扉が開いた瞬間、アルコールが目と鼻に襲いかかってきた。思わずむせそうになるくらいや。
これ、山崎蒸溜所のプレステージツアーでしか入られへん貯蔵庫の話やねん。
ワイは3年ほど前に、もうひとつのツアーの「ものづくりツアー」に行っとる。そこで飲んだ山崎ハイボールがあんまり美味しゅうて、そのまま気持ちよくウイスキー沼に沈んだ人間や。
ほんで今回が、参加費10,000円のプレステージ。友人が抽選に当たって、そこに同行させてもろたんや。

【結論】10,000円の中身は、こういうもんやった
- ✅このツアーだけが入れる貯蔵庫と、そこで飲む樽出し原酒
- ✅山崎12年の構成原酒3種を、自分で好きなだけ水を足しながら飲み比べできる
- ✅プレステージ限定の25年超の超長期熟成原酒も味わえる
- ✅つくり手さんが途中まで一緒に歩いて、直接ものづくりの話をしてくれる
- ✅関門は火曜と木曜だけ・狭き門の抽選。ここを越えられるかが全部や
ほな、まずは「どんなツアーなんか」から整理していくで。
山崎蒸溜所ものづくりツアー プレステージの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| コース名 | 山崎蒸溜所ものづくりツアー プレステージ(抽選式・有料・日本語) |
| 参加費 | 10,000円(税込)/クレジットカード決済のみ |
| 所要時間 | 約120分(13:40〜15:40) |
| 開催日 | 火曜日・木曜日 |
| 受付 | 開始15分前に山崎ウイスキー館1階へ |
| 対象 | 20歳以上(20歳未満の同席は不可。乳幼児を含む小さな子ども連れも参加不可) |
| 予約 | 抽選制 |
| 試飲 | 山崎12年/希少なモルトウイスキー原酒/山崎構成原酒〈非売品〉 |
| 場所 | 大阪府三島郡島本町山崎5-2-1(JR山崎駅・阪急大山崎駅から徒歩圏) |
※参加費・開催日・内容は2026年9月時点のもの。最新情報は必ず公式サイトで確認してな。
ものづくりツアー(3,000円)との違いを並べてみる
もうひとつの「ものづくりツアー」とは、値段も中身もはっきり分かれとる。並べたらこんな感じや。
| ものづくりツアー | プレステージ | |
|---|---|---|
| 参加費 | 3,000円(税込) | 10,000円(税込) |
| 所要時間 | 約80分 | 約120分 |
| 開催日 | 休業日を除く毎日 | 火曜・木曜だけ |
| 見学エリア | 製造工程 | +このツアーでしか立ち寄れないエリア |
| 試飲 | 山崎/モルトウイスキー原酒/山崎ハイボール | 山崎12年/モルトウイスキー原酒/山崎構成原酒〈非売品〉 |
| お土産 | 山崎オリジナルテイスティンググラス | 案内には記載なし(ワイの回はボトルをもろた。後述) |
| 申込人数 | 1申込で最大5名(本人+同伴4名) | 案内に記載なし(ワイらは5人で参加できた) |
値段は3倍以上や。ほんまにそれだけの差があるんか——そこを確かめに行ってきた。ここから当日を丸ごと辿るで。
予約の取り方や抽選のコツは別の記事にまとめてある。先に押さえたい人はこっちのガイドから読んでな。
🕐 プレステージツアー当日の流れ
13:40スタート。まずは山崎ウイスキー館の1階で受付や。

まずは専用の部屋へ。お茶を出されて、麦の話から始まる
受付が済んだら、プレステージ専用の部屋に通される。ここでまずお茶が出てくるんや。いきなりウイスキーやのうて、お茶。この落ち着いた入り方がええねん。
最初の話は原料の麦芽から。目の前に、挽き分けた麦芽が3種類並べられる。

