竹鶴17年ピュアモルト レビュー|17年熟成が生