カバラン ソリスト アモンティリャード レビュー|ナッツ香る辛口シェリーの世界最高賞を予習

カバラン ソリスト アモンティリャードのボトル シングルモルト

カバラン クラシックで台湾モルトのトロピカルな果実感を知る。ソリスト ヴィーニョ・バリックや PXシェリーで、単一樽の濃い世界に踏み込む。
ほな、その中でも「世界が認めたシェリー樽の一本」ってどれや?って話になると、今回の主役ソリスト アモンティリャード シェリーが出てくるんや。

このボトルは、アモンティリャードという少し変わったシェリー樽ひとつだけで熟成した、加水なしのカスクストレングスや。
シェリー樽というと「レーズン・黒糖・甘い」イメージが強いけど、アモンティリャードはナッツの香ばしさがある、ちょっと辛口寄りのシェリー。つまりこれ、ソリストの中でも「濃いのに甘すぎへん、ナッツ系シェリーの正統派」の担当やねん。
しかも、世界的な賞(World Whiskies Awards 2016)で高く評価された、カバランの金看板の一本でもある。日本への輸入が極少で、入手難の憧れボトルや。

先に正直に言うとくで。この記事は、公式情報をもとにした予習レビューや。
「世界が認めたアモンティリャード樽のカバランって、どんな世界なんやろ?」って目線で、味わい・価格・飲み方・どんな人に合うかを、マッサン視点で見ていくで。

カバラン ソリスト アモンティリャード シェリーのボトル

カバラン ソリスト アモンティリャード シェリー シングルカスクストレングス(700ml)

参考価格:約60,000〜79,000円(中心73,000円前後)

【まず結論】アモンティリャードって、どんなシェリー?

🍶 ソリストの「シェリー樽3兄弟」、ここが違う

銘柄 甘さの方向 キャラ
ソリスト アモンティリャード(今回)中間。甘すぎず、ナッツ寄り栗とナッツの正統派
ソリスト PXシェリー極甘。レーズン・蜜寄り蜜に全振りの甘党担当
ソリスト オロロソ濃厚。ドライフルーツ・ナッツ寄り渋み込みの大人担当

アモンティリャードって、ちょっと聞き慣れんやろ? ざっくり言うと、フィノ(辛口)とオロロソ(濃厚甘)の”ちょうど中間”のシェリーや。
最初は辛口のフィノとして造って、途中から熟成のしかたが変わって、ナッツの香ばしさが乗る——その「いいとこ取り」みたいな存在やねん。
せやから味も、ナッツの香ばしさがある辛口寄りシェリーPXみたいに蜜でガツンと甘いわけやのうて、オロロソほど渋みでガッシリでもない。
「濃いのに甘すぎへん、栗とナッツの正統派」——まずはこう覚えとくと分かりやすいで。

🥃 カバラン ソリスト9本 早わかり比較表

ソリストは全部「単一の樽だけを瓶詰めした、加水なしのカスクストレングス」。樽ごとに味も度数も変わる“濃い担当”や。甘い順に並べてみたで。

銘柄(樽) 味のひとこと 度数の目安 価格の目安
PXシェリー樽 極甘・レーズンと蜜のどっしり系 約54〜57% 約50,000〜55,000円
オロロソシェリー樽 甘・レーズン/黒糖/ナッツの濃厚 約54〜59% 約17,000〜19,000円
ポートワイン樽 甘・赤い果実+ビターチョコ 約58〜59%前後 約18,000〜24,000円
ヴィーニョ・バリック(ワイン樽) 甘・果実×チョコの濃厚 約53〜59% 約16,000〜22,000円
ブランデーカスク 甘・トロピカル+バニラ/トフィー 約56〜58% 約25,800〜28,000円
ex-バーボン 中甘・バニラ/ハチミツの華やか 約57〜59% 約16,800〜18,500円
ピーテッド(アイラのピート樽) 中甘・穏やかスモーク+トロピカル 約50〜56% 約30,000〜35,000円
アモンティリャード・シェリー樽 中辛・栗/ナッツの正統派 約54〜58% 約60,000〜79,000円
フィノ・シェリー樽 辛口・ナッツ/アーモンドのドライ 約54〜59% 約28,000〜34,000円