ハスクが殻の部分、グリッツが粗挽き、フラワーが粉。この3つの割合で、あとの工程での液の通りが変わってくる。粉ばっかりやと詰まるし、殻ばっかりやと味が出えへん。ちょうどええ配合があるわけやな。
ガラスの皿に入った麦芽を見ながら説明を聞いとると、これから見に行くもんの下準備が頭の中で組み上がっていく。よう出来た始まり方や。
つくり手さんが、途中まで一緒に歩いてくれる
見学は案内のガイドさんと一緒に回るんやけど、中盤までは実際のつくり手さんも同行して説明してくれた。ここがプレステージらしいとこや。
案内する人と、作っとる人。話す言葉の質感がちゃう。「毎日ここで判断しとる人」の言い方って、聞いたら分かるもんやな。

木桶の発酵槽——フタを開けて、12時間後と2日後を嗅ぎ比べる
ここがワイの中でいちばん驚いた場面や。
木桶の発酵槽のフタを、目の前で開けてくれる。

しかも1つやない。発酵が進んだ段階のちがう槽を、順番に嗅がせてくれるんや。
まず、仕込んでから12時間くらいの槽。泡がブクブク湧いてきとって、それをプロペラみたいなもんで切っとる。放っといたら溢れてまうねんな。
香りはフレッシュで、麦の甘さ。パンの生地みたいな、素直な甘い匂いや。

次に、2日経って泡が消えた槽。こっちは香りがまるでちがう。フルーティで、日本酒みたいなアルコール感までしっかり立ってくる。
同じ木桶の、同じ中身。それが1日半で、麦の甘さからフルーツとアルコールに化けとる。文字で「発酵で香りが生まれる」と読むのと、鼻で嗅ぐのとでは、入ってくる深さがぜんぜんちゃうかった。
ポットスチルの部屋は暑い。そして今は24時間止まらへん

ポットスチルが並ぶエリアは、正直めちゃくちゃ暑い。夏場に行く人は、ここだけは覚悟しといたほうがええで。
ほんで、この暑さから面白い話が出てきた。
同じ回に、10年以上前にも見学に来たことがある人がおってな。その人が「前に来たときは、ここ暑なかったんですけど」と言うたんや。
スタッフさんの答えがこうやった。——当時はウイスキーがあんまり売れてなくて、蒸溜を休んでる時もあった。せやから釜が冷えとった、と。
そして今は、24時間体制で作り続けとる。
この暑さ、ただの室温やなかったんやな。需要の熱さまでそのまま伝わってくるようで、なんか妙に印象に残ったわ。
ここからがプレステージ。扉を開けた瞬間、アルコールが襲ってくる
そして、プレステージツアーだけが案内される貯蔵庫へ。
扉が開いた瞬間、アルコールの刺激が目と鼻に飛び込んでくる。ほんまにむせそうになった。この部屋におるだけで酔っ払いそうな濃さやねん。
とくに夏は樽の呼吸が多いから、刺激が強いんやと。木の樽は気温で伸び縮みして、中の原酒がじわじわ蒸発していく。その蒸発した分が、部屋いっぱいに満ちとるわけや。

樽の見た目もちがう。ここの樽は、ほとんど化粧されてへん。番号を書いた札が貼ってあるだけの、いま働いとる樽や。
観光のために整えられた場所やのうて、仕事場に入れてもろた——そういう感触やった。
ホワイトオーク樽で6年。樽から出したてのカスクストレングス
その貯蔵庫の中で、1杯出してもらえる。
ホワイトオーク樽で6年寝かせた原酒を、樽から出したままのカスクストレングスや。水も足さず、樽の度数そのままで飲む。

味はこうやった。
- 🥃パンチのあるアルコール感。最初にガツンと来る
- 🥃ウッディ。樽の木の感じがはっきり立っとる
- 🥃薄い赤ワインみたいなフルーティさと、麦の甘さ
- 🥃全体として、飲みごたえの大きいパワフルな印象
6年やから、まだ製品になる前の、途中の顔や。ここから何年も寝て、他の樽と混ざって、あの山崎になっていく。その手前の顔を、樽の並ぶ部屋で飲む。ぜいたくな話やと思うわ。
下の階の貯蔵庫は、同じ樽でも顔がちがう
そのあと階段を降りて、ものづくりツアーでも見られるほうの貯蔵庫へ。

