13万円超えのウイスキーの説明に、BBQスペアリブが出てくる。
アードベッグの新作「Y2K 25年」の公式テイスティングノートや。ほかにも、パプリカ、マスタードシード、スイートチリ、ライムのピクルス、炭。もう献立表やんか。
2000年に蒸留した原酒を25年寝かせて、最後はスペインの赤ワイン樽で仕上げた一本。3年続いた「Y2K」シリーズの最終章や。
2026年9月24日(木)に発売された。希望小売価格は13万7,940円(税込)。
※これは公開情報をもとに書いた妄想レビューやで。

【結論】この一本の見どころ
- ✅2000年に蒸留された原酒だけを使う「Y2K」シリーズの第3弾・最終章
- ✅仕上げはスペイン「ボデガ・ヌマンシア」のテンプラニーリョ赤ワイン樽。モエ ヘネシー傘下の別ブランドと組むんは、アードベッグ初
- ✅公式ノートにBBQスペアリブ・パプリカ・マスタード・炭。赤ワイン樽=甘いベリー、では終わらへん
- ✅25年熟成・48%・ノンチルフィルタード(※冷却ろ過をせえへん仕立て)
- ✅3本そろうと青・緑・赤=光の三原色になるパッケージ。そこまで含めての「完結」や
アードベッグ Y2K 25年(700ml・48%)
希望小売価格:137,940円(税込)
2026年9月24日(木)発売・数量限定。コミッティーストアの抽選は締め切られとる。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | アードベッグ Y2K 25年 |
| 蒸溜所 | アードベッグ蒸溜所(スコットランド・アイラ島) |
| 種類 | アイラ シングルモルト スコッチウイスキー |
| 蒸留年・熟成 | 2000年蒸留・25年熟成(ラベル表記は YEAR FILLED 2000/YEAR BOTTLED 2025) |
| 熟成樽 | バーボン樽、テンプラニーリョ樽(赤ワイン) |
| 容量・度数 | 700ml・48% |
| 色合い | 淡く、赤みを帯びた黄金色 |
| 希望小売価格 | 125,400円(税別)/137,940円(税込) |
| 発売日 | 2026年9月24日(木)・数量限定 |
| 販売先 | アードベッグ コミッティーストア(抽選)、全国酒類販売店 |
そもそも「Y2K」ってなんやねん
Y2Kっちゅうのは、2000年問題のことや。
「西暦2000年になった瞬間、世界中のコンピュータが誤作動するんちゃうか」——1999年の年末、みんなでソワソワしとったアレやな。
そのミレニアムの年に蒸留された原酒だけを使うのが、この「Y2K」シリーズや。2023年に始まって、23年・24年・25年と3本出た。
ほな、なんで2000年なんか。アードベッグにとって2000年は、蒸溜所が生き返った時期を象徴する年やねん。
グレンモーレンジィ社に買収されて設備の改装が整い、ようやく勢いを取り戻したころや。
ほんで、この原酒、いっぺん行方が分からんようになっとってん。
2000年、ささいなミスで数樽のバッチが遠く離れた熟成庫へ送られてしもた。その樽が、長い時を経てひょっこり見つかったんや。
それ以来、ビル・ラムズデン博士がこの原酒の行く末を考え続けて、生まれたんがY2Kシリーズ。手違いで迷子になった樽から始まったウイスキーやねん。ロマンあるやんか。
おまけにアードベッグは「ウイスキーはソフトウェアと同様に、時にアップグレードが必要である」と言うて、今回を2000年から2025年へのアップグレードと呼んどる。2000年問題から名前を借りて、最後はアップグレードで締める。洒落とるやんか。
さらに第1弾・第2弾の案内では、この2000年蒸留原酒は2001年に引退するまで51年間使われたポットスチルが生んだ、最後期のスピリッツと説明されとる。
51年働いた蒸留器が、引退まぎわに残した原酒。それが樽の中で25年待っとったわけや。もう増えへん原酒っちゅうのは、こういうことやねん。
青・緑・赤|3本そろって三原色が完成する
このシリーズ、パッケージの遊びが効いとる。
デジタル画面をつくるRGB(光の三原色)がコンセプトになっとって、今回の25年でそれが完結する、と案内されとるんや。

