白州12年 レビュー|南アルプスの森が育てた爽快ジャパニーズ

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ジャパニーズウイスキー

白州12年は、サントリーの白州蒸溜所で造るシングルモルト。サントリーのテイスティングノートの言葉で言うと、香りは「若葉、青りんご、ジャスミン」、余韻は「甘く柔らかなスモーキーさ」。爽やかな香りのあとに、やわらかい煙が残る一本や。

希望小売価格は税込17,600円で、山崎12年と同じ値段。ただ、店では24,000〜26,400円くらいで、定価より上で出とる。

白州12年(シングルモルト・700ml・43%)

希望小売価格:17,600円(税込)/実勢:税込24,000〜26,400円くらい

【結論】こんな人におすすめ

  • ✅爽やかな香りに、やわらかい煙が重なる味が好きな人
  • ✅白州(ノンエイジ)を飲んで、年数の入った白州も飲んでみたい人
  • ✅山崎12年と同じ値段で、山崎とはちがう方向のシングルモルトを探しとる人

白州12年って、どんな一本?

商品名サントリーシングルモルトウイスキー 白州12年
種類シングルモルト
蒸溜所白州蒸溜所(山梨県北杜市・南アルプス甲斐駒ヶ岳のふもと・標高約700m)
原酒酒齢(※1)12年以上のモルト原酒(樽の内訳は公表されてへん)
色明るい黄金色
アルコール度数43%
内容量700ml
希望小売価格17,600円(税込)
実勢価格税込24,000〜26,400円くらい
表示基準ジャパニーズウイスキーの表示基準に合致
主な受賞ISC(※2) 金賞(2021年・2022年)ほか

(※1)酒齢=樽で寝かせた年数。12年以上寝かせた原酒だけで造る、という意味
(※2)ISC=インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ。イギリスで毎年開かれる酒の品評会

テイスティングノート

👃 香り

📕 公式テイスティング

若葉、青りんご、ジャスミン

👅 味わい

📕 公式テイスティング

ふっくらとした甘み、クリーンな味わい

🏁 余韻

📕 公式テイスティング

甘く柔らかなスモーキーさ、キレがよい

🗣️ マッサンの感想

山崎蒸溜所のプレステージツアーのあと、ラウンジで白州12年を追加した。ツアーで「原料の麦は、山崎と白州で同じもんを使うとる」と聞いたあとや。さんざん山崎を飲んだあとに白州を入れると、その差がくっきり浮かび上がる。同じ麦芽から、ここまで別の顔になるんかと思たわ。

🗣️ マッサンの一言

ピート好きのワイが気になるんは、余韻の「甘く柔らかなスモーキーさ」。白州(ノンエイジ)の余韻は「かすかなスモーキー」、18年は「スモーキーで心地よい余韻」。年数が上がるほど、テイスティングノートで煙が前に出てくるんよな。

🧐 へぇ〜! ボトル豆知識(タップで開く)

白州12年が生まれたんは1994年。「山崎」に次ぐ、サントリー2本目のシングルモルトで、白州ブランドの原点の1本や。

人気が出て原酒が足りんようになり、2018年にいったん販売を休止した。戻ってきたんは2021年3月30日で、数量限定の再発売。このときラベルに手漉きの越前和紙を使うて、英字をブランドカラーの緑に変えとる。

再発売のときの希望小売価格は8,500円(税別)。いまは16,000円(税別)やから、5年で2倍近くになった計算や。

メリット・デメリット

✅ メリット

  • ✅年数の入った白州で、いちばん手が届きやすい:希望小売価格は17,600円。18年(67,100円)の4分の1ほどで、酒齢12年以上の白州が飲める
  • ✅山崎12年と同じ値段で、別の方向:どっちも税込17,600円。熟した果実とバニラの山崎12年に対して、白州12年は爽やかな香りと煙。同じ予算で、ちがう顔のシングルモルトが選べる

❌ デメリット

  • ❌実勢は定価より上:店では税込24,000〜26,400円くらい。希望小売価格より6,400〜8,800円ほど高い
  • ❌ノンエイジの2倍以上の値段:白州(ノンエイジ)の希望小売価格は8,250円。12年は17,600円で、2倍を超える