ここはアルコールの刺激をほとんど感じへん。さっきの部屋とは空気が別物や。ほんで樽はみんな化粧されとって、白い鏡板に「WHISKY DISTILLERY YAMAZAKI」の文字が入っとる。
働いとる樽と、見せる樽。同じ樽でこんなに顔がちゃうんかと思た。この2つを続けて見られるんが、プレステージのいちばんの得やと思うで。

奥には、いちばん最初の樽も置いてある。「No.0001 POT STILL PURE MALT WHISKY 1924 YAMAZAKI」。100年以上前に、この場所で誰かが番号を書き入れたんやと思うと、ちょっと背筋が伸びるわ。
庭を通って、最初の部屋に戻る。ここからがお楽しみのテイスティングや。
つくり手さんに聞いた、山崎の設計思想
見学の途中で、つくり手さんが教えてくれた話が2つある。どっちも面白かったから残しとくで。
① 山崎が目指しとるんは「長期熟成に耐えられる原酒」
山崎蒸溜所では、長期熟成に耐えられる原酒を作るよう心掛けとる。
ほな「長期熟成に耐えられる」って何やねん、という話になる。答えはボディが厚くて、余韻が長いもの。これまでの経験と文献のデータから、そういう酒質が長く寝かせても崩れへんと分かっとる、と。
つまり、造っとる時点で「20年後にどうなるか」を見て設計しとるわけや。今日仕込んだもんの答え合わせが、自分が定年した後になるかもしれん仕事。そら丁寧にもなるわな。
② 原料の麦芽は、山崎と白州で同じもの
これにはびっくりした。
原料の麦芽はスコットランドから輸入していて、山崎蒸溜所と白州蒸溜所で同じものを使うとるんやと。
山崎と白州て、飲んだら別人やんか。それが同じ麦芽から始まっとる。そう聞いた途端、「蒸溜所の個性って何で決まるんや?」が一気に面白なったわ。
🥃 テイスティング|この日飲んだ9種を振り返る
部屋に戻ったら、いよいよテイスティングタイム。ここからが本番やで。

まずは山崎12年の水割り。この氷がとんでもない

一杯目は山崎12年の水割りや。
この氷がな、ただの氷やない。山崎の水を三重の氷屋に持ち込んで、氷にしてもろとるんやと。割る水も、氷も、ぜんぶ山崎の水で揃えとるわけや。
ほんで、これがめちゃくちゃ美味かった。
ワイはストレート派で、水割りは正直そんなに追いかけてへんかった。それがこの一杯で完全にひっくり返ったわ。薄めるんやのうて、開くんやな。香りがふわっと立ち上がって、味の角が丸うなる。
水割りの美味しさを、40歳にして初めてちゃんと知った。また新しい沼の入口が開いてもうたで。
あと、グラスの下に敷いてある和紙も季節ごとに替わる。和紙作家・堀木エリ子さんの作で、この日は秋仕様やった。こういう細かいとこまで凝っとるんやな。
山崎12年の構成原酒3種を、自分で水を足しながら
次が、このツアーの真ん中の体験や。
山崎12年を組み立てとる原酒を、1種類ずつバラで飲む。しかも加水は自分でやる。スポイトが置いてあって、好きなだけ水を足しながら味の変わり方を追える。
| 構成原酒 | 香り | 味わい |
|---|---|---|
| ①ホワイトオーク樽 (パンチョン) | 甘い香り、麦、梨 | フレッシュな木の感じ。熟したリンゴ、麦 |
| ②スパニッシュオーク樽 | 濃い! ぶどう | 重い木の渋み、ドライイチジク、レーズン |
| ③ミズナラ樽 | ヒノキ、家具の香り | ふっくら華やか、家具の木、シナモン、スパイシー |
面白いんは、3つとも「山崎っぽさ」の別の面を持っとることや。ホワイトオークは明るくて軽い。スパニッシュオークは重くて甘苦い。ミズナラは和の木と香辛料。
バラで飲むと、それぞれが我が強い。「これ、このまま製品にしたらクセ強すぎるやろ」と思うくらいには尖っとる。
そして山崎12年。これが一番好きやった
最後に、完成品の山崎12年を。
……見事に調和しとった。
🥃 山崎12年
📕 公式テイスティング(テイスティングラウンジのメニューより)
酒齢12年を超える多彩な山崎モルトをブレンドした、幾重にも押し寄せる香味。繊細で複雑、深みのある味わい。心地よいウッディネスな余韻。
🗣️ マッサンの感想
👃 木の香りと、シナモン。さっき単体で嗅いだミズナラの和の木が、ちゃんと真ん中におるのが分かるんや。
👅 味は複雑や。スパイスが来て、家具みたいな木の香りが来て、そのあと熟した柿の甘さが出てくる。尖っとった3つが、ここでは誰も前に出過ぎてへん。喧嘩しそうな3人が、きれいに肩組んで歌うとる感じやな。
🏁 余韻は木の感じが静かにずっと残る。この日飲んだ9種で、いちばん好きやったんはこの山崎12年やった。
正直、順番の設計が上手すぎる。先にバラバラの原酒を飲ませて、そのあとに完成品を出す。そら「ブレンドってすごいな」ってなるに決まっとるやんか。まんまとやられたで。
おつまみ3種は、ただのおまけやなかった

