ビッグピートが樽ごと買える|1樽135万5千円・5樽、保管も瓶詰めもダグラスレイン

ビッグピートの樽のヘッド(Linked by UniCask)と、ダグラスレイン倉庫の樽 スコッチ
画像出典:PR TIMES/株式会社UniCask ※画像はイメージです

🛢 ビッグピート Cask(ダグラスレイン × UniCask)

1樽 1,355,000円/いま出とるんは 5樽/販売は 2026年9月2日〜2027年11月30日

この下のボタンは、いつもの 700mlボトルのほうやで。樽やないから安心してな。

ウイスキーの単位が、だんだん大きなってきた。

去年はローソンの棚で缶を見つけて二度見した。今年の8月には缶が2種類に増えて、そのうち黒いほう(クレイジースモーキー9%)の中身が入った200mlのミニボトルまで並んだ。ほんで9月。次は樽や。

2026年9月、ダグラスレインとUniCaskが、アイラのブレンデッドモルトビッグピートの樽を売り出した。しかも買うた樽を家に転がしとくんやのうて、スコットランドの倉庫で寝かせたまま、出来上がったらボトルになって届く仕組みやねん。

【結論】こんな人に刺さるで

  • アイラの煙が好きで、ビッグピートをもう何本も飲んどる
  • 「自分の樽」を持ってみたい、体験ごと買いたい
  • 完成品を選ぶんやのうて、寝かせる時間そのものを楽しみたい
  • 値段と、まだ分かってへんことを両方見てから決めたい人

何が起きたんか|ビッグピートが、樽で棚に並んだ

まずは分かっとることを、そのまま並べるで。

商品ビッグピート(Big Peat)の樽
売っとる場所UniCaskの樽マーケットプレイス(unicask.com
値段1樽 1,355,000円(US$8,614/£6,683/€7,495)
出とる本数5樽(Big Peat #2600001〜#2600005)
販売期間2026年9月2日9時 〜 2027年11月30日9時
買うたあとの保管ダグラスレイン社の倉庫。そのまま熟成が続く
瓶詰め熟成が終わったらダグラスレイン社が瓶詰めして、持ち主に届ける
所有・管理UniCask(ブロックチェーンで「誰がどの樽を持っとるか」を記録)

※値段と本数と販売期間は、UniCaskのサイトで2026年9月13日に確認した数字や。UniCaskの「特定商取引法に基づく表記」では、商品の値段は消費税を含んだ内税表示になっとるで。
※サイトでは値段を見るのにログインが要るで。

流れにすると、こうやな。

① 樽を買う
② 樽はスコットランドのダグラスレインの倉庫に置いたまま、寝続ける
③ 熟成が終わったら、ダグラスレインが瓶詰めする
④ ボトルになって、自分のところへ届く

「樽を買う言うても、どこに置くねん」と一瞬思うやんか。そこは持ち主が悩まんでええようになっとる。運ぶんも、倉庫を探すんも、瓶詰めの手配も、ぜんぶ向こう持ちや。

ダグラスレイン社の倉庫に積まれた樽と、手前に置かれたビッグピートの樽
買うた樽は、この倉庫に置かれたまま寝続ける(画像出典:PR TIMES/株式会社UniCask ※画像はイメージです)

🗣️ マッサンの一言

ワイ、この話を見たときにまず思い浮かんだんが、去年ローソンの棚で缶を見つけたときの自分やねん。438円で焚き火の匂いが立ちのぼって、その場が急にバーになった。あれと同じ顔したおっちゃんが、今度は135万円で樽になって出てきたわけや。一缶から一樽まで、ようここまで伸びたなぁ。🥃

ここ大事|値段は出とる。けど、肝心のとこが出てへん

値段が分かったんはええ。ただ、ウイスキーとして知りたいことは、ほとんど発表されてへんのが正直なとこや。

❌ デメリット

  • 樽の種類が分からへん:バーボン樽なんか、シェリー樽なんか、ダグラスレインからもUniCaskからも出てへん。ここで味の方向がまるっきり変わる
  • 樽の大きさが分からへん:ホグスヘッドなんかバットなんかで、出来上がる本数が倍ちがう。せやから「1本あたりいくら」も計算できひん
  • いま何年寝とるんか分からへん:あと1年なんか、あと10年なんかで、待つ時間も味も別モンになる
  • いつ瓶詰めするんか分からへん:「熟成を終えた後」としか書かれてへん。誰がいつ決めるんかは発表されてへん
  • 135万円は、けっこうな金額や:しかも中身を先に味見するわけにはいかん。ここは正面から見といたほうがええ

ほんで、もうひとつ気をつけたいとこがあるねん。

ビッグピートの通常版については、アードベッグ・カリラ・ボウモア・ポートエレンといった名前がダグラスレインから公表されとる。せやけど今回の樽の中身のレシピは、そことは別の話や。「この樽にも4つぜんぶ入っとる」とは、いまの発表からは言えへん。

ワイはこういう話になったらすぐ妄想を始めるクチやねんけど、今回は材料が足らん。樽の種類が出た瞬間が、妄想のはじまりやな。

そもそもビッグピートって何モンや?

