カバラン ソリスト ポートカスク レビュー|コンサートマスターとの違いと濃厚な赤い甘さ

カバラン ソリスト ポートカスクのボトル シングルモルト
カバラン ソリスト ポートカスク カスクストレングスのボトル

カバラン ソリスト ポートカスク カスクストレングス(700ml)

参考価格:約18,000〜24,000円

ポートワイン樽で100%熟成した、甘くて濃厚な台湾の単一樽。
プラム・苺・ブラックベリーの赤い果実に、ビターチョコのコク。World Whiskies Awards 2018受賞の一本や。

カバラン クラシックで、台湾モルトのトロピカルな果実感を知る。
その先にある、もっと濃くて、もっと樽の個性が強い世界——それがカバラン ソリストシリーズや。

今回の主役ソリスト ポートカスクは、ちょっと毛色がちゃう。トロピカルな黄色いフルーツやのうて、プラム・苺・ブラックベリーみたいな「赤い果実」が主役になる一本や。
造りはポルトガル産のポートワイン樽だけで100%熟成した、加水なしのシングルカスク。赤いベリーの甘酸っぱさに、ビターチョコのほろ苦いコクが重なる。甘い寄りで、しかも濃厚やねん。

後で詳しく書くけど、カバランには「コンサートマスター」っていう、同じポート樽系のもっと手頃な一本もある。ざっくり言うと、コンサートマスターが“赤い果実の入口”なら、ソリスト ポートカスクは“赤い果実の特別室”や。同じ赤い果実でも、濃さがぜんぜんちゃう。

先に正直に言うとくで。この記事は、公式情報をもとにした予習レビューや。
「カバランの赤い果実担当って、どこまで濃いんやろ?」——その目線で、味わい・価格・飲み方・どんな人に合うかを、マッサン視点で見ていくで。

【結論】カバラン ソリスト ポートカスクはこんな人におすすめ

  • クラシックや缶でカバランを知って、いよいよ濃い世界へ進みたい人
  • プラム・苺・ブラックベリーみたいな、赤い果実の甘酸っぱさが好きな人
  • 果実の甘さとビターチョコのほろ苦さ、両方を一杯で楽しみたい人
  • カスクストレングス(加水なし)の、甘くて力強いウイスキーが好きな人
  • 特別な日や自分へのご褒美に、単一樽のロマンを探してる人

逆に、まず気軽にカバランを試してみたいって人には、いきなりこの一本は値段もパンチも強い。最初の一本やったら40%のクラシックディスティラリーセレクトのほうが入りやすい。
でも「カバランの濃い世界を、赤い果実とチョコの甘さで味わいたい」なら、このポートカスクはまさに赤い果実の特別室やで。

カバラン ソリスト ポートカスクの基本情報

項目 内容
銘柄カバラン ソリスト ポートカスク カスクストレングス
蒸溜所カバラン蒸溜所(金車/King Car・2005年設立)
原産国台湾(宜蘭県・員山郷)
種類シングルモルトウイスキー(単一樽/シングルカスク)
熟成年数ノンエイジ(NAS)/亜熱帯熟成で熟成が速い
度数カスクストレングス(樽ごとに変動・目安58〜59%前後/個体により53〜59%台まで幅あり)
容量700ml(日本流通)
使用樽ポルトガル産ポートワイン樽で100%熟成した単一樽/加水なし・冷却ろ過なし・無着色
参考価格約18,000〜24,000円(700ml・正規/並行・リリースで変動)
受賞World Whiskies Awards 2018「台湾シングルカスク・シングルモルト部門 最優秀(Category Winner)」

受賞からいくで。このポートカスクはWorld Whiskies Awards 2018で、台湾のシングルカスク・シングルモルト部門の最優秀(Category Winner)に選ばれとる。世界の品評会で「ポート樽のカバラン、ええやんか」と認められた一本やな。
ただ、ここで一個だけ釘を刺しとくで。この受賞は、あくまで“このポートカスク”個別のものや。カバランは他にもいろんな樽で受賞しとるけど、それぞれ別の話やからね。ポートカスクの手柄として、ほかの受賞をごちゃ混ぜにせえへんのが、ワイのこだわりや。

で、肩書きの話はここまで。このボトルのほんまの面白さは「ポート樽」の使い方にある。
ポートワインってのは、ポルトガルで造られる甘い赤いワインや。そのワインを熟成させた空き樽で、ウイスキーを寝かせる。すると樽の内側に染み込んだ赤い果実の甘さが、ウイスキーにじわっと移ってくる
難しいことは抜きにして、ポート樽=「赤い果実の甘さが乗る樽」と覚えとくと分かりやすいで。言うたら、白シャツに赤いジャケットを羽織らせるみたいなもんやな。
シェリー樽がレーズンや黒糖の方向なら、ポート樽はプラム・苺・ブラックベリーみたいな赤いベリーの方向。そこにビターチョコのコクが重なって、甘いのにほろ苦い、奥行きのある味になる——これがポートカスクの味の肝やで。

【まず結論】ポートカスクは、他のソリストと何が違う?

🍶 ソリストの樽違い、ここでキャラが分かれる

銘柄 甘さの方向 キャラ
ソリスト ポートカスク(今回)赤い果実+ビターチョコ甘酸っぱベリー担当
ソリスト ヴィーニョ・バリックトロピカル果実+チョコワイン樽の濃厚担当
ソリスト PXシェリーレーズン・黒糖・蜜寄り蜜に全振りの甘党担当
ソリスト オロロソドライフルーツ・ナッツ寄り渋み込みの大人担当

ざっくり言うと、ポートカスクは「赤い果実とビターチョコ」担当や。
同じワイン樽系でも、ヴィーニョ・バリックがメロン・マンゴーみたいな黄色いトロピカル果実とチョコなのに対して、ポートカスクはプラム・苺・ブラックベリーの「赤い」果実に寄る。
シェリー樽のPXオロロソがレーズンや黒糖の方向なのとも、また違う甘さや。
まずは「ポートカスク=赤いベリーとビターチョコのソリスト」と覚えとくと、棚の前で迷わへんで。

🥃 カバラン ソリスト9本 早わかり比較表

ソリストは全部「単一の樽だけを瓶詰めした、加水なしのカスクストレングス」。樽ごとに味も度数も変わる“濃い担当”や。甘い順に並べてみたで。

銘柄(樽) 味のひとこと 度数の目安 価格の目安
PXシェリー樽 極甘・レーズンと蜜のどっしり系 約54〜57% 約50,000〜55,000円
オロロソシェリー樽 甘・レーズン/黒糖/ナッツの濃厚 約54〜59% 約17,000〜19,000円
ポートワイン樽 甘・赤い果実+ビターチョコ 約58〜59%前後 約18,000〜24,000円
ヴィーニョ・バリック(ワイン樽) 甘・果実×チョコの濃厚 約53〜59% 約16,000〜22,000円
ブランデーカスク 甘・トロピカル+バニラ/トフィー 約56〜58% 約25,800〜28,000円
ex-バーボン 中甘・バニラ/ハチミツの華やか 約57〜59% 約16,800〜18,500円
ピーテッド(アイラのピート樽) 中甘・穏やかスモーク+トロピカル 約50〜56% 約30,000〜35,000円
アモンティリャード・シェリー樽 中辛・栗/ナッツの正統派 約54〜58% 約60,000〜79,000円
フィノ・シェリー樽 辛口・ナッツ/アーモンドのドライ 約54〜59% 約28,000〜34,000円

🗺️ ソリスト9本 味わいマップ

甘い ↑ ↓ ドライ・辛口 ← 華やか・フルーティ ナッティ・どっしり → ブランデー ヴィーニョ ポート PX オロロソ ex-バーボン ピーテッド アモンティ フィノ

※縦=甘い⇔ドライ、横=華やか・フルーティ⇔ナッティ・どっしり。フルーツ系(左)と樽・ナッツ系(右)で見ると違いが分かりやすいで。位置はマッサンの予習イメージ(公式ノート+裏取りベースのざっくり目安)。アモンティ=アモンティリャードの略。

コンサートマスターとソリスト ポートカスク、どう違う?

カバランで「ポート樽」って聞くと、じつはもう一本、よう似た名前の人気者がおる。カバラン コンサートマスター ポート・カスク・フィニッシュや。
名前にどっちも「ポート」が入っとるから混同されがちやけど、造りもキャラもけっこうちゃう。ここでスッキリ整理しとくで。

項目 コンサートマスター ソリスト ポートカスク(今回)
樽の使い方アメリカンオーク樽で熟成→ポート樽(ルビー/トウニー/ヴィンテージ)でフィニッシュポートワイン樽だけで100%熟成(シングルカスク)
度数40%(飲みやすい)カスクストレングス(目安58〜59%前後・樽ごとに幅あり)
キャラ赤い果実の入口。軽やかで親しみやすい赤い果実の特別室。濃厚で力強い
価格の目安約7,300〜9,700円約18,000〜24,000円

ひとことでまとめると——コンサートマスターは赤い果実の入口、ソリスト ポートカスクは赤い果実の特別室や。
コンサートマスターは40%で飲みやすうて、値段も手頃。「ポート樽の赤い果実って、どんな感じ?」をまず気軽に知りたいならこっちがぴったり。
そこで赤い果実の甘さにハマって、「もっと濃いやつが飲みたい!」ってなった人が、加水なし・シングルカスクのソリスト ポートカスクで奥の特別室へ進む——そういう順番がきれいやと思うで。

カバラン ソリスト ポートカスクのテイスティングノート

ここからは公式情報をもとに、香り・味わい・余韻に分けて予習していくで。
ただし、カバランの公式は香り・味わい・余韻を分けずに、総評でまとめて書いとる。せやから下の青いボックスは、その総評をマッサンなりに香り/味わい/余韻へ整理したもんや。公式が細かく分けてるわけやないから、整理のひとつとして読んでな。
青いボックスが公式系の表現、オレンジが予習としてのマッサンの想像やで。

👃 香り

📕 公式テイスティング

プラム、苺、ブラックベリーといった熟した赤い果実の甘やかなアロマ。その背景に、ビターチョコレートのほろ苦いニュアンスが漂う。

🗣️ マッサンの妄想

香りは、赤いベリーがぎゅっと詰まった感じを想像しとる。プラム、苺、ブラックベリー——苺とプラムとブラックベリーが、グラスの中で赤い会議でもしとるんちゃうか。
クラシックの明るいマンゴーや洋梨とはまた違う、ちょっと色っぽい赤い果実の甘い香りや。そこにビターチョコがすっと差し込んで「ちょっと大人にしときますね」と顔を出す——そんな二段構えを期待しとる。
ベリーとチョコって、ケーキ屋のショーケースで一番ずるい組み合わせやんか。それがグラスの中で起きてると思たら、香り嗅ぐだけで楽しそうやな。

👅 味わい

📕 公式テイスティング

甘さと力強さが同居するバランス型。プラム・苺・ブラックベリーの赤い果実味に、ビターチョコのコクが重なる、リッチで満足感のある口当たり。

🗣️ マッサンの妄想

味わいは、甘さと力強さが手をつないどるタイプやと想像する。カスクストレングスやから口に含んだ瞬間の押し出しは強そうやけど、赤いベリーの甘酸っぱさがそれを受け止めて、最後にビターチョコのほろ苦さがきゅっと締める。
グラスの向こうから「甘いけど、子どもの味やないで」って言うてくる感じや。
ゴクゴク飲む酒やのうて、少量を舌の上で転がして、ベリーとチョコの層をゆっくりほどいていく一本やと思うで。

🏁 余韻

📕 余韻について(公式は記載なし/参考レビュー)

カバラン公式は、このボトルの余韻(フィニッシュ)を個別に明記していない。参考までに、第三者のレビューでは「フルーティで甘い余韻が長く続き、だんだんオークの香ばしさへ移ろう」と評されとるで。

🗣️ マッサンの妄想

余韻は長そうやな、というのがワイの読みや。あれだけ濃い赤い果実とチョコの後やから、飲み込んだあともベリーの甘さがしばらく口に居座って、そこにオークの香ばしさがじわっと続いて、最後までビターチョコの余韻が尾を引く——そんなイメージを膨らませとる。
クラシックの果実感が、ポート樽でどこまで赤く、どこまで濃くなるのか。そこを想像するだけで、もうワクワクしてくる一本やで。

🗣️ マッサンの一言(独断・偏見・妄想込み)

ポートカスクって聞くと、ワイはもうワクワクが止まらんねん。
赤い果実とビターチョコ。これ、デザートで言うたら「ベリーのタルトにビターチョコのソースかけたやつ」やんか。それをウイスキーで、しかも加水なしのシングルカスクでやってくる。
缶でカバランに出会て、クラシックでフルーツ感を知って、その延長線上に「ポート樽の赤い甘さ」がある。飲む前からもうロマンが渋滞しとるやんか。
頭の中ではもう何回も、赤いベリーとチョコの香りで乾杯しとるわ。これは、赤いベリーとチョコの濃さがほんまに気になる一本やな。

🧐 へぇ〜! ボトル豆知識(タップで開く)

① 「ポート樽」って、何が味に出るん?ポートってのは、ポルトガルで造られる甘い赤いワインのことや。
そのワインを寝かせた空き樽でウイスキーを熟成させると、樽に染み込んだ赤い果実の甘さがウイスキーに移る。だからプラム・苺・ブラックベリーみたいな赤いベリーの香味が乗るんやな。
シェリー樽がレーズン・黒糖・ナッツ方向なのに対して、ポート樽は「赤い果実の甘さが乗る樽」。同じ甘さでも、色が違うってわけや。

② カバランは「熟成の早回し」が効く土地で生まれとる。台湾の宜蘭(イーラン)は亜熱帯で、年中あったかくて湿気もたっぷり。
ウイスキーは暑いほど樽と活発に呼吸するから、熟成のスピードがぐっと速いんや。そのぶん樽から蒸発して消える量(エンジェルズシェア=天使の取り分)も多くて、スコットランドの数倍とも言われとる(諸説あり)。
若い原酒でも濃厚な果実味が早めに乗る——ポート樽の赤い甘さがこんなにしっかり出るのも、この「高速熟成」のおかげやで。

③ 一本ごとに「樽番号」と「ボトル番号」が入っとる。ソリストはひとつの樽だけで瓶詰めするシングルカスクやから、ボトルのラベルにその樽の番号と、何本目かのボトル番号が記される。
だから度数も香味も、ボトルごとに少しずつ違う。1樽からだいたい194本前後しか採れへんとも言われとって、世界に同じ一本は二つとない。
「ソリスト(Solist)」は音楽でいう独奏者の意で、ひとつの樽だけの主張を表しとる、ってよう言われとるで(諸説あり)。

💬 ※ここからは"噂話程度"に聞いてな:ポート樽は赤ワイン系の樽やから、色づきが強く出ることがある、ってよう言われとる(個体差あり)。
もし「うちのポートカスクはこんな色やったで!」とか「その由来ちゃうで!」って詳しい人がおったらコメント欄で教えてな!感謝のお返事、絶対するで🙏

カバラン ソリスト ポートカスクの良いところ

✅ 良いところ

  • ポート樽ならではの赤い果実感が楽しめる:プラム、苺、ブラックベリーのような、甘酸っぱい赤いベリーの香味を期待できる。トロピカル系とはまた違う甘さや。
  • 甘さとビターチョコのコクが同居する:ただ甘いだけやのうて、ほろ苦いチョコ感が奥行きを出す。公式も「甘さと力強さのバランス型」と表現しとる。
  • カスクストレングスの迫力がある:加水なしやから香りも味も力強い。少量でも満足感がありそう。
  • 単一樽の特別感がある:樽番号やボトル番号、度数がボトルごとに違い、その一本だけの個性を楽しめる。
  • 受賞歴があり、語れる要素が多い:World Whiskies Awards 2018で台湾シングルカスク部門の最優秀。世界的に評価された一本として、ウイスキー好きとの会話のきっかけになる。

カバラン ソリスト ポートカスクの気になるところ

❌ 気になるところ

  • 価格はかなり高め:18,000〜24,000円前後なので、気軽に試す一本やない。初めてのカバランなら、クラシックディスティラリーセレクト、ポート樽の入口ならコンサートマスターのほうが入りやすい。
  • 度数が高い:カスクストレングスやから、ストレートではアルコール感が強く出る可能性がある。慣れてない人は少量加水がおすすめや。
  • ボトルごとに個体差がある:単一樽なので、度数も香味も樽ごとに違う。目安は58〜59%前後やけど、個体によっては53〜59%台まで幅がある。そこが面白さでもあるけど、いつも同じ味を求める人には気になるかも。
  • 赤い果実とチョコの甘さが中心で、方向が決まっている:すっきり系やスモーキー系を求める人には合わへん。煙や薬品感が欲しいならアイラ系のほうがええ。同じソリストでも、レーズンや黒糖の濃厚シェリーならオロロソが合う。

🗣️ マッサンの一言(独断・偏見・妄想込み)

「ちょっと高い」「度数が高い」っていう気になる点はあるけど、これな、ポートワイン樽だけで100%熟成した一本を、ひとつの樽だけで、加水なしで瓶詰めしたと思たら、ワイは納得やねん。手間も物語もぎっしり詰まっとる。
度数が一定やないのも「工業製品やのうて、その樽の今を瓶に閉じ込めた」と思たら、むしろロマンやんか。
赤い果実とビターチョコっていう方向がはっきりしとるぶん、好きな人にはどストライクの一本になる。いつか出会えたら、その一期一会を大事に味わいたいな。

ポートカスクとヴィーニョ・バリック、どう違う?

同じ「ワイン樽系のソリスト」でも、ポートカスクとヴィーニョ・バリックでは果実の色がちゃう
ポートカスクは、プラム・苺・ブラックベリーみたいな「赤い」果実が主役。ポートワイン樽の甘さがそのまま乗って、ビターチョコのコクが締める方向や。
いっぽうヴィーニョ・バリックは、ワイン樽を削り直して焼き直した樽で、メロン・マンゴー・キウイみたいな「黄色い」トロピカル果実に、キャラメルやダークチョコが重なる方向が出やすい。

覚え方はシンプルや。赤いベリーとチョコならポート、黄色い果実とチョコならヴィーニョ。どっちもワイン樽由来の濃い甘さやけど、果実の色が違うんや。
さらにシェリー樽が好きなら、レーズンと蜜のPXシェリー、ドライフルーツとナッツのオロロソっていう方向もある。
カバランの濃い世界の中で、どの甘さに惹かれるかで選んだらええで。

約18,000〜24,000円、カバラン ソリスト ポートカスクは「買い」か?

正直なところ、18,000〜24,000円前後という価格は、ウイスキー初心者がいきなり買うにはちょっと高い。しかもカスクストレングスやから度数も濃さも強い。最初のカバランとしては、少しハードルがあるのは確かや。
まず台湾モルトを知りたいなら、40%のクラシックディスティラリーセレクト。ポート樽の赤い果実を手頃に味わいたいならコンサートマスター——そこから入るのが入りやすいと思う。

そのうえで、カバランの果実感をひと通り知って、「もっと濃い赤い果実とチョコの世界へ進みたい」ってなった人には、ポートカスクはかなりロマンのある候補やと思う。
ポートワイン樽100%熟成、加水なしのカスクストレングス、樽ごとに度数や個性が変わる一期一会、そして世界的に評価された実績。値段だけ見れば高い。でも、造りと体験で見ると、ちゃんと納得のいく一本や。
安さで選ぶ一本やない。赤い果実の特別室に入るための一本——そう考えると、この価格にも筋が通ると思うで。

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価格は時期で変動。購入前に複数サイト比較を。

カバラン ソリスト ポートカスクのおすすめの飲み方(予習)

まずはストレートで香りを見たい一本や。ただし、カスクストレングスやから度数はかなり高い。いきなり大きく口に含むより、少量をゆっくり試したい。
プラム、苺、ブラックベリー、ビターチョコみたいな香りを確認して、アルコール感が強ければ数滴だけ加水。この「数滴」が大事やと思う。
薄めるというより、閉じてる香りの扉を少し開ける作業やな。水を足すことで、赤い果実の甘さがふわっと広がったり、チョコのコクが見えやすくなる可能性がある。

余裕があればロックも面白い。氷がゆっくり溶けることで、時間とともに度数が下がって、味の表情が変わっていく。
ハイボールも悪くないけど、この価格帯と濃さを考えると、最初の一杯ではちょっともったいない。まずはストレートで、ポート樽カスクストレングスの赤い果実とチョコの濃さをそのまま確かめたいな。
順番でいうと、まずストレート、次に少量加水、余裕があればロック。この流れで表情の変化を楽しむのが、ワイのおすすめの予習プランやで。

カバラン ソリスト ポートカスクの購入方法・価格

購入先 価格の目安(700ml) ひとこと
Amazon約18,000〜22,000円台在庫変動あり。度数表記(樽ごと)を要チェック
楽天市場約19,000〜24,000円ポイント還元日を狙うとお得
Yahoo!ショッピング約18,000〜24,000円店・度数で幅が大きい。送料も含めて比較を

🥃 ソリスト ポートカスクを手に入れる

赤い果実とビターチョコの濃厚シングルカスク。樽ひとつだけの一期一会やで。

🥃 ウイスキー専門店でも探す

品揃え豊富な専門店なら、レア銘柄や限定品も見つかりやすいで。
単一樽のソリストは流通が安定しにくいから、専門店も選択肢に入れてみてな。
武川蒸留酒販売(山梨の洋酒専門店・品数豊富でコスパ◎)
MALKS(モルクス)(ベルーナ運営・希少/限定ボトルに強い)

📰 当サイトのガイド記事:ウイスキーを安く買う方法|5大通販ショップの賢い選び方(武川・MALKS・Amazon・楽天・Yahoo!の徹底比較)

よくある質問(FAQ)

Q. ポートカスクは初心者向け?

A. いきなり初心者向けとは言いにくいで。
価格も度数も高めやから、まずは40%のクラシックディスティラリーセレクトでカバランの方向性を知ってからのほうが入りやすいと思う。

Q. コンサートマスターとは何が違う?

A. どっちもポート樽系やけど、濃さがちゃう。
コンサートマスターはアメリカンオーク熟成→ポート樽フィニッシュの40%で、赤い果実の入口。ポートカスクはポートワイン樽100%熟成・加水なしのシングルカスクで、赤い果実の特別室や。気軽に知りたいならコンサート、濃い世界へ進むならポートカスクやで。

Q. ヴィーニョ・バリックと何が違う?

A. どっちもワイン樽系やけど、果実の色がちゃう。
ポートカスクはプラム・苺・ブラックベリーの赤い果実、ヴィーニョ・バリックはメロン・マンゴーの黄色いトロピカル果実とチョコや。

Q. シェリー樽のソリストとはどう違う?

A. ポートカスクは赤いベリーとビターチョコの方向。
シェリー樽は、レーズンと蜜のPXシェリーや、ドライフルーツとナッツのオロロソみたいに、また違う甘さや。どの果実感に惹かれるかで選んだらええで。

まとめ:ポートカスクは「赤い果実とビターチョコの濃い一本」

カバラン ソリスト ポートカスクは、台湾モルトの「赤い果実担当」や。
クラシックが台湾モルトの入口なら、ソリストは奥の特別室。その特別室の中でも、ポートカスクは赤いベリーとビターチョコの部屋やな。ポートワイン樽100%熟成ならではの、プラム・苺・ブラックベリーの甘酸っぱさと、ビターチョコのほろ苦いコクを楽しむ一本やと思う。
甘さと力強さが同居して、しかもバランスがええ。World Whiskies Awards 2018で台湾シングルカスク部門の最優秀に選ばれた実力も、ちゃんと裏打ちになっとる。

ただし、気軽なボトルやない。価格は18,000〜24,000円前後、度数も高く、味の密度も強い。最初の一本ならクラシックディスティラリーセレクト、ポート樽の入口ならコンサートマスターのほうが入りやすい。
それに、黄色いトロピカル果実ならヴィーニョ・バリック、レーズンと蜜ならPXシェリーっていう選択肢もある。
でも、カバランのトロピカルな果実感を知ったうえで、赤い果実とチョコの濃い世界に進みたくなった人には、かなりロマンのある候補になる。
台湾モルトの奥の特別室、その赤いベリーとチョコの部屋。コンサートマスターが赤い果実の入口なら、ソリスト ポートカスクはその特別室や。赤いベリーとチョコの濃さが、ずっと気になる一本やで。

🗣️ マッサンの一言(独断・偏見・妄想込み)

カバラン ソリスト ポートカスクは、台湾モルトの「赤いベリー担当」やな。「入口はもう通った? ほな、赤い果実とチョコの特別室もおいで」って顔してる一本や。
缶で出会て、クラシックで好きになって、コンサートマスターで赤い果実の入口をくぐって、その先にこの赤い特別席がある。ポートワイン樽だけで熟成させて、ひとつの樽だけで、加水なしで瓶詰めした一期一会。
プラムと苺とブラックベリー、そしてビターチョコ。スコッチでもジャパニーズでもない、台湾が世界の舞台で認められた証のひとつや。
世界はまだまだ広いし、ウイスキーはほんま面白い。赤いベリーとチョコの甘さに乾杯する日まで、この憧れを大事にしとくわ。ほな、ええ夜を🥃

📖 この記事に出てきた用語(タップで辞典へ)

分からん言葉があったら、ここから用語辞典でサクッと確認してな。

ピート/ピーテッド…泥炭(ピート)で麦芽を燻して付ける、焚き火や正露丸みたいなスモーキーな香りのことや。

カスクストレングス…樽から出したまま、加水でうすめてへん高い度数のボトルのこと。香りも味も力強いで。

ノンチルフィルタード…冷やしてゴミを濾す工程をあえてやらん造り。香味成分が残って、味に厚みが出やすいんや。

シェリー樽…スペインの酒精強化ワイン「シェリー」を寝かせとった樽。レーズン・黒糖・ナッツの甘い香りが付くで。

オロロソ(シェリー樽)…シェリーの中でも濃厚タイプ。ドライフルーツ・ナッツ・黒糖みたいなコクのある甘さが特徴や。

PX(ペドロヒメネス)…シェリーで一番甘いタイプ。レーズンや蜜みたいなとろっとした極甘の風味が付く樽や。

フィノ(シェリー)…シェリーで一番辛口・ドライなタイプ。ナッツやアーモンドの香ばしさが出るで。

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