🗺️ ソリスト9本 味わいマップ

甘い ↑ ↓ ドライ・辛口 ← 華やか・フルーティ ナッティ・どっしり → ブランデー ヴィーニョ ポート PX オロロソ ex-バーボン ピーテッド アモンティ フィノ

※縦=甘い⇔ドライ、横=華やか・フルーティ⇔ナッティ・どっしり。フルーツ系(左)と樽・ナッツ系(右)で見ると違いが分かりやすいで。位置はマッサンの予習イメージ(公式ノート+裏取りベースのざっくり目安)。アモンティ=アモンティリャードの略。

【結論】カバラン ソリスト アモンティリャードはこんな人におすすめ

  • クラシックやヴィーニョでカバランを知って、世界が認めた樽に進みたい人
  • レーズンの極甘より、栗・ナッツの香ばしさがある「甘すぎへんシェリー」が好きな人
  • カスクストレングス(加水なし)の、濃くて力強いウイスキーを楽しみたい人
  • 特別な日や記念の一本に、入手難で希少な単一樽のロマンを探してる人

逆に、まず気軽にカバランを試してみたいって人には、いきなりこの一本は値段もパンチも強い。最初の一本やったら40%のクラシックディスティラリーセレクトのほうが入りやすい。
それに「とにかく甘いシェリーがええ」ならPXシェリーのほうが合うかもしれん。でも「ナッツ香る辛口寄りシェリーを、世界が認めた一本でガツンと味わいたい」なら、このアモンティリャードはロマンの塊やで。そのへんも後でちゃんと整理するな。

カバラン ソリスト アモンティリャードの基本情報

項目 内容
銘柄カバラン ソリスト アモンティリャード シェリー シングルカスクストレングス
蒸溜所カバラン蒸溜所(金車/King Car・2005年設立)
原産国台湾(宜蘭県・員山郷)
種類シングルモルトウイスキー(単一樽/シングルカスク)
熟成年数ノンエイジ(NAS)/亜熱帯熟成で熟成が速い
度数カスクストレングス(樽ごとに変動・おおむね54〜58%台。代表55.6%)
容量700ml(日本流通の主流/米国向けに750ml表記もあり)
使用樽アモンティリャード・シェリー樽の単一樽/加水なし・冷却ろ過なし・無着色・樽番号入り
参考価格約60,000〜79,000円(中心73,000円前後)
受賞World Whiskies Awards 2016「World’s Best Single Cask Single Malt(世界最高のシングルカスク・シングルモルト)」(受賞時55.6%)

受賞からいくで。このアモンティリャードはWorld Whiskies Awards 2016で「World’s Best Single Cask Single Malt(世界最高のシングルカスク・シングルモルト)」に選ばれた一本や。
台湾のウイスキーが、世界の舞台で一番に選ばれた瞬間やな。受賞時の度数は55.6%。この肩書きだけでもう、グラスを置いて姿勢を正したくなるわ。

ただ、肩書きだけで語るのはもったいない。このボトルのほんまの面白さは「アモンティリャード樽」の個性にある。
アモンティリャードは、シェリーの中でもちょっと珍しいタイプや。最初は辛口のフィノとして造られて、途中で熟成のしかたが変わり、フィノの辛口さとオロロソの濃厚さの”ちょうど中間”になる。そこに、フィノ熟成のあいだに育つ栗(チェスナッツ)やヘーゼルナッツみたいな香ばしいナッツ感が乗ってくるんや。
つまり、その空き樽でカバランを熟成させると、レーズン一辺倒の甘さやのうて、栗・ナッツの香ばしさと、控えめで上品な甘さが移ってくる。
シェリー樽=レーズン・黒糖・ナッツって覚えとくと分かりやすいけど、アモンティリャードはその中でも「甘さ控えめ、ナッツの香ばしさマシマシ」の大人担当やと思てな。