ビッグピートは、ブレンデッドモルト(※2つ以上の蒸溜所のモルトウイスキーだけを混ぜたもの。グレーンウイスキーは入れへん)っちゅう種類のウイスキーや。しかも混ぜとるんはアイラ島のモルトだけ。ダグラスレインが手がけとる看板ブランドのひとつやで。

通常版のスペックはこんな感じや。

種類アイラ・ブレンデッドモルト(Remarkable Regional Maltsシリーズ)
度数・容量46%・700ml
仕様無着色・ノンチルフィルタード(※冷やして濾す工程をせえへん造り)
造っとる会社ダグラスレイン社(1948年グラスゴー創業・いま3代目の家族経営)

おもろいんは、入っとるモルトそれぞれに役割があると説明されとることや。

蒸溜所 担っとる役目
カリラ甘さを持ち込む
ボウモア全体のバランスを取る
アードベッグ薬品っぽさと土っぽさを足す
ポートエレン優雅さを添える

ポートエレンは1983年に閉まった蒸溜所や。2024年3月に建て直されて動き出したんやけど、スコッチを名乗るには3年寝かさなあかんから、いま飲めるポートエレンは閉鎖前の原酒っちゅうことになる。その貴重なやつが「などを含む」の中に、しれっと座っとるわけや。

味はどんな感じなん?

ビッグピート(通常版・46%)

📜 📕 ダグラスレインの公式ノート

香り:フレッシュで塩気があり、クリーンに開く。そこからピートで乾かした甘いモルトへ。
味わい:灰、甘いタール、砂浜、煙を上げる煙突。
余韻:長く続く。塩気のある甘酸っぱいリコリス、煙、焚き火の灰、そしてフェノールの質感。

🗣️ 🗣️ マッサンの感想

ワイが飲んどるんは、8月にローソンで出た缶2本と、その黒缶の中身が入ったクレイジースモーキーエディション(200ml・46%)、ほんで15周年の赤ワイン樽フィニッシュ(50%)の4本や。200mlのほうは、香りは意外とおとなしいのに、口に入れたら土っぽい煙がズッシリ来た。同じ「ビッグピート」の看板でも、樽と度数がちょっと変わるだけで顔がガラッと変わるんやな。それが分かっとるから、今回の樽の中身が余計に気になるわけや。

※上の青いノートは通常版ボトルのもんや。今回売り出された樽のノートやないで。

🗣️ マッサンの一言

おんなじ看板でも、樽がちがうだけで別人みたいになるんがビッグピートのおもろいとこやねん。15周年の赤ワイン樽を飲んだときは、いつものアードベッグ寄りの顔やのうて、ボウモアみたいな華やかさが出てきて驚いたわ。せやから今回も、まず知りたいんは値段より「何の樽やねん」のほうや。🥃

UniCaskって何をしとる会社なん?

UniCaskは、ウイスキーやラムの樽の「所有と保管の情報」をデジタルで管理しとるサービスや。ブロックチェーンっちゅう技術を使うて、誰がどの樽を持っとるかを記録しとる。

ブロックチェーンと聞くと身構えるけど、ざっくり言うたら「書き換えにくい名簿を、みんなで同じもんを持ち合う」仕組みやと思うたらええ。町内会の名簿を1冊だけ会長が持っとったら、無くしたら終わりやろ。そうやのうて、同じ名簿を全員が持っとるから誰も勝手に書き換えられへん、っちゅう話やねん。

今回の役割分担はこうや。

✅ メリット

  • 所有と管理:UniCask。「この樽は自分のもんや」という記録を持つ
  • 保管と熟成:ダグラスレイン社の倉庫。移す必要も、自分で倉庫を探す必要もない
  • 瓶詰めと発送:ダグラスレイン社。熟成が終わったら瓶に詰めて、持ち主へ届ける

ほんで、ひとつ書いとくで。今回のビッグピートの発表で前に出とるんは「樽を持って、熟成を見守って、最後に自分のボトルで受け取る」体験のほうや。利回りや買い取り保証の話は出てこーへん。

ただ、UniCaskというサービス自体は、買うた樽をマーケットプレイスで売れること、値上がりの可能性があることを案内しとる。そこは分けて見といたほうがええな。この記事では儲かるかどうかやのうて、ビッグピートを一樽持つ遊びとして見ていくで。