テイスティングの途中で、おつまみが3種類出てくる。これがな、ちゃんと役割を持って選ばれとった。
| おつまみ | ウイスキーと合わせると |
|---|---|
| パスタスナック | パスタスナックの味が引き立つ。香ばしさがぐっと高なる |
| ナッツ | ナッツの香りが高くなる |
| とらやの羊羹 | ウイスキーも羊羹も、両方引き立つ。これが一番やった |
前の2つは「おつまみ側が良うなる」やってんけど、羊羹だけは双方向やった。小豆の甘さと樽の甘さが、お互いを押し上げてくる。
家でも真似できるやつやから、これは持って帰ってきた収穫やな。
プレステージ限定の超長期熟成原酒4種
最後に出てくるんが、このツアーでしか飲めん超長期熟成の原酒や。

ここでひとつ大事な話。この4種は、1人1種類しか選べへん。
ワイらは5人で行ったから、全種類を頼んで回し飲みして、4つぜんぶ味わうことができた。行くなら仲間と行ったほうが、この場面は断然お得やで。

| 原酒 | サントリーの説明 | マッサンの感想 |
|---|---|---|
| スモーキー原酒 Alc.45% | 穏やかなスモーキー。パイナップルのようなフルーティーさも。 | 香りは思たよりスモーキーやない。味はフレッシュなパイナップルで、さわやか。煙は軽め。4種の中でこれが一番好きやった |
| ミズナラ樽原酒 Alc.47% | お線香や香木を思わせる香味。熟柿を連想する甘さと酸味。 | 香りが広がる。12年の構成原酒のミズナラより、さらに重厚感が増しとる。軽いシナモンのスパイス、木の香り、そしてお香 |
| スパニッシュオーク樽原酒 Alc.62% | 濃厚濃密。ドライフルーツ、黒糖の甘さ。カカオやエスプレッソのような余韻。 | 落ち着いたレーズン。62%もあるのに重厚感は控えめで飲みやすい |
| ホワイトオーク樽原酒 Alc.53% | 華やかで綺麗な香り立ち。蜂蜜やミルクキャラメルのような甘み。 | 軽いレーズン、ウッディ、梨、麦の味を感じる |
この表、横に読んでもろたら面白いことに気づくと思う。
いちばん度数が高い62%のスパニッシュオークが「飲みやすい」で、いちばん低い45%のスモーキーが「一番好き」やった。度数の数字と、口に入れた印象は素直に繋がらへんねんな。
🗣️ マッサンの一言
ワイは当然スモーキーを選んだんやけど、煙より先にパイナップルが来て「そっちかい!」やった。仲間と行って4種飲み比べできたんは、ほんま得したわ。
お土産は、パイロットディスティラリーの190ml

