【イチローズモルト 秩父 ダブルディスティラリーズ レビュー】2025年新版・100%秩父産2蒸溜所の融合・リーフシリーズの真打ち

ブレンデッド

イチローズモルトのリーフシリーズには、葉っぱのラベル色で見分けられる3本のラインナップがあります。赤リーフ=ワインウッドリザーブ黄リーフ=ミズナラウッドリザーブ、そして今回ご紹介する緑リーフ=ダブルディスティラリーズ(DD)です。

そして、このダブルディスティラリーズは2025年11月に大きなリニューアルを迎えました。旧版は「秩父蒸溜所+羽生蒸溜所」のブレンデッドモルトでしたが、羽生原酒の枯渇と秩父第2蒸溜所(2019年稼働)の熟成原酒の充実を背景に、新版は「秩父第1蒸溜所+秩父第2蒸溜所」という100%秩父産の構成に生まれ変わりました。本記事では、この最新版の魅力を、香り・味わい・他リーフシリーズとの比較・最適な飲み方まで、本音で正直にレビューしていきます。

イチローズモルト 秩父 ダブルディスティラリーズ

イチローズモルト 秩父 ダブルディスティラリーズ(700ml・46%)

参考価格:¥12,000〜¥15,000前後

【結論】こんな人におすすめ

  • 100%秩父産の最新ジャパニーズクラフトを試したい人
  • 秩父第2蒸溜所(2019年稼働)の原酒に興味がある人
  • リーフシリーズを揃えたい人(赤・黄・緑の3本コンプリート)
  • 2つの蒸溜所の個性が織りなす複雑な味わいを楽しみたい人
  • ストレートで「2つの秩父の出会い」を堪能したい人
  • 歴史の節目に立ち会いたいウイスキーファン(旧版から新版への大転換)

基本情報

項目 内容
商品名イチローズモルト 秩父 ダブルディスティラリーズ(DD)
カテゴリーブレンデッドモルトジャパニーズウイスキー
原産国日本(100%秩父産)
蒸溜所秩父第1蒸溜所(2008年稼働)+秩父第2蒸溜所(2019年稼働)
熟成年数NAS(ノンエイジ)
アルコール度数46%
容量700ml
第1蒸溜所の特徴伝統的な樽構成(ミズナラ樽含む)・ポットスチル蒸溜
第2蒸溜所の特徴フレンチオーク発酵槽・ガス直火蒸溜(より力強い原酒)
仕様ノンチルフィルタード・ナチュラルカラー
リリース時期新版:2025年11月リリース
製造株式会社ベンチャーウイスキー
参考価格¥12,000〜¥15,000前後(定価¥8,800)

【重要】2025年11月新版と旧版の違い

項目 旧版(〜2025年) 新版(2025年11月〜)
原酒構成秩父蒸溜所+羽生蒸溜所秩父第1蒸溜所+秩父第2蒸溜所
産地2地域のブレンド100%秩父産
ラベル通常表記「秩父」を強調した新ラベル
背景羽生原酒のストック前提羽生原酒の枯渇+秩父第2の熟成原酒充実

新版は単なるラベル変更ではなく、原酒構成そのものが変わった大きなリニューアルです。秩父蒸溜所が長年構想してきた「秩父第2蒸溜所の本格デビュー」を世に問う一本でもあり、ジャパニーズクラフトウイスキー史の節目となるリリースと言えます。市場には新旧両方が混在しているので、購入時はラベル・商品説明をよく確認することをおすすめします。

新ボトルの見分け方

🔍 新版か旧版かを確認するポイント

  • ラベルの「CHICHIBU」の文字:新版では「CHICHIBU」の文字がより力強く強調されています。旧版に比べて視覚的に「秩父」のブランドを前面に出した設計です。商品画像でラベルの「CHICHIBU」の存在感を確認するのが、もっとも分かりやすい見分け方です。

EC通販サイトで購入する際は、商品ページに「秩父第1×秩父第2」「100%秩父産」「2025年11月リリース」などの記述があるか確認することで、新版を確実に手に入れられます。商品画像で「CHICHIBU」の文字の強調具合をチェックするのも有効です。

テイスティングノート(香り・味わい・余韻)

香り(ノーズ)

グラスに鼻を近づけた瞬間、まず立ち上がるのは洋ナシと熟したリンゴのフルーツ感。続いてはちみつとバニラの甘さが重なり、奥には第1蒸溜所のミズナラ樽由来とおぼしき香木のニュアンス、そして第2蒸溜所のガス直火蒸溜由来のオイリーで力強い香りがじわじわと立ち上ってきます。