カバラン ソリスト アモンティリャードのテイスティングノート

※青いボックスが公式の表現、オレンジがマッサンの妄想や。
香りはトロピカルフルーツと栗、味わいはソフトなシェリーとナッツの濃厚さ、余韻はナッツとスパイス——こんな役割分担で見ていくで。

📕 公式テイスティングノートについて

※カバランの公式は、このボトルを香り/味わい/余韻に分けて書いてへん。総評として「リッチでフルーティ、トロピカル。ドライフルーツの甘く異国的な香りで、栗が前面に出る」とまとめとる。
下の3つの青ボックスは、その公式の総評と正規ノートを、当ブログで香り・味わい・余韻に割り振ったもんや。創作はしてへんで。

👃 香り

📕 公式テイスティング(総評からの割り振り)

フルーティでトロピカル。ドライフルーツの甘く異国的な香りに、栗(チェスナッツ)が前面に立つ。そこにヘーゼルナッツやアーモンドといったナッツの香ばしさが重なる。

🗣️ マッサンの妄想

公式が「栗が前面に出る」って言うてるのが面白いな。シェリー樽ってレーズンの甘い香りを想像しがちやけど、このボトルは栗とナッツが先に手を挙げてくるタイプやと思う。
ワイの想像では、グラスに鼻を近づけた瞬間、まずはトロピカルなドライフルーツの甘い香りがふわっと立ち上がって、そのすぐ奥から焼き栗とヘーゼルナッツの香ばしさがぬっと出てくる感じ。
クラシックの明るい南国フルーツとはまた違う、もっと落ち着いた、秋の夜にじっくり嗅ぎたい大人の香りが、グラスの底からゆっくり立ちのぼってきそうやな。

👅 味わい

📕 公式テイスティング(総評からの割り振り)

ソフトなシェリーの口当たり。キャラメルやトフィー(バターキャラメル)の甘みに、栗・ナッツの濃厚さが重なる。アモンティリャードらしく、フィノとオロロソの中間で甘さは控えめながら芳醇。

🗣️ マッサンの妄想

ここがこのボトルの本丸やと思う。公式が「甘さは控えめながら芳醇」って言うてる時点で、もう方向性が伝わってくるやんか。
PXシェリーみたいに蜜でガツンと攻めてくるんやのうて、キャラメルとナッツの香ばしさで、濃いのにスッと品よくまとまるタイプやと想像する。
カスクストレングスやから口に含んだ瞬間の押し出しは強そうやけど、グラスの向こうから「甘さで殴ったりはせえへんで、栗で勝負や」って言うてくる感じやな。
ゴクゴク飲む酒やのうて、少量を舌の上で転がして、栗とナッツの香ばしさをゆっくりほどいていく一本やと想像する。

🏁 余韻

📕 公式テイスティング(総評からの割り振り)

ナッツと、胡椒のようなスパイス感を伴いながら、穏やかに長く続く。エレガントで上品なフィニッシュ。

🗣️ マッサンの妄想

余韻は長くてエレガントらしいな。公式が「胡椒のようなスパイス感を伴う」って言うてるのがええ。
飲み込んだあとに、ナッツの香ばしさが残って、そこにピリッとした胡椒っぽいスパイスがじわっと締めくくりに来る。甘さで余韻を引っ張るんやのうて、ナッツとスパイスで品よく長く続く——そんな大人の余韻を想像する。
クラシックやヴィーニョで感じたカバランの果実感が、アモンティリャード樽でどこまで香ばしく、上品にまとまるのか——想像するだけで、ずっと気になる一本やで。

🗣️ マッサンの一言(独断・偏見・妄想込み)