最後にお土産としてもろたんが、このボトルや。
| ラベルの表示 | 内容 |
|---|---|
| 銘柄 | SUNTORY WHISKY PILOT DISTILLERY/SINGLE CASK MALT WHISKY |
| 蒸溜年 | 2013年 |
| 樽 | HOGSHEAD(ホグスヘッド) |
| カスクナンバー | BDGP1045 |
| 度数・容量 | 54%・190ml |
| 製造者 | サントリー株式会社 山崎蒸溜所 |
シングルカスク、つまり1つの樽だけから瓶詰めしたもんや。しかも54%。ラベルには「EST. 1968」の紋も入っとる。
ツアーの公式案内にお土産の記載は無いから、回や時期によって中身は変わるかもしれん。そこは期待しすぎんとってな。
190mlやから一晩で空ける量でもない。これは後日、ちゃんと飲んでレビューしたいな。
ツアーのあと|有料ラウンジとショップの中身
ツアーが終わっても、まだ終わらへん。山崎ウイスキー館には有料のテイスティングラウンジがあって、ここで好きなもんを1杯ずつ頼める。
ワイは白州12年を追加したで。さんざん山崎を飲んだあとに白州を入れると、その差がくっきり浮かび上がる。同じ麦芽から、ここまで別の顔になるんかと。

テイスティングラウンジの値段(2026年9月時点)