非常に立体的な香り立ちで、「2つの蒸溜所の個性がぶつかり合いながら手を握り合っている」ような複雑さがあります。46度の度数のわりに刺激的なアルコール感はなく、ふわっと開いていく香りに思わず時間を忘れます。

味わい(パレット)

口に含むと、まずはちみつとキャラメルの甘さが舌の上に広がります。続いて中盤からは第2蒸溜所由来の力強くオイリーなボディが顔を出し、第1蒸溜所のエレガントなフルーティさを下支えする構図。バニラ、洋ナシ、熟したリンゴ、そしてほんのりと香木のニュアンスが層になって押し寄せます。

後半にかけては、ガス直火蒸溜らしいスパイシーさ(黒胡椒・シナモン)も顔を出し、決して甘いだけにならない。「秩父第1の繊細さ × 秩父第2の力強さ」の融合は、これまでのイチローズモルトにはなかった新しい味わい。100%秩父産だからこそ実現できた、秩父蒸溜所の現在地を示す一本です。

余韻(フィニッシュ)

余韻は長め。甘さがゆっくり退いた後、ミズナラのほんのりとした香木感とガス直火由来のスパイシーさが口の奥にしっかりと残ります。最後はビター系のチョコレートのような苦味が引き締めてくれて、深呼吸して鼻から抜ける香りで「もう一杯」と思わせる仕上がり。何度飲んでも複雑さに気づきがある、これぞクラフトウイスキーという余韻です。

🗣️ マッサンの一言(独断・偏見・妄想込み)

これなぁ、新版飲んだ瞬間「秩父さん、いよいよ自信持って世に出してきたんやな」って震えたわ。羽生さんの原酒に頼らへんで、自分とこの第1と第2だけで勝負しに来てる。第2蒸溜所のオイリーで力強い味が、第1の繊細さをしっかり支えてくれてるから、絶妙のバランスやねん。100%秩父産っていう響きだけで胸が熱くなるで〜。

メリット

✅ メリット

  • 100%秩父産という稀少性:秩父第1+秩父第2の100%秩父構成は、他では味わえない一本
  • 2つの蒸溜所の個性の融合:第1の繊細さ×第2の力強さで、複雑な層が楽しめる
  • ジャパニーズクラフト史の節目の一本:秩父第2蒸溜所の本格デビューを物語る歴史的リリース
  • 46度のしっかりボディ:複雑な味わいを支えるしっかりした骨格
  • ノンチル・ナチュラルカラー:余分な処理なし、原酒本来の風味がそのまま

デメリット

❌ デメリット

  • 価格が定価¥8,800に対し実勢¥13,000〜¥15,000:プレミア感が強く、定価で買うのは難しい
  • 新旧の見分けが必要:市場には旧版(秩父+羽生)と新版(秩父第1+第2)が混在しており、購入時は注意
  • 羽生ファンには寂しい変化:羽生原酒の使用が終わったため、旧版の独特の味わいはもう手に入らない
  • ハイボールには勿体ない:複雑な層が炭酸で薄れがち。ストレート向きの一本
  • 流通量が安定しない:人気銘柄ゆえ、品薄や価格高騰になることも

🗣️ マッサンの一言(独断・偏見・妄想込み)

「羽生ファンには寂しい」って書いたけど、これ秩父さんも苦渋の決断やと思うで。原酒には限りがある。だからこそ自分とこで2つ目の蒸溜所建てて、何年も寝かせて、こうやって新版を出してきた。これは「終わり」やなくて「次の物語の始まり」や。値段が¥13,000台になるんも、新時代の秩父を体験する入場料やと思えば、ワイは安いと思うで〜。

リーフシリーズ3本の比較

銘柄 リーフ色 参考価格 キャラクター
ダブルディスティラリーズ(DD)新版緑リーフ¥12,000〜¥15,000秩父第1+第2の融合・複雑な層・歴史の節目
ワインウッドリザーブ(WWR)赤リーフ¥9,000〜¥12,000勝沼の赤ワイン樽・ベリー&フローラル
ミズナラウッドリザーブ(MWR)黄リーフ¥9,000〜¥14,000ミズナラ樽再熟成・伽羅&白檀+軽い燻香

