30年や。
2026年8月19日、グレンモーレンジィから定番ラインナップで史上いちばん長い熟成のボトルが出るで。税込155,100円。……うん、ワイには手が出えへん。正直に言うとくわ。
せやけどな、この酒、中身の話がめちゃくちゃおもろいんよ。原酒の約3分の2が、ブルゴーニュ産の赤ワイン樽で15年以上ねとるっていうんやから。ワインの樽で15年やで。それを30年の中に組み込んどる。
飲めへんなら、せめてグラスの中で何が起きとるかを、目ぇ閉じて想像しよ。今日はそういう記事や。
🛒 グレンモーレンジィ 30年の値段を見る
発売は2026年8月19日(水)。まだ先やから、いまは値段の感じだけ見ておくくらいでちょうどええで。
📣 公式は全国の酒類販売店と、モエ ヘネシー公式のヤフー店・楽天市場店で売る、と発表しとる。
【結論】こんな人におすすめ
- ✅人生の節目に、その年を丸ごと記念できる一本を探しとる人
- ✅ワイン樽で長期熟成したウイスキーが、どこまで果実に寄るんか味わってみたい人
- ✅グレンモーレンジィの18年やシグネットまで来て、その先を知りたい人
- ✅飲めへんでも、読んで想像するのが好きな人(ワイと同じやな)
画像出典:PR TIMES/モエ ヘネシー ジャパン株式会社
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 銘柄 | グレンモーレンジィ 30年 |
| 種別 | シングルモルト スコッチウイスキー |
| 産地 | スコットランド・ハイランド |
| アルコール度数 | 43度 |
| 容量 | 700ml |
| 発売日 | 2026年8月19日(水) |
| 希望小売価格 | 141,000円(税抜)/155,100円(税込) |
| 販売 | 数量限定。全国の酒類販売店+モエ ヘネシー公式EC(ヤフー店・楽天市場店) |
| 樽 | バーボン樽、ブルゴーニュ産赤ワイン樽 |
| いちばんの特徴 | 原酒の約3分の2に、ブルゴーニュ産赤ワイン樽で15年以上熟成した原酒を使用 |
| 位置づけ | 定番ラインナップ史上、最長熟成 |
| ボトルの表記 | AGED 30 YEARS / THE THIRTY(※日本の商品名は「グレンモーレンジィ 30年」) |
| 取扱い | モエ ヘネシー ジャパン株式会社 |
この酒の主役は「3分の2」や
数字がいっぱい出てくるから、いっぺん整理するで。
ふつう、ウイスキーを「ワイン樽で仕上げる」というと、主な熟成のあとに別の樽へ移して数か月から数年ほど追加で寝かせる、いわゆる追い熟成のことが多い。当サイトで紹介しとるポート樽やシェリー樽のボトルも、たいていそれや。
ところがこの30年は、けた違いやねん。
🍷 公式が言うとることを整理すると、こうなる
- ① 中身は30年熟成
- ② 完成した原酒構成の約3分の2が、ブルゴーニュ産赤ワイン樽で15年以上熟成した原酒
- ③ そこへバーボン樽熟成の原酒を組み合わせとる
つまり30年間ずっと赤ワイン樽に入っとったわけやない。少なくとも15年をブルゴーニュ産の赤ワイン樽で過ごした原酒が、完成した原酒構成の約3分の2を占めとる——そういう話やねん。
ここまで読んで「ややこしいな」と思た人、安心してや。この酒、箱に答えが書いてある。
💬 化粧箱に書いてある言葉
A MARRIAGE OF BOURBON
& BURGUNDY WINE CASKS
バーボン樽と、ブルゴーニュのワイン樽の——結婚。
ワイ、この一文がめちゃくちゃ好きやねん。
「ブレンド」でも「フィニッシュ」でもなく、marriage(結婚)や。
赤ワイン樽で15年以上育った原酒と、バーボン樽で育った原酒。生まれも育ちもちがう2人を、最後にひとつにまとめる——それを「混ぜる」やのうて「結婚」と呼んどるわけや。
数か月だけ別の樽に移して味を足す「フィニッシュ」とは、酒の成り立ちからしてちがう。
さっきの「3分の2」の話が飲み込みにくかった人も、この一言で十分やと思うで。
ちなみに箱とボトルには、もうひとつ「THE THIRTY」っちゅう言葉が入っとる。
日本での商品名は「グレンモーレンジィ 30年」。「THE THIRTY」を直訳したら「その30年」やけど、ワイには“例のあの30年”みたいな、特別扱いした呼び方に見えるんよ。定番ラインナップでいちばん長い一本に、わざわざ名前をつけとる。そら気合い入るわな。
15年以上、赤ワイン樽の中。
公式はそのタンニンを「絹のようになめらか」と書いとる。
ワイン樽の濃さが、15年以上という時間をかけてどんな滑らかさに変わるんか。飲んでへんワイには分からへんけど、そこがいちばん気になるんよ。
これは「最後にワイン樽で味を足した30年」やのうて、「赤ワイン樽で15年以上育った原酒が、全体の約3分の2を占める30年」なんちゃうかな。
🗣️ マッサンの妄想(独断・偏見・妄想込み)
ワイ、ワイン樽のウイスキーって「赤い果実がドンと来て、そのあと樽の渋みが顔出す」やつを何本か飲んどるんやけどな。この30年は、その渋みの角が15年ぶんヤスリで削られとるんちゃうかと予想するで。果実味は残っとるのに、飲んだあと口の中が引っかからへん——そういう不思議な滑らかさやと思うねんな。グラス持った瞬間に、ちょっと背筋伸びるやつや。
そもそもグレンモーレンジィって、どんなとこ?