アモンティリャードって聞くと、ワイはちょっとワクワクするねん。シェリー樽の中でも、フィノの辛口とオロロソの濃厚の”ちょうど真ん中”。一番甘いわけでも、一番渋いわけでもない、栗とナッツで勝負する正統派や。
その樽をひとつだけ選んで、加水なしで瓶詰め。しかも、それが世界が認めた一本に選ばれたんやで。
缶でカバランに出会て、クラシックでフルーツ感を知って、ヴィーニョやPXで濃さに触れて、その延長線上にこの「世界が認めたナッツ系シェリー」がある。飲む前からもうロマンが渋滞しとるやんか。
頭の中ではもう何回も、栗とナッツの香ばしさで乾杯しとるわ。この香ばしさがどこまで濃いんか、想像するだけでワクワクする憧れの一本やな。

🧐 へぇ〜! ボトル豆知識(タップで開く)

① アモンティリャードは「フィノとオロロソの中間」のシェリー。最初は辛口のフィノとして造って、途中で熟成のしかたが変わって、ナッツの香ばしさと濃厚さが乗ってくるシェリーや。辛口すぎず、甘すぎず、ちょうど真ん中。
同じシェリー樽でも、PXがレーズンと蜜の極甘、オロロソがドライフルーツと渋み込みの濃厚なのに対して、アモンティリャードは栗・ナッツの香ばしさがある、甘さ控えめの正統派。ここがシェリー樽3兄弟の違いやで。

② カバランは「熟成の早回し」が効く土地で生まれとる。台湾の宜蘭は亜熱帯で、年中あったかくて湿気もたっぷり。ウイスキーは暑いほど樽と活発に呼吸するから、熟成のスピードがぐっと速いんや。
そのぶん樽から蒸発して消える量(エンジェルズシェア=天使の取り分)も多くて、スコットランドの数倍とも言われとる(諸説あり)。アモンティリャード樽の栗・ナッツ感がこんなに濃く乗るのも、この「高速熟成」で樽の個性が早く深く移るからやで。

③ 世界が認めた、ひとつの樽の実力。このアモンティリャードは、World Whiskies Awards 2016で「World’s Best Single Cask Single Malt」に選ばれた。受賞時の度数は55.6%。
台湾のウイスキーが、ひとつの樽で世界の舞台に立った証や。日本への輸入が極少(一部ロットは300本台)で、見つけたら出会いを大事にしたい憧れボトルやな。

💬 ※ここからは"噂話程度"に聞いてな:「ソリスト(Solist)」は音楽でいう独奏者の意で、ひとつの樽だけで瓶詰めする単一樽(シングルカスク)を表しとる、ってよう言われとる(諸説あり)。
せやから度数も香味も、ボトルごとに少しずつ違うんや。一本一本が独奏者ってわけやな。もし「その由来ちゃうで!」って詳しい人がおったらコメント欄で教えてな!感謝のお返事、絶対するで🙏

カバラン ソリスト アモンティリャードの良いところ

✅ 良いところ

  • ナッツ系シェリーの正統派が楽しめる:栗、ヘーゼルナッツ、アーモンドのような香ばしさに、キャラメル・トフィーの上品な甘み。濃いのに甘すぎへん、大人っぽいシェリー樽の方向や。
  • カスクストレングスの迫力がある:加水なしやから香りも味も力強い。少量でも満足感がありそう。
  • 世界が認めた実績がある:World Whiskies Awards 2016で「世界最高のシングルカスク・シングルモルト」に選ばれた一本。語れる要素が多く、ウイスキー好きとの会話のきっかけになる。
  • 単一樽&入手難の特別感がある:樽番号や度数がボトルごとに違い、その一本だけの個性を楽しめる。日本への輸入が極少で、見つけたら出会いを大事にしたくなる。
  • 甘党じゃなくても楽しみやすい:極甘が苦手な人でも、甘さ控えめでナッツの香ばしさが主役やから入りやすい方向。シェリー樽の「もうひとつの魅力」を知れる一本や。