| 銘柄 | 度数 | 30mlの値段(税込) |
|---|---|---|
| 山崎 | 43% | 700円 |
| 山崎12年 | 43% | 1,100円 |
| 山崎18年 | 43% | 3,800円 |
| 山崎25年 | 43% | 25,400円 |
| 山崎12年構成原酒〈ホワイトオーク樽〉 | 50% | 1,200円 |
| 山崎12年構成原酒〈スパニッシュオーク樽〉 | 50% | 1,200円 |
| 山崎12年構成原酒〈ミズナラ樽〉 | 50% | 2,800円 |
| 白州12年 | 43% | 1,100円 |
| 響 JAPANESE HARMONY | 43% | 700円 |
| 響30年 | 43% | 25,400円 |
| 知多/季(TOKI)/碧Ao | 43% | 各500円 |
| ローヤル/スペシャルリザーブ/オールド | 43%・40% | 各300円 |
| 山崎蒸溜所限定ウイスキー | 48% | 800円 |
※価格は2026年9月時点のラウンジのメニュー表示や。メニューで「※」が付いとるもん(山崎18年・25年、白州12年・18年・25年、響21年・30年、山崎蒸溜所限定ウイスキー、各体感セット)は、お一人様1杯まで。
ここで注目してほしいんが山崎12年構成原酒や。ツアーで飲んだあの3種、実はラウンジでも単品で頼める。ホワイトオークとスパニッシュオークが1,200円、ミズナラだけ2,800円。ミズナラの値段だけ跳ね上がっとるのが、そのまま希少さの物差しになっとるな。
3種セットで飲める「山崎12年構成原酒体感セット」(山崎12年+スパニッシュオーク+ミズナラ/各10ml)が1,700円。プレステージが当たらんかった人でも、ここで近い体験はできるっちゅうことや。
ショップの値段も見といたで
| 商品 | 値段(税込) |
|---|---|
| シングルモルトウイスキー山崎(700ml) | 8,250円 |
| 山崎蒸溜所限定ウイスキー(180ml) | 3,850円 |
| 蒸溜所限定ウイスキー2本+ハーフロックグラス+パスタスナックのギフトセット | 9,700円 |
| サントリーウイスキー 季(TOKI) | 4,950円 |
| 山崎蒸溜所貯蔵梅酒 NOUVELLE HARMONIE | 22,000円 |
| ハーフロックグラス | 800円 |
| テイスティンググラス | 1,045円 |
| 山崎×タケオキクチ フレグランスグラス | 10,219円 |
※2026年9月時点の店頭表示や。ウイスキーは在庫が流動的で、来場日やコースによっては買えへんこともあるで。
ウイスキーは各種おひとり様1点ずつ。あと、ショップとラウンジを使うだけでも「ウイスキー館見学」の予約が要るから、そこは気をつけてな。ふらっと寄って買う、はもうできひんねん。
ここはしんどいで|行く前に知っといてほしいこと
❌ 覚悟しといたほうがええこと
- ❌開催が火曜と木曜だけ:週2日しか枠がない。抽選の倍率はここで跳ね上がる
- ❌10,000円+交通費:決済後の返金はできひん。キャンセルは開催日2日前の正午まで
- ❌20歳以上のみ:20歳未満の同席は不可。乳幼児を含む子ども連れも参加できひん
- ❌運転して行ったら飲めへん:車・バイク・自転車はソフトドリンクになる。電車一択や
- ❌夏は暑い:ポットスチルの部屋はほんまに暑い。7月1日〜9月30日は熱中症対策で製造場内の滞在時間が短縮される
- ❌樽の栓抜きは回によってちがう:ワイの回は注がれたグラスが配られた。演出を期待しすぎんこと
- ❌本人の来場が必須:譲渡・転売は禁止で、顔写真付きの身分証を求められることがある
いちばんの壁は、間違いなく抽選や。値段でも内容でもなく、まず当たらんことには始まらへん。
まとめ|10,000円は高いか
結論、ワイは10,000円でも高いとは思わんかった。
ものづくりツアーが「山崎を知る入口」やとしたら、プレステージはその一段奥や。
限定貯蔵庫の空気を吸って、構成原酒をバラで飲んで、最後に山崎12年へ戻る。あの2時間を経験したあとやと、次に山崎を飲むときの見え方がちょっと変わる。
ただし火曜・木曜だけの抽選制。いちばん難しいんは、10,000円を払うことやのうて当てることやな。
🥃 ウイスキー専門店でも探す
品揃え豊富な専門店なら、レア銘柄や限定品も見つかりやすいで。価格を比べる時の選択肢に入れてみてな。
▶ 武川蒸留酒販売(山梨の洋酒専門店・品数豊富でコスパ◎)
▶ MALKS(モルクス)(ベルーナ運営・希少/限定ボトルに強い)
📰 当サイトのガイド記事:ウイスキーを安く買う方法|5大通販ショップの賢い選び方(武川・MALKS・Amazon・楽天・Yahoo!の徹底比較)
よくある質問
Q1. ものづくりツアーとプレステージ、どっちから行ったらええ?
初めてなら、まず3,000円のものづくりツアーで十分やと思う。そこで「もっと山崎の造りを知りたい」となったらプレステージへ。ワイ自身もこの順番やったで。
Q2. ひとりでしか申し込まれへんの?
「ひとり1回まで」は応募回数のことや。ワイの回は5人で参加できたで。
Q3. 車で行ったらウイスキーは飲めへん?
飲めへん。車・バイク・自転車を運転する人(同乗者も含む)にはソフトドリンクが用意される。
JR山崎駅・阪急大山崎駅から歩いて行ける場所やから、電車一択やと思といてな。ツアー代を払て飲まれへんのは、さすがにもったいない。
Q4. 夏に行くのはアリ?
アリ。ただし7月1日〜9月30日は熱中症対策で製造場内の滞在時間が短縮される。ポットスチル周辺はほんまに暑かったで。
公式情報・参考リンク
📰 サントリー公式サイト・予約サイト
※価格・開催日・ツアー内容は本記事執筆時点のもの。
最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
📖 この記事に出てきた用語(タップで辞典へ)
分からん言葉があったら、ここから用語辞典でサクッと確認してな。
ピート/ピーテッド…泥炭(ピート)で麦芽を燻して付ける、焚き火や正露丸みたいなスモーキーな香りのことや。
カスクストレングス…樽から出したまま、加水でうすめてへん高い度数のボトルのこと。香りも味も力強い。
ミズナラ樽…日本産のオーク(ナラ)の樽。白檀やお香みたいな“和”の香りが付く、世界が憧れる希少な樽やで。
ホグスヘッド…約250Lの中くらいの樽。バーボン樽をバラして組み直して作られることが多いサイズで、スコッチの熟成では定番やで。
パンチョン…約500Lの大きい樽。ゆっくりおだやかに熟成するタイプで、山崎などでも使われるで。
オーク…ウイスキー熟成の主要樽材。アメリカン(甘いお菓子系)/ヨーロピアン・スパニッシュ(濃厚ドライフルーツ系)/ミズナラ(和のお香系)/フレンチ(上品スパイス系)などの樽材で香味の方向性が決まる。
アメリカンオーク…バーボン樽の主役(Quercus alba)。バニリンとラクトンが豊富で、バニラ・ココナッツ・キャラメル系の甘い樽香を生む。世界のウイスキーの主力熟成樽やで。

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