スコットランドのハイランド地方で、1843年に生まれた蒸留所やで。
いちばんの特徴は、スコットランドで最も背の高いポットスチル(蒸留器)を持っとること。これは公式がはっきり書いとる話や。
ポットスチルが高いと何がええんか。
お酒の蒸気は、蒸溜器の中を上へ登っていくんやけど、背が高いぶん、重たい成分は途中で液体に戻って落ちてまう。上までたどり着けるんは軽くて華やかな蒸気だけや。
公式が言う「フルーティーで華やか」は、あの背の高さから来とるということやな。
🗣️ マッサンの妄想(独断・偏見・妄想込み)
ここがこの30年のおもろいとこやと思うねん。
背の高いスチルで、軽やかで華やかな酒を作る蒸留所や。そこに赤ワイン樽で15年以上という、めちゃくちゃ濃いことをする。正反対のことを同時にやっとるわけや。
このあと出てくるラムズデン博士のコメントに「果実味とエレガントなスタイルの調和」という言葉が出てくるんやけど、たぶんこの綱引きのことやと思うねんな。どっちかに倒れたら失敗する。30年かけて、その真ん中を狙いにいっとる。
作った本人が、なんて言うとるか
グレンモーレンジィの最高蒸留・製造責任者、ビル・ラムズデン博士のコメントが出とる。ここは原文のまま置いとくで。
「時の流れとウイスキーづくりの"錬金術"が理想的に結びついたとき、『グレンモーレンジィ 30年』のような特別なシングルモルトが生まれます。このウイスキーが本来の魅力を開花させるまでには30年という歳月が必要であり、長期熟成にふさわしい樽を慎重に見極め、選び抜きました。原酒の約3分の2に、ブルゴーニュ産赤ワイン樽で15年以上熟成させた原酒を使用することで、豊かな果実味と、グレンモーレンジィならではのエレガントなスタイルを見事に調和させています。ラズベリーやチェリーの印象的なアロマから始まり、熟したピーチや砂糖漬けのオレンジへと続き、レザーやスパイスのニュアンスが味わいに奥行きをもたらします。『グレンモーレンジィ 30年』は、長い歳月をかけて完成した、私たちの"熟成"と"創造性"へのオマージュです。」
— ビル・ラムズデン博士(最高蒸留・製造責任者)
ワイがこのコメントで「お」と思たんは、「長期熟成にふさわしい樽を慎重に見極め、選び抜きました」のとこや。
30年ものを造るって、今日選んだ樽の答えが、明日出る仕事やないっちゅうことやんか。原酒の様子を見ながら樽を選んで、育てて、最後にどの原酒と組み合わせるかを決めて——ようやく「あの判断で合うとった」と分かる。そんな長い答え合わせ、ほかの仕事にある?
公式のテイスティングノート
ここは公式のテイスティングノートから、香り・味・余韻の中心になる部分を抜き出すで。ワイの解釈は、そのあとに分けて書く。
ほんで「レザー」——革の匂いや。これ、さっきの博士のコメントにも出てきとった言葉やねん。作った本人と公式のノートが、同じとこを指しとるわけや。
桃、アプリコット、メロン、砂糖漬けのオレンジ。そこまでやったら華やかな果物の酒や。そこへ革のニュアンスが入ってくると、一気に渋い大人の顔になるやんか。15万円の貫禄は、このへんに潜んどるんかもしれへんな。
ここからワイの妄想テイスティング
公式のノート、出てくる香りが多すぎて、グラスの中でどうつながるんか見えにくいやんか。せやから飲んどる場面に翻訳してみるで。ここから先はワイの想像や。
ほんで亜麻仁油。正直、ワイはウイスキーを飲みながら亜麻仁油を探したことなんか無い。パン屋の横に、急に画材屋か木工所みたいな乾いた油の匂いが混ざるんやろか。ここはもう、想像しても答えが出えへん。せやから余計に嗅いでみたいんよ。
🗣️ マッサンの妄想(独断・偏見・妄想込み)
ワイがいちばん妄想しとるんは、「焼きたてのパン」のとこや。チョコやチェリーは「まあ、ワイン樽やしな」で想像つくんやけど、パンは分からへん。30年寝たグラスの中で、あの香ばしくて安心する感じが、果物やチョコの間からどう出てくるんやろな。
想像してみてや。赤褐色の一杯から、チョコとチェリーと、焼きたてのパンの匂いが同時に立ってくる。それだけで、その夜はもうええ夜やと思わへん?