カバラン ソリスト アモンティリャードの気になるところ

❌ 気になるところ

  • 価格はかなり高め:6〜7万円台が中心と、カバランの中でもかなり高価な部類。気軽に試す一本やない。初めてのカバランなら、クラシックのほうが入りやすい。
  • そもそも入手が難しい:日本への輸入が極少(一部ロットは300本台)で、見つけること自体がなかなか大変。出会えたら運がええ、くらいの希少ボトルや。
  • 度数が高い:カスクストレングスやから、ストレートではアルコール感が強く出る可能性がある。慣れてない人は少量加水がおすすめや。
  • 甘いシェリーを期待すると方向が違う:アモンティリャードは甘さ控えめのナッツ系。レーズンや蜜のとろける甘さが欲しいならPXシェリー、ドライフルーツの濃厚さならオロロソのほうが合う。

クラシック・ソリスト・アモンティリャードの違い

カバラン クラシックは、台湾モルトの入口。40%で飲みやすく、マンゴーやバニラのようなトロピカルな甘さをバランスよく楽しめる。
いっぽうソリストシリーズは、カバランの濃い担当や。ひとつの樽だけで瓶詰めするシングルカスクで、しかも加水なしのカスクストレングス。度数も樽番号もボトルごとに違う。

クラシックが「まずは台湾モルトへようこそ」と迎えてくれる受付なら、ソリストは奥の特別室から出てくる濃い担当。その中でもアモンティリャードは、栗とナッツの香ばしさを、甘すぎずに楽しむ正統派の特別席やな。
初めてカバランを知るならクラシック、濃い世界に進みたいならソリスト、そして甘さ控えめのナッツ系シェリーを味わいたいならアモンティリャード——この順番が一番分かりやすいと思うで。

アモンティリャードとソリスト オロロソ・PX、どう違う?

同じソリストの「シェリー樽担当」でも、アモンティリャード・オロロソPXでは甘さの方向がちゃう
アモンティリャードは、栗・ナッツの香ばしさが主役で、甘さは控えめ。フィノとオロロソの中間やから、濃いのにスッと品よく締まる。
いっぽうオロロソは、ドライフルーツ、ナッツ、黒糖の濃厚さに渋みも乗る大人の方向。PXは、レーズン・蜜の極甘に全振りした甘党の方向や。

ざっくり言うと、甘さ控えめのナッツ系ならアモンティリャード、渋み込みの濃厚ならオロロソ、極甘ならPX。3本とも同じシェリー樽やけど、沈み方が違うんや。
アモンティリャードは栗とナッツに沈む、オロロソはドライフルーツと黒糖に沈む、PXはレーズンと蜜に沈む。カバランのシェリー樽3兄弟の中で、どの甘さに惹かれるかで選んだらええで。
甘すぎるのが苦手で香ばしさが欲しいならアモンティリャード、濃厚で大人な渋みも欲しいならオロロソ、とにかく甘党ならPX——って覚え方がいちばん分かりやすいと思う。

約6〜7万円、カバラン ソリスト アモンティリャードは「買い」か?

正直に言うと、カバラン ソリスト アモンティリャードは気軽に試す一本やない。6〜7万円台が中心の高価なボトルで、しかも日本への輸入が極少で入手も難しい。
ウイスキー初心者がいきなり買うにはかなりハードルが高い。度数も高く、味の密度も強いタイプやから、最初のカバランとしては向いてへん。
まず台湾モルトを知りたいなら、40%のクラシックディスティラリーセレクトのほうが入りやすい。安さで選ぶならスコッチの定番シングルモルトが強いのも事実や。