💰 ビッグピート(700mlボトル)の最安値をチェック

価格は時期で変動。購入前に複数サイト比較を。

まとめ|缶の次が樽やとは思わんかった

2026年のビッグピートは、日本での動きがなかなか激しい。8月にローソンで缶が2種類、同じ日にミニボトル。ほんで9月に樽や。

一杯を飲むんやのうて、そのウイスキーが樽の中で変わっていく時間ごと持つ。ボトルを集めるんとは、また別の遊びやな。

ただ、ワイがほんまに知りたいとこは、まだ出てへん。その樽は何の樽で、いま何年で、あと何年寝かせるんか。ここが分かったら、一気に話がおもろなる。続きが出たら追いかけるで。

🗣️ マッサンの一言

ピートおじさんが、缶から樽まで来てもうた。135万円は気軽に出せる金額やないし、中身の情報もまだ足らん。それでも、あのラベルの顔がスコットランドの倉庫で何年も寝とって、それが自分の樽やと思たら、ちょっと想像してまうやろ。そういう買いもんが世の中にあってもええと思うわ。🥃

🥃 ビッグピートを手に入れる

まずは700mlのボトルから。アイラの煙だけを集めた一本や。

🥃 ウイスキー専門店でも探す

品揃え豊富な専門店なら、レア銘柄や限定品も見つかりやすいで。価格を比べる時の選択肢に入れてみてな。
武川蒸留酒販売(山梨の洋酒専門店・品数豊富でコスパ◎)
MALKS(モルクス)(ベルーナ運営・希少/限定ボトルに強い)

📰 当サイトのガイド記事:ウイスキーを安く買う方法|5大通販ショップの賢い選び方

よくある質問

Q. 樽を買うたら、家に届くん?
A. 届かへん。買うたあとも樽はダグラスレイン社の倉庫に置いたままや。熟成が終わったらダグラスレインが瓶詰めして、ボトルの形で持ち主のところへ届く仕組みやで。

Q. 何本ぶんのウイスキーになるん?
A. それが今は出せへんのや。樽の大きさが発表されてへんからな。ウイスキーの樽はホグスヘッドで約250リットル、バットならもっと大きい。どれかで本数が倍ほどちがうんで、「1本あたりいくら」は計算せんとくで。

Q. 味は通常版のビッグピートと同じなん?
A. 同じとは言えへん。通常版のレシピは公表されとるけど、今回の樽の中身については発表されてへん。度数も、瓶詰めのときにどうするかは発表されてへん。ここは続報待ちやな。

Q. ビッグピートを試すなら、まず何から?
A. 700mlの通常版(46%)が入口や。アイラの煙がどんなもんか知りたいだけなら、缶のハイボールから入るんも手やで。

公式情報・参考リンク

📰 公式の発表

株式会社UniCask「ダグラスレイン×UniCask、世界で愛される『ビッグ・ピート』の樽を販売開始」(2026年9月3日)
UniCask(樽の一覧・値段・販売期間。値段はログインしたら見られるで)
Douglas Laing「Big Peat」(46%・70cl・無着色・ノンチル・構成モルトの役割・公式テイスティングノート)

※値段・在庫・販売期間は2026年9月13日に確認したもんや。最新情報は必ず公式サイトで確かめてな。

📖 この記事に出てきた用語(タップで辞典へ)

分からん言葉があったら、ここから用語辞典でサクッと確認してな。

ピート/ピーテッド…泥炭(ピート)で麦芽を燻して付ける、焚き火や正露丸みたいなスモーキーな香りのことや。

ノンチルフィルタード…冷やして白濁のもとになる成分を濾す工程をあえてせん造り。その成分が残りやすいから、冷やしたり加水したりすると白う濁ることがある。傷んだんやないで。味に厚みが出るともよう言われとる。

シェリー樽…スペインの酒精強化ワイン「シェリー」を熟成させた樽や、ウイスキー用にシェリーで風味づけ(シーズニング)した樽。中身のシェリーの種類で味の向きが変わるんや。

ホグスヘッド…約250Lの中くらいの樽。バーボン樽をバラして組み直して作られることが多いサイズで、スコッチの熟成では定番やで。

フィニッシュ(追熟)…熟成の仕上げに、別の樽へ移して短期間寝かせること。最後にその樽の風味を上乗せする技や。

ブレンデッドモルト…複数の蒸溜所のモルト原酒だけを混ぜたウイスキー。グレーンは入れへんのがポイントやで。

バーボン…アメリカ生まれのウイスキー。コーン51%以上+焦がした新樽(バレル)熟成が主な条件やで。

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