同じリーフシリーズでも、それぞれ全く違う方向性を持っています。赤リーフ=ワインウッドリザーブは赤ワイン樽の華やかさ、黄リーフ=ミズナラウッドリザーブはミズナラ樽の和の深み、そして緑リーフ=ダブルディスティラリーズは2つの秩父蒸溜所の個性の融合。3本飲み比べると、秩父蒸溜所がいかに多彩な表現を持っているかが体感できます。3本まとめて手元に置いておく価値のあるシリーズです。

おすすめの飲み方

ストレート(最推し)

このウイスキーは迷わずストレート。常温の小さなテイスティンググラスに少量を注いで、グラスをくるくる回しながら香りを立たせて、じっくり時間をかけて。2つの蒸溜所の個性が層を成して立ち上がってくるのを、ゆっくり追いかけるのが醍醐味です。

トワイスアップ(1:1の常温水割り)

常温の水を同量加える「トワイスアップ」もオススメ。香りが一気に開き、第1蒸溜所のエレガントなフルーティさと、第2蒸溜所の力強いボディがそれぞれクリアに立ち上がってきます。プロのテイスターが使う飲み方です。

ロック

大きめの氷を一個入れて、ゆっくり溶かしながら時間とともに変化を楽しむ。冷えるとフルーツ感は少し締まりますが、その代わりオイリーなボディとスパイシーなニュアンスが際立ちます。

ハイボール(個性は薄れるが)

強炭酸で1:3くらいの濃いめで割れば、ハイボールも可能。46度のボディがあるので炭酸でも痩せません。ただし複雑な層は薄れるので、この銘柄の真価はストレートにあります。

飲み比べ

もし旧版のダブルディスティラリーズを持っている方がいれば、ぜひ新旧の飲み比べを。「秩父+羽生」と「秩父第1+第2」の違いを体感できる貴重な機会で、ジャパニーズクラフト史の転換点を舌で実感できます。

💰 イチローズモルト 秩父 ダブルディスティラリーズの最安値をチェック

価格は時期で変動。新版(秩父第1+第2)を選ぶ際はラベル・商品説明をしっかり確認を。

購入方法・価格目安

販売チャネル 参考価格 備考
Amazon¥13,000〜¥16,000プライム会員なら配送が早い
楽天市場¥13,499〜¥15,000新版・旧版が混在中・要商品説明確認
Yahoo!ショッピング¥11,880〜¥15,380PayPay還元あり・新版表記の店舗多数
街の酒屋¥8,800(定価)〜取扱店が限られる・正規取扱店を要確認

新版を確実に手に入れる方法として、商品説明に「秩父第1+秩父第2」「2025年11月リリース」「100%秩父産」などのキーワードがあるか確認するのがおすすめです。商品画像で「CHICHIBU」の文字の強調具合をチェックするのも有効な見分け方です。

まとめ・総評

「イチローズモルト 秩父 ダブルディスティラリーズ(2025年新版)」は、リーフシリーズ3本の中でも特に意味深い一本です。羽生原酒の枯渇という課題を、秩父第2蒸溜所の本格的な熟成原酒で乗り越えた、まさに「秩父蒸溜所の現在地」を世に示すリリース。

第1蒸溜所のエレガントなフルーティさと、第2蒸溜所の力強いボディの融合は、これまでのイチローズモルトにはなかった新しい味わいです。100%秩父産という構成は、ジャパニーズクラフトウイスキー史の節目を物語る歴史的瞬間。「秩父蒸溜所の今」をお酒で味わいたい方には、絶対に外せない一本です。

同じリーフシリーズの赤リーフ=ワインウッドリザーブ黄リーフ=ミズナラウッドリザーブと並べて飲み比べれば、秩父蒸溜所の懐の深さが体感できます。3本セットで揃えることで、リーフシリーズの完成された世界観が完璧に楽しめる、まさに真打ちにふさわしい一本です。

🗣️ マッサンの一言(独断・偏見・妄想込み)

これでリーフシリーズ3本コンプリートできるな!赤・黄・緑、3本並べた時の達成感、ハンパないで〜。秩父蒸溜所が「過去の栄光(羽生)」やのうて「自分の足で立つ未来」を選んだことに、ワイは素直に拍手したい。これからの秩父さんがどこまで行くんか、ワイ生きてる間にしっかり見届けたるわ。みんな、リーフシリーズ揃えに行こ〜!

🥃 イチローズモルト 秩父 ダブルディスティラリーズを手に入れる

100%秩父産。秩父第1+第2の融合、リーフシリーズの真打ち。

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