キャッチコピーまでパソコン用語で通しとる。23年が「A GLITCH IN THE ARDWARE」、24年が「A_SWITCH_TO AMONTILLADO SHERRY」、そして25年が「CASK_PROTOCOL COMPLETED」。
最後は「完了しました」で締める。粋やんか。
中身のほうも、ちゃんと3本で別の顔を見せてくる。
| 項目 | Y2K 23年 | Y2K 24年 | Y2K 25年 |
|---|---|---|---|
| 発売日 | 2024年10月23日 | 2025年9月18日 | 2026年9月24日 |
| 度数 | 46% | 47.8% | 48% |
| 樽 | バーボン樽+オロロソシェリー樽 | バーボン樽+アモンティリャードシェリー樽 | バーボン樽+テンプラニーリョ赤ワイン樽 |
| 価格(税込) | 121,000円 | 127,600円 | 137,940円 |
| 公式ノートの言葉から | アマニ油・レモンバルサム・トフィー・コーヒー・タール | トフィー・アーモンド・アンティークレザー・コールタール | カシス・ダークチョコ・BBQリブ・パプリカ・炭 |
1本目がオロロソ、2本目がアモンティリャード。ここまではシェリー樽の兄弟や。
ほんで最後、シェリー樽から離れて赤ワイン樽に飛んだ。
ワイ、ここがめっぽう好きやねん。「25年やからもっと熟成させました」で終わらせんと、最後に樽の方向まで変えてきよった。三部作の締めくくりに、いちばん読めん一手を打ってきた感じやな。
ここから先は、ワイの妄想やけどな。
23年は青で「GLITCH(誤作動)」。昔のパソコンが固まったときの真っ青なエラー画面みたいで、2000年問題にはよう似合う。
24年は緑で「SWITCH」。樽もオロロソからアモンティリャードへ切り替わった。
ほんで25年は赤で「COMPLETED(完了)」。しかも中身まで赤ワイン樽や。
もうひとつ。RGBはふつうR(赤)→G(緑)→B(青)の順で書く。それをこのシリーズはB→G→Rと逆から埋めて、最後に赤を持ってきた。
青=誤作動、緑=切り替え、赤=完了。ここまで重なると、ワイには偶然に見えへんのよな。
今回の樽|スペインの名門ワイナリーと初タッグ
ビル・ラムズデン博士が最後の樽に選んだんが、スペインのワイナリー「ボデガ・ヌマンシア」のテンプラニーリョ赤ワイン樽や。
※テンプラニーリョ=スペインを代表する黒ぶどうの品種。ボデガ・ヌマンシアのあるトロ地方では「ティンタ・デ・トロ」と呼ばれる系統が使われとる。
おもろいんが、この組み合わせの背景やねん。ボデガ・ヌマンシアも、アードベッグも、どっちもモエ ヘネシーの傘下や。つまり同じ会社の中でのコラボレーションで、アードベッグとしては初めての試みと案内されとる。
ただし、ここは気をつけたいところ。「そのワインの味がそのままウイスキーに移る」わけやない。25年寝た原酒、バーボン樽で過ごした時間、最後の赤ワイン樽。全部が混ざって出てくる味やからな。
実際、公式のノートを読んだら「赤ワイン樽=甘いベリー」なんて、かわいい話では全然終わってへんかった。
🍷 妄想テイスティング
👃 香り
📕 公式テイスティング
繊細なスモーキーさ、スモークしたカシス、チリチョコレート、そして熟成したバルサミコ酢の好奇心をそそる香りがほのかに漂う。数滴の水を加えると、香ばしいオイリーさ、クレオソート、スモークパプリカのニュアンスが現れる。
🗣️ マッサンの妄想
「スモークしたカシス」——この一言だけで、もう普通の赤ワイン樽やないと分かるやんか。果実そのものやのうて、燻された黒い果実や。そこへチリチョコとバルサミコが混ざるんやから、鼻を近づけただけで結構な情報量やと予想するで。25年寝たスモークと、この濃い果実がグラスのなかでどう重なっとるんか。そこがいちばん気になるところやな。
👅 味わい
📕 公式テイスティング
リッチでスパイシー、そしてスモーキー。挽いたコーヒー豆、ダークチョコレート、スモークフルーツの風味に、BBQスペアリブのニュアンスが加わる。メントール、ユーカリといったアードベッグらしい薬品のニュアンスとともに、パプリカ、マスタードシード、スイートチリが感じられる。
🗣️ マッサンの妄想
やっぱりBBQスペアリブやな。13万円超えのウイスキーの説明に、まさか肉が出てくるとは思わんかったで。ワイの妄想では、口に入れた瞬間はカシスの甘酸っぱさ。そこからコーヒーとダークチョコの苦みが立ち上がって、後半で煙とスパイスがまとめて押し返してくる。甘い・苦い・煙い・辛いが順番に来るんやのうて、いっぺんに来るタイプやと思うねんな。
