで。

シングルモルト…単一蒸溜所のモルト原酒だけで作るウイスキー。蒸溜所の個性がそのまま出るんやで。

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