でも、カバランの「世界が認めたシェリー樽」をちゃんと味わいたい人にとっては、アモンティリャードはかなり魅力的な候補やと思う。
フィノとオロロソの中間というユニークな樽、加水なしのカスクストレングス、樽ごとに度数や個性が変わる一期一会、World Whiskies Awards 2016の受賞歴、そして入手難の希少さ。
価格だけ見れば高い。でも、造りと物語と実績で見ると、かなりロマンがある一本やな。安さで選ぶボトルやのうて、記念日や特別な日に開ける”覚悟の一本”として考えると、納得しやすいと思うで。

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価格は時期で変動。購入前に複数サイト比較を。

カバラン ソリスト アモンティリャードのおすすめの飲み方(予習)

まずはストレートで香りを見たい一本や。ただし、カスクストレングスやから度数はかなり高い。いきなり大きく口に含むより、少量をゆっくり試したい。
トロピカルなドライフルーツ、栗、ナッツ、キャラメルみたいな香りを確認して、アルコール感が強ければ数滴だけ加水。この「数滴」が大事やと思う。薄めるというより、閉じてる香りの扉を少し開ける作業やな。
カスクストレングスは度数が高いぶん、ほんの少しの水で香りがふわっとほどける。栗やナッツの香ばしさ、隠れてた甘みが見えやすくなる可能性があるで。

ロックも面白い。氷がゆっくり溶けることで、時間とともに度数が下がって、味の表情が変わっていく。甘さ控えめのアモンティリャードは、少し冷やすとナッツの香ばしさが締まって、ゆっくり向き合うのに合いそうや。
ハイボールも悪くないけど、この価格帯と入手難を考えると、最初の一杯ではちょっともったいない。まずはストレートと少量加水で、アモンティリャード樽カスクストレングスの栗・ナッツの香ばしさをじっくり味わいたい
最初の一杯はストレートで。せっかくなら、世界が認めたシェリー樽の個性を、そのまま確かめたい一本やな。

カバラン ソリスト アモンティリャードの購入方法・価格

購入先 価格の目安(700ml) ひとこと
Amazon約60,000〜79,000円在庫変動あり。度数(樽ごと)を要チェック
楽天市場約60,000〜79,000円ポイント還元日を狙うとお得
Yahoo!ショッピング約60,000〜79,000円店・バッチで幅が大きい。送料も含めて比較を

価格は時期や並行・正規、バッチで大きく変わる。定価改定で79,000円水準まで上がるという店頭案内もあるで。入手難のボトルやから、見つけたら度数表記と価格を必ず複数サイトで見比べてから判断してな。

🥃 ソリスト アモンティリャードを手に入れる

栗とナッツの香ばしい辛口シェリー。入手難の憧れボトルやで。

🥃 ウイスキー専門店でも探す

品揃え豊富な専門店なら、レア銘柄や限定品も見つかりやすいで。単一樽のソリスト、しかも入手難のアモンティリャードは流通が安定しにくいから、専門店も選択肢に入れてみてな。
武川蒸留酒販売(山梨の洋酒専門店・品数豊富でコスパ◎)
MALKS(モルクス)(ベルーナ運営・希少/限定ボトルに強い)

📰 当サイトのガイド記事:ウイスキーを安く買う方法|5大通販ショップの賢い選び方(武川・MALKS・Amazon・楽天・Yahoo!の徹底比較)

よくある質問(FAQ)

Q. アモンティリャードは初心者向け?

A. いきなり初心者向けとは言いにくいで。価格も度数も高めで、入手も難しいから、まずは40%のクラシックでカバランの方向性を知ってからのほうが入りやすいと思う。

Q. オロロソやPXとどっちがええ?

A. 栗・ナッツの香ばしさで甘さ控えめならアモンティリャード、ドライフルーツや渋み込みの濃厚ならオロロソ、レーズンと蜜の極甘ならPXシェリー。同じシェリー樽でも甘さの方向がちゃうで。

Q. 「世界最高シングルモルト」になったやつ?

A. このアモンティリャードが獲ったのは、World Whiskies Awards 2016の「世界最高のシングルカスク・シングルモルト」や。2015年に「世界最高シングルモルト」に選ばれたのは別物のヴィーニョ・バリックのほうやから、混同せんとってな。どっちもすごいけど、受賞は別の話やで。

