トマーティンのレンジの上位モデルや。ほんでこの一本、16年以上はリフィルのホグスヘッドで静かに寝かせて、最後の2年だけオロロソシェリー樽で仕上げる。18年のうち16年は地味に土台を作って、残り2年で化粧をする——そういう組み立てやねん。(蒸溜所そのものの話は トマーティン蒸溜所とは? にまとめてあるで)
※これは公式情報をもとにした予習レビューやで。青いボックスが公式の表現、オレンジがワイの勝手な想像や。
🎯 結論|こんな人におすすめ
- ✅オロロソシェリー樽の濃厚さが好きな人
- ✅18年ぶんの丸さをゆっくり味わいたい人
- ✅ブラックチョコレートみたいな、ほろ苦い複雑さに惹かれる人
- ✅特別な夜の1杯や、贈りもんを探しとる人
- ✅逆にふだん飲みを探しとるなら、レガシーや12年のほうが現実的やで
📋 基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 銘柄 | トマーティン 18年(Tomatin 18 Year Old) |
| 種類 | シングルモルト スコッチウイスキー |
| 産地 | スコットランド/ハイランド |
| 蒸溜所 | トマーティン蒸溜所(1897年登録・標高315m) |
| 熟成年数 | 18年 |
| 樽 | リフィルのホグスヘッドで16年以上+オロロソシェリー樽で2年の仕上げ熟成 |
| 度数 | 46% |
| ろ過 | ノンチルフィルタード(冷却ろ過なし) |
| 容量 | 700ml |
| 参考売価 | 25,000円(税抜) |
| 輸入元 | 国分グループ本社株式会社 |
※オロロソはシェリーの種類のひとつで、空気に触れさせて育てる辛口タイプや。その樽でウイスキーを寝かせると、ドライフルーツやナッツの濃い甘さが移る。ウイスキーの世界で「シェリー樽」と言うたら、だいたいこのオロロソのことを指しとるで。
※リフィルのホグスヘッド=すでに一度使うた約250リットルの樽。木の味が出すぎへんから、原酒そのものをゆっくり育てるのに向いとるんや。
🥃 テイスティングノート
青いボックスが公式の表現、オレンジがワイの勝手な想像やで。
👃 香り
📕 公式テイスティング(トマーティン公式)
最初に力強い香り、そこからシェリーを想わせる芳醇な香りが続く。ドライアプリコット、ヌガー、はっきりしたナッツ感。
🗣️ マッサンの妄想
ドライアプリコットとヌガー——これ、オロロソシェリー樽の教科書みたいな香りやな。でも面白いんは、公式が「最初に力強い香り」と言うとるとこや。18年も寝かせたら丸うなりそうなもんやのに、最初にガツンと来るらしい。16年ぶんの原酒の骨格が、まだしっかり立っとるっちゅうことやと予想するで。
👅 味わい
📕 公式テイスティング(トマーティン公式)
モルト由来の甘み、シトラス、ブラックチョコレートのような複雑さ。そこからトロピカルフルーツへ移っていく。
🗣️ マッサンの妄想
ここがこの酒のいちばん面白いとこやと思うねん。モルトの甘み → シトラス → ブラックチョコレート → トロピカルフルーツ。甘いのと酸っぱいのと苦いのが、順番に出てくる。1杯のなかで景色が何回も変わるタイプやと予想するで。こういう酒は、急いで飲んだらもったいないやろな。
🏁 余韻
📕 公式テイスティング(トマーティン公式)
まろやかで、リッチなフルボディの締めくくり。
🗣️ マッサンの妄想
「まろやかで、リッチなフルボディ」。18年ぶんの丸さと、オロロソ2年ぶんの濃さが、最後に一緒に来る感じちゃうかな。46%やから薄っぺらくはならんはずや。ゆっくり長く残ると予想するで。こういう余韻は、静かな夜に効くんよな。
🗣️ マッサンの一言(独断・偏見・妄想込み)
ワイがこの18年で唸ったんは、「16年以上+2年」っちゅう配分や。18年のうち16年はリフィルの樽で、木の味を出しすぎんように静かに寝かせる。ほんで最後の2年だけオロロソシェリー樽に移して化粧をする。地味な時間のほうが圧倒的に長いやんか。この作り方、なんか人生っぽくてええなあと思てまうわ。
⚖️ ええとこ・気になるとこ
✅ メリット
- ✅18年ぶんの丸さ:リフィルのホグスヘッドで16年以上じっくり。木の味を出しすぎん作り
- ✅最後の2年でオロロソ:仕上げにオロロソシェリー樽。ドライフルーツとナッツの濃さが乗る