🏁 余韻
📕 公式テイスティング
長く続くピリッとした余韻は、ライムのピクルスや炭を彷彿とさせる。
🗣️ マッサンの妄想
ライムのピクルスて。最後まで素直に終わらせてくれへんな。濃いチョコと黒い果実が引いたあとに、酸っぱさと塩気がすっと差し込んで、締めは炭。ワイの頭の中では「火の落ちかけたコンロの横で、ライムをぎゅっと絞った」みたいな絵になっとる。年取ってもアードベッグはアードベッグ、っちゅうことやろな。
🗣️ マッサンの一言
25年熟成と聞いたら、ふつうは落ち着いてまとまった味を想像するやんか。それがこれ、公式のノートを読むほど賑やかになっていくねん。カシス、チョコ、コーヒー、BBQリブ、パプリカ、マスタード、炭。長熟のくせに落ち着く気配がまったくない。行儀ようテーブルに座っとるフリして、テーブルの下で足でリズム取っとるタイプやと思うで。
これ、赤ワイン樽やのうて「BBQ樽」ちゃうか
赤ワイン樽と聞いたら、ベリー系の甘酸っぱい味を想像するやんか。
ところが公式ノートに出てくるんは、BBQスペアリブ、パプリカ、マスタードシード、スイートチリ、炭。
赤ワイン樽の話を聞きに来たはずが、気づいたら焼き台の前に立たされとる。
甘い赤ワイン樽仕上げでは終わらなさそうなんが、この一本のいちばんおもろいところやと思うで。

ええとこと、気になるとこ
✅ メリット
- ✅もう増えへん原酒:2000年蒸留。シリーズ第1弾・第2弾の案内では、51年働いて引退したポットスチルの最後期のスピリッツと説明されとる
- ✅モエ ヘネシー傘下ブランドとの初コラボ:ボデガ・ヌマンシアのテンプラニーリョ赤ワイン樽でフィニッシュ
- ✅味の景色がとにかく広い:黒い果実から肉、スパイス、炭まで。読んどるだけで飲みたなる公式ノートや
- ✅三部作がここで完結する:青・緑・赤。集めとる人には、これが最後のピースになる
❌ デメリット
- ❌137,940円:ふらっと買える金額やない。ここは正面から書いとくで
- ❌数量限定:コミッティーストアの抽選(1人1本・17時間だけ)は締め切られた。あとは全国の酒類販売店の在庫が頼りや
- ❌甘い果実系を期待すると方向がちがう:公式ノートはスパイスと煙と肉に寄っとる
- ❌味の予想がしにくい:25年熟成の原酒にテンプラニーリョ樽。過去の赤ワイン樽アードベッグと、そのまま比べられる仕様やない
🗣️ マッサンの一言
値段も、17時間で締め切られた抽選も、気軽に「買うてみ」とは言われへん一本や。せやからワイの作戦は、バーの棚で見つけたら迷わず一杯だけ頼むこと。もし23年・24年と3本並んどったら、青・緑・赤の飲み比べや。そんな夜が来たら、しばらく自慢させてもらうで。
おすすめの飲み方
ワイなら、まず常温のストレート。そのあと数滴だけ水を落としてみたい。
アードベッグ自身、数滴の水でクレオソートやスモークパプリカが顔を出すと書いとるからな。
買い方|コミッティーストアの抽選は17時間で締め切り
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申込期間 | 9月24日(木)19:00 〜 9月25日(金)12:00 |
| 当選連絡 | 9月28日(月)にメールで |
| 発送 | 9月29日(火)以降に順次発送。10月中旬までにお届け完了の予定 |
| 本数 | 1人1本まで |
| 価格 | 137,940円(税込・送料別) |
| その他 | 全国の酒類販売店でも数量限定で販売 |
コミッティーストアの限定品に申し込むには、アードベッグ コミッティーへの登録が要る。20歳以上なら誰でも入れて、会費は無料や。
Y2K 25年の抽選は17時間だけやった。次の限定品を狙うんやったら、先に登録だけ済ませとくのが確実やな。
🥃 ウイスキー専門店でも探す
品揃え豊富な専門店なら、レア銘柄や限定品も見つかりやすいで。価格を比べる時の選択肢に入れてみてな。
▶ 武川蒸留酒販売(山梨の洋酒専門店・品数豊富でコスパ◎)
▶ MALKS(モルクス)(ベルーナ運営・希少/限定ボトルに強い)