まとめ:アモンティリャードは「世界が認めた、ナッツ香る正統派シェリー」

カバラン ソリスト アモンティリャードは、カバランのシェリー樽の中でも、世界の舞台で一番に選ばれた一本や。
クラシックが台湾モルトの入口なら、ソリストは奥の特別室。その中でもアモンティリャードは、栗・ナッツの香ばしさと、控えめで上品な甘さを楽しむ正統派の特別席やと思う。
フィノとオロロソの中間というユニークなシェリー樽、加水なしのカスクストレングスの迫力、亜熱帯熟成の濃さ、そして単一樽ならではの一期一会。公式が「甘さは控えめながら芳醇」「栗が前面に出る」と言うてるくらいやから、甘すぎるシェリーが苦手な人にも入りやすい、大人の方向やな。

ただし、気軽なボトルやない。価格は6〜7万円台が中心で、日本への輸入も極少で入手難。初めてカバランを試すなら、クラシックのほうが入りやすいと思う。それに、とにかく甘いシェリーが欲しいならPX、渋み込みの濃厚さならオロロソのほうが合うかもしれん。
でも、カバランのトロピカルな果実感を知ったうえで、世界が認めたナッツ系シェリーに進みたくなった人には、これ以上ないロマンの一本になる。
缶でカバランに興味を持って、クラシックで果実感を知って、ヴィーニョやPXで濃さに触れて、その先にこのアモンティリャードがあると思うと、気にならんわけがない。これは、台湾モルトの奥の特別室、その世界が認めた実力派担当。栗とナッツの香ばしさがどこまで濃いんか、想像するだけで気になる一本やで。

🗣️ マッサンの一言(独断・偏見・妄想込み)

カバラン ソリスト アモンティリャードは、台湾モルトの「世界が認めた実力派担当」やな。「奥の特別室、ええもん見せたろか」って顔してる一本や。
缶で出会て、クラシックで好きになって、ヴィーニョやPXで濃さを知って、その先にこの栗とナッツの正統派がある。フィノとオロロソの中間というユニークな樽を、ひとつだけ選んで、加水なしで瓶詰めした一期一会。
しかもそれが、世界が認めた一本に選ばれたんやで。スコッチでもジャパニーズでもない、台湾がひとつの樽で世界の舞台に立った証や。
世界はまだまだ広いし、ウイスキーはほんま面白い。栗とナッツの香ばしさに乾杯する日を思い描きながら、この憧れを大事にしとくわ。ほな、ええ夜を🥃

📖 この記事に出てきた用語(タップで辞典へ)

分からん言葉があったら、ここから用語辞典でサクッと確認してな。

ピート/ピーテッド…泥炭(ピート)で麦芽を燻して付ける、焚き火や正露丸みたいなスモーキーな香りのことや。

カスクストレングス…樽から出したまま、加水でうすめてへん高い度数のボトルのこと。香りも味も力強いで。

ノンチルフィルタード…冷やしてゴミを濾す工程をあえてやらん造り。香味成分が残って、味に厚みが出やすいんや。

シェリー樽…スペインの酒精強化ワイン「シェリー」を寝かせとった樽。レーズン・黒糖・ナッツの甘い香りが付くで。

オロロソ(シェリー樽)…シェリーの中でも濃厚タイプ。ドライフルーツ・ナッツ・黒糖みたいなコクのある甘さが特徴や。

PX(ペドロヒメネス)…シェリーで一番甘いタイプ。レーズンや蜜みたいなとろっとした極甘の風味が付く樽や。

フィノ(シェリー)…シェリーで一番辛口・ドライなタイプ。ナッツやアーモンドの香ばしさが出るで。

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