- ✅味の展開が複雑:モルトの甘み→シトラス→ブラックチョコレート→トロピカルフルーツ。1杯のなかで景色が変わる
- ✅46%・ノンチルフィルタード:上位モデルらしく、飲みごたえと旨みの成分をきっちり残しとる
❌ デメリット
- ❌値段はしっかりする:参考売価25,000円(税抜)。日常的に開ける値段やない
- ❌シェリー樽が苦手な人には重い:ドライフルーツやナッツの濃さがはっきり出るタイプや
- ❌入手のしやすさは落ちる:レガシーや12年ほど、どこの店にもあるわけやない
🗣️ マッサンの一言(独断・偏見・妄想込み)
「値段はしっかりする」と書いたけど、18年もののシングルモルトとしては、むしろ良心的な部類やと思うねん。いまは18年表記っちゅうだけで3万も4万もするボトルがザラにあるからな。16年以上をリフィル樽で寝かせて、最後の2年でオロロソ——この手間を思たら、値段の理由はちゃんとあると思うで。
📊 トマーティンの他のボトルと比べてみる
| ボトル | 度数 | 樽 | 参考売価 | 性格 |
|---|---|---|---|---|
| 18年(この記事) | 46% | ホグスヘッド16年+オロロソ2年 | 25,000円 | シェリー全開の上位モデル |
| レガシー | 43% | バーボン+バージンオーク | 4,500円 | 新樽の甘さ。入門はここ |
| 12年 | 43% | バーボン+リフィル+シェリー8ヶ月 | 8,000円 | 3種の樽をまとめた定番 |
| カスク・ストレングス | 57.5% | ファーストフィル2種 | 12,000円 | 濃さで選ぶなら |
| 14年 ポート・カスク | 46% | リフィルバーボン13年+ポート1年 | 18,000円 | ポート樽の甘さと色 |
トマーティンのいちばん上がこれや。14年のポート樽が変化球やとしたら、こっちはオロロソシェリーの正統派やな。同じ46%でも、乗せとる樽がちゃうから方向は別もんやで。
🍷 おすすめの飲み方(予想)
まずはストレートで、常温のまま、時間をかけて。モルトの甘みからシトラス、ブラックチョコレート、トロピカルフルーツへ——味が動いていくタイプやから、急いで飲んだらもったいないで。
加水は控えめに。46%あるし、18年ぶんの複雑さがせっかく乗っとるんやから、水で薄めるよりそのままの姿を追いかけるほうが楽しいと予想するで。
グラスは口がすぼまったやつで。「最初に力強い香り」と公式が言うとるくらいやから、香りを閉じ込められる形のグラスのほうが、変化を追いやすいはずや。
💰 買えるところ
18年は、レガシーや12年ほどどこにでもあるわけやない。Amazon・楽天・Yahoo!で在庫と値段を見比べるのがええと思うで。参考売価は25,000円(税抜)や。専門店が在庫を持っとることもあるから、下のリンクも覗いてみてな。
🥃 ウイスキー専門店でも探す
品揃え豊富な専門店なら、レア銘柄や限定品も見つかりやすいで。価格を比べる時の選択肢に入れてみてな。
▶ 武川蒸留酒販売(山梨の洋酒専門店・品数豊富でコスパ◎)
▶ MALKS(モルクス)(ベルーナ運営・希少/限定ボトルに強い)
📰 当サイトのガイド記事:ウイスキーを安く買う方法|5大通販ショップの賢い選び方(武川・MALKS・Amazon・楽天・Yahoo!の徹底比較)
🎁 まとめ
リフィルのホグスヘッドで16年以上、最後の2年だけオロロソシェリー樽。地味な時間のほうが圧倒的に長い作り方や。
公式のノートはドライアプリコット、ヌガー、ナッツから入って、モルトの甘み・シトラス・ブラックチョコレートを通って、トロピカルフルーツへ。1杯のなかで景色が何回も変わるタイプやと思うで。
46%・ノンチルフィルタード・参考売価25,000円(税抜)。特別な夜の1杯や、贈りもんを探しとる人にはええ選択肢やな。
🗣️ マッサンの一言(独断・偏見・妄想込み)
この18年の作り方、ワイはほんまに好きやわ。16年は木の味を出しすぎんように、リフィルの樽で静かに寝かせる。ほんで最後の2年だけ、オロロソシェリー樽で表に出る顔を作る。長いこと地味にやってきたもんが、最後にちょっとだけ化粧をして世に出る——なんかこう、応援したなる作り方やんか。