📰 当サイトのガイド記事:ウイスキーを安く買う方法|5大通販ショップの賢い選び方(武川・MALKS・Amazon・楽天・Yahoo!の徹底比較)
まとめ
アードベッグ Y2K 25年は、2000年に蒸留された原酒を25年育てて、最後にテンプラニーリョの赤ワイン樽で仕上げた三部作の完結編や。
公式ノートには、カシスやダークチョコだけやなく、BBQスペアリブ、パプリカ、マスタード、炭まで出てくる。
ワイの妄想では、甘い赤ワイン樽アードベッグやのうて、黒い果実とBBQと煙が同じ皿に乗った、25歳の変わり者になっとる。
13万7,940円。数字だけ見たら、完全に別世界の話や。せやけどこのボトルが背負っとる物語は、そこで片付けるにはもったいないと思うで。
🗣️ マッサンの一言
青、緑、赤。3年かけて三原色をそろえて、樽もオロロソ→アモンティリャード→赤ワインと変えてきた。しかも締めがいちばん予想しにくい樽やんか。ここまで筋を通されたら、飲む前から拍手したなるわ。25年寝てもまだ新しい顔を見せてくるアードベッグ、ほんまに飽きさせへんな。
よくある質問
Q1. 「Y2K」ってどういう意味なん?
2000年問題のことや。Y2Kは「Year 2000」の略で、Yが Year、2Kが2000(Kは1000を表す)。このシリーズは2000年に蒸留された原酒だけを使うから「Y2K」やねん。
Q2. 23年・24年とは、どこがちがうん?
いちばん大きいんは仕上げの樽や。23年がオロロソシェリー樽、24年がアモンティリャードシェリー樽、25年がテンプラニーリョ赤ワイン樽。
度数も46%→47.8%→48%と、1本ずつ上がっとる。原酒はどれも2000年蒸留や。
Q3. 抽選に外れたら、もう買われへんの?
コミッティーストアの抽選のほかに、全国の酒類販売店でも数量限定で売られとる。
ただ、店ごとに先着か抽選か、店頭かネットかは変わる可能性があるで。気になる店があるなら、在庫があるか直接聞いてみるのが早いと思う。
あと、こういうボトルはバーで1杯から出会えることがある。1本まるごとやのうて、まず一杯——これも立派な選択肢やで。
公式情報・参考リンク
📰 アードベッグ・モエ ヘネシー ジャパンのプレスリリース・公式サイト
- PR TIMES:『アードベッグ Y2K 25年』2026年9月24日(木)より数量限定販売(モエ ヘネシー ジャパン)
- アードベッグ公式:Y2K 25年 商品ページ(抽選の日程もここ)
- PR TIMES:『アードベッグ Y2K 24年』2025年9月18日(木)より数量限定発売
- PR TIMES:「アードベッグ Y2K 23年」2024年10月23日(水)より数量限定発売
※この記事の写真は画像出典:PR TIMES(モエ ヘネシー ジャパン株式会社)。
価格・スペック・発売情報は本記事執筆時点のもの。最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
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分からん言葉があったら、ここから用語辞典でサクッと確認してな。
ノンチルフィルタード…冷やして白濁のもとになる成分を濾す工程をあえてせん造り。その成分が残りやすいから、冷やしたり加水したりすると白う濁ることがある。傷んだんやないで。味に厚みが出るともよう言われとる。
シェリー樽…スペインの酒精強化ワイン「シェリー」を熟成させた樽や、ウイスキー用にシェリーで風味づけ(シーズニング)した樽。中身のシェリーの種類で味の向きが変わるんや。
オロロソ(シェリー樽)…酸化熟成でつくる辛口のシェリー。この樽で寝かせたウイスキーに、ドライフルーツ・ナッツ・黒糖みたいなコクのある風味が移るで。
アモンティリャード…フィノとオロロソの中間のシェリー。甘さ控えめで、栗やナッツの香ばしさがあるで。
バーボン…アメリカ生まれのウイスキー。コーン51%以上+焦がした新樽(バレル)熟成が主な条件やで。
スコッチ…スコットランド産・3年以上熟成のウイスキー。世界5大ウイスキーの主役で樽芸術の本場や。
シングルモルト…単一蒸溜所のモルト原酒だけで作るウイスキー。蒸溜所の個性がそのまま出る。


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