他のグレンモーレンジィと、どう並ぶ?
| ボトル | 熟成 | 個性の主役 | どんな立ち位置 |
|---|---|---|---|
| オリジナル 12年 | 12年 | バーボン樽 | 入口。柑橘とバニラの軽やかさ |
| ラサンタ 15年 | 15年 | シェリー樽 | 甘さと深みを足した一本 |
| キンタ・ルバン 14年 | 14年 | ポート樽 | 赤い果実とチョコの方向 |
| 18年 | 18年 | バーボン+シェリー | 定番の中の円熟。品格の一本 |
| シグネット | — | チョコレートモルト | 別枠。コーヒーとチョコの衝撃 |
| 30年 | 30年 | バーボン+ブルゴーニュ赤ワイン樽 | 定番ラインナップ史上、最長熟成 |
こう並べると分かりやすいと思う。
グレンモーレンジィは「軽やかな土台に、いろんな樽や原料で表情をつける」のがずっと上手い蒸留所やねん。シェリー、ポート、チョコレートモルト——ひと通りやってきた。
そのブランドがいちばん時間をかけて出す答えが、ブルゴーニュの赤ワイン樽やった。そこがおもろいとこやな。
ええとこ
✅ ええとこ
- ✅樽の使い方がとにかく珍しい:ブルゴーニュ産赤ワイン樽で15年以上を、原酒の約3分の2に
- ✅色から違う:公式が「赤褐色」と書く見た目。注いだ瞬間に話のネタになる
- ✅定番ラインナップ史上いちばん長い30年:節目の贈り物に、意味を持たせやすい
- ✅43度:長熟でも度数はおとなしめ。ストレートでじっくり向き合える
正直、ここは気になる
❌ 気になるとこ
- ❌税込155,100円:ワイも手が出えへん。ここは正直に書いとく
- ❌数量限定:本数は公式が出してへん。どれくらい出回るか読めへん
- ❌赤ワイン樽が強く出る可能性:ワイン樽のクセが苦手な人には、好みが分かれるかもしれん
もし飲めたら、どう飲む?
妄想ついでに、飲み方も考えとくで。
まずはストレートを、常温で。43度やから、度数だけ見たらカスクストレングスほど身構えんでもよさそうや。ただ、実際の刺激や樽の強さは飲んでみるまで分からへん。グラスに注いだら、すぐ飲まんと2〜3分そのまま置く。30年ぶんの香りが立ち上がるのを待つ時間、これがいちばん贅沢やと思う。
グラスは口のすぼまった形がええ。香りがグラスの中に溜まるからな。公式が「ミステリアス」と書くくらいやから、その匂いを逃すのはもったいない。
ワイやったら、その1杯で1時間かける。それくらいでちょうどええ酒やと思うねんな。
ほんで、これは公式がはっきり書いとる話やねんけど——少量の水を加えると、香りの顔が変わるらしい。
公式のアロマの説明にこうある。「少量の水を加えることで、オレンジブロッサムやヘザーハニー、手巻きタバコを思わせる、よりハーバルなトップノートが引き立ちます」——と。
つまり1杯で2回おいしいっちゅうことや。まずストレートでチョコとチェリーと焼きたてのパンを浴びて、そのあと水を数滴落として、オレンジの花とハチミツと……手巻きタバコ。これ、同じグラスの中で起きるんやで。15万円のボトルの前で、水を1滴たらすかどうかで迷う時間。それ自体がもう贅沢やと思わへん?
🛒 発売日にチェックするなら
数量限定や。発売日を過ぎたら、在庫があるうちに覗いといたほうがええと思う。
まだ発売前やと、検索しても出てこんことがあるからな。
📣 公式は全国の酒類販売店と、モエ ヘネシー公式のヤフー店・楽天市場店で売る、と発表しとる。
まとめ|飲めへんでも、想像するのは自由や
グレンモーレンジィ 30年。税込155,100円、8月19日発売、数量限定。
ワイの手は届かへん。それは最初に書いたとおりや。
せやけどこの記事を書きながら、ワイはずっと赤褐色の一杯を想像しとった。チョコとチェリーの奥から焼きたてのパンが立ってきて、口の中で桃とアプリコットが波になって、最後にアニスとクローブが静かに残る。そこまで想像したら、なんかもう半分飲んだ気になってへん?
30年以上前に蒸溜された原酒があって、そのあとどの樽で育て、どの原酒と組み合わせるかを見極めた人がおって、その答えが今年出た。ウイスキーのおもろいとこは、値段が届かへんボトルでも、話は誰でも受け取れることやと思うねん。今日はそれで十分やないかな。
🗣️ マッサンの妄想(独断・偏見・妄想込み)
いつか、どこかのバーのメニューにこれを見つけたら、ワイは間違いなく指さすと思う。値段を見て一回ひるんで、それでも指さすやつや。
そんときは、この記事に書いた妄想がどんだけ当たっとったかを確かめるで。「焼きたてのパン、ほんまにおったわ」って書きに戻ってくるのが、今のワイの楽しみやねんな。そういう予定を持っとくだけで、ちょっと毎日が楽しなるやろ?
🛒 グレンモーレンジィ 30年を探す
いつかほんまに飲む日のために、いまの値段だけ覗いとくのもアリやで。
📣 公式は全国の酒類販売店と、モエ ヘネシー公式のヤフー店・楽天市場店で売る、と発表しとる。
よくある質問
Q1グレンモーレンジィ30年はいつ発売?
2026年8月19日(水)や。数量限定やで。
Q2値段はいくら?
希望小売価格は141,000円(税抜)/155,100円(税込)。700ml・43度や。
Q3どこで買えるん?
公式が挙げとるんは全国の酒類販売店と、モエ ヘネシー公式のヤフー店・楽天市場店や。抽選についての記載は、プレスリリースには無かったで。
Q430年ぜんぶ赤ワイン樽で寝かせたん?
ちゃうで。ここ間違えやすいから整理しとくな。
公式が書いとるんは「原酒の約3分の2に、15年以上にわたりブルゴーニュ産赤ワイン樽で熟成した原酒を使用」ということ。使われとる樽の種類はバーボン樽とブルゴーニュ産赤ワイン樽の2種類やで。
Q5何本つくられたん?
本数は公式が出してへん。「数量限定発売」とだけ書かれとる。分からんもんは分からんと書いとくで。
Q6グレンモーレンジィの18年とは何がちがう?
熟成の長さと、樽の主役がちがう。18年はバーボン樽とシェリー樽で組んだ定番の円熟系。30年はブルゴーニュ産の赤ワイン樽が主役で、定番ラインナップでは史上最長熟成やで。
▶ グレンモーレンジィ18年のレビューはこっち
🥃 ウイスキー専門店でも探す
品揃え豊富な専門店なら、レア銘柄や限定品も見つかりやすいで。価格を比べる時の選択肢に入れてみてな。
▶ 武川蒸留酒販売(山梨の洋酒専門店・品数豊富でコスパ◎)
▶ MALKS(モルクス)(ベルーナ運営・希少/限定ボトルに強い)
📰 当サイトのガイド記事:ウイスキーを安く買う方法|5大通販ショップの賢い選び方
📎 公式情報・参考リンク
この記事の発売日・価格・度数・樽・テイスティングノート・博士のコメント、および掲載しとる写真は、モエ ヘネシー ジャパンのプレスリリース(2026年8月3日確認)を根拠にしとるで。
最新の情報は公式で確認してな。
📖 この記事に出てきた用語(タップで辞典へ)
分からん言葉があったら、ここから用語辞典でサクッと確認してな。
シェリー樽…スペインの酒精強化ワイン「シェリー」を寝かせとった樽。レーズン・黒糖・ナッツの甘い香りが付くで。
バーボン…アメリカ生まれのウイスキー。コーン51%以上+焦がした新樽(バレル)熟成が法律ルールや。
スコッチ…スコットランド産・3年以上熟成のウイスキー。世界5大ウイスキーの主役で樽芸術の本場や。
シングルモルト…単一蒸溜所のモルト原酒だけで作るウイスキー。蒸溜所の個性がそのまま出るんや。
ハイランド…スコッチで一番広い産地。蒸溜所ごとに個性がバラバラの『多様性のデパート』やで。
フルーティー…青リンゴ・洋梨・柑橘・トロピカル果実系の香味。発酵で酵母が生み出すエステルなどが主な要因のひとつで、スペイサイド系ライトモルトに頻出やで。
ハニー…蜂蜜・ハニーコーム・蜜蝋・蜂蜜キャンディ系の上品な甘さ。グレンモーレンジィやオールドプルトニーなどハイランド系の代表的な指標や。

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