❓ よくある質問
Q. オロロソシェリー樽って何?
A. オロロソはシェリーの種類のひとつで、空気に触れさせて育てる辛口タイプや。その樽でウイスキーを寝かせるとドライフルーツやナッツの濃い甘さが移る。ウイスキーの世界で「シェリー樽」と言うたら、だいたいこのオロロソのことやで。
Q. 14年ポート・カスクとどっちがええ?
A. 樽の方向がちゃう。18年はオロロソシェリーでドライフルーツとナッツの正統派、14年はポート樽で赤い果実の変化球や。参考売価は18年が25,000円、14年が18,000円(税抜)。シェリー樽の濃さが好きなら18年、果実の甘さと色を楽しみたいなら14年やと思うで。
Q. 贈りもんに向いとる?
A. 向いとると思うで。18年っちゅう年数表記は分かりやすいし、参考売価25,000円(税抜)は贈答の価格帯としても収まりがええ。ただシェリー樽の濃さは好みが分かれるから、相手がスモーキー好きやったり、すっきり系が好きやったりする場合は、同じ蒸溜所の他のボトルも見てみてな。
公式情報・参考リンク
📰 公式サイト・輸入元
- Tomatin 公式:Our Whisky(テイスティングノート・受賞歴・英国公式価格)
- 国分グループ本社:トマーティン商品一覧(日本正規品の度数・参考売価・樽の内訳・ノンチルフィルタードの有無)
- Tomatin 公式:Our Story(蒸溜所の歴史)
※価格・スペックは本記事執筆時点のもの。
最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
📖 この記事に出てきた用語(タップで辞典へ)
分からん言葉があったら、ここから用語辞典でサクッと確認してな。
ノンチルフィルタード…冷やして濁りのもとを濾す工程をあえてやらん造り。香味成分が残って、味に厚みが出やすいんや。
シェリー樽…スペインの酒精強化ワイン「シェリー」を寝かせとった樽。レーズン・黒糖・ナッツの甘い香りが付くで。
オロロソ(シェリー樽)…シェリーの中でも濃厚タイプ。ドライフルーツ・ナッツ・黒糖みたいなコクのある甘さが特徴や。
ホグスヘッド…約250Lの中くらいの樽。バーボン樽を組み直して作る定番サイズで、バランスよく熟成するで。
バージンオーク(新樽)…一度も使ってへん新品の樽。バニラやウッディな樽の香りが正面から前に出てくる、樽との交流がいちばん濃いタイプやで。
オーク…ウイスキー熟成の主要樽材。アメリカン(甘いお菓子系)/ヨーロピアン・スパニッシュ(濃厚ドライフルーツ系)/ミズナラ(和のお香系)/フレンチ(上品スパイス系)などの樽材で香味の方向性が決まるで。
ファーストフィル…前の中身(シェリーやバーボン)を抜いて初めてウイスキーを入れる樽。樽の個性が一番濃く出るで。


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