🗣️ マッサンの一言

ワイなら、まず白州(ノンエイジ)で白州の爽やかさを知ってから、12年に進む。値段の差のぶん、甘さと煙がどう増えるんか、飲み比べで確かめられるからな。

白州(ノンエイジ)・18年・山崎12年と比べると

銘柄 香り(テイスティングノート) 余韻(テイスティングノート) 希望小売価格(税込・700ml)
白州(ノンエイジ)
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すだち、ミント かすかなスモーキー、ほのかな甘み、すっきりとしたキレ 8,250円
白州12年 若葉、青りんご、ジャスミン 甘く柔らかなスモーキーさ、キレがよい 17,600円
白州18年
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メロン、マンゴー、ミルクキャラメル、ほのかにスモーキー 熟した果実香、スモーキーで心地よい余韻 67,100円
山崎12年
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熟した柿、桃、バニラ 甘いバニラ、樽香、心地よく長い余韻 17,600円

白州の3本は、年数が上がるほどテイスティングノートの甘さが増えていく。味で比べると、ノンエイジが「軽快で爽やかな口あたり、ほのかな酸味を感じるすっきりさ」、12年が「ふっくらとした甘み、クリーンな味わい」、18年が「はちみつのような甘さ、甘酸っぱさ」や。

どう飲むのがよさそう?

まずはストレートで。若葉、青りんご、ジャスミンと香りを追いかけて、最後の甘く柔らかなスモーキーさを待ちたい。

次に水を数滴。甘さと煙のどっちが前に出てくるか、見てみたいところや。

ハイボールにすると、炭酸で若葉や青りんごの香りが立つんちゃうかな。白州(ノンエイジ)のハイボールと並べて飲み比べるのもええ。

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まとめ・総評

白州12年は、酒齢12年以上のモルト原酒で造る、白州蒸溜所のシングルモルト。香りは「若葉、青りんご、ジャスミン」、余韻は「甘く柔らかなスモーキーさ」。

希望小売価格は山崎12年と同じ17,600円(税込)。店では24,000〜26,400円くらいで出とる。

白州の爽やかさに、やわらかい煙まで欲しい人には、ちょうどええ一本やな。

🗣️ マッサンの一言

白州12年の「甘く柔らかなスモーキーさ」は、焚き火の夜にもよう合いそうや。森の蒸溜所で育った1本を、キャンプ場の森の中で開ける。想像しただけで楽しいなぁ。

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1994年生まれ、白州ブランドの原点の12年

よくある質問

Q. 白州(ノンエイジ)とのちがいは?
A. サントリーのテイスティングノートでは、香りが「すだち、ミント」と「若葉、青りんご、ジャスミン」、余韻が「かすかなスモーキー」と「甘く柔らかなスモーキーさ」。12年のほうが甘さと煙が前に出る。希望小売価格は8,250円と17,600円。

Q. 山崎12年とどっちがスモーキー?
A. 余韻のテイスティングノートに「スモーキー」が入っとるのは白州12年。山崎12年の余韻は「甘いバニラ、樽香、心地よく長い余韻」。

Q. いつから売っとる?
A. 1994年に誕生。原酒不足で2018年に販売を休止して、2021年3月30日に数量限定で再発売された。

公式情報・参考リンク

📰 サントリー公式サイト・ニュースリリース・報道

※価格・スペック・発売情報は本記事執筆時点のもの。
最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。

📖 この記事に出てきた用語(タップで辞典へ)

分からん言葉があったら、ここから用語辞典でサクッと確認してな。

ピート/ピーテッド…泥炭(ピート)で麦芽を燻して付ける、焚き火や正露丸みたいなスモーキーな香りのことや。

NAS(ノンエイジ)…熟成年数をラベルに書いてへんウイスキーのこと。年数のちがう原酒を組み合わせることもあるけど、NASっちゅう言葉だけでは中身の年数までは分からへん。

ジャパニーズウイスキー…日本国内で採水した水を使い、糖化・発酵・蒸留も国内で。700L以下の木製樽で国内3年以上寝かせて、瓶詰めも国内・40度以上——これが表示基準の要件やで。

シングルモルト…単一蒸溜所のモルト原酒だけで作るウイスキー。蒸溜所の個性がそのまま出る。

スモーキー…煙・焚き火・燻製なんかを思わせる香味のこと。ウイスキーではピート由来の煙っぽさを指すことが多い。

モルト…麦芽のこと。ウイスキーでただ「モルト」と言うたら、ふつうは大麦を発芽させて乾燥させた「大麦麦芽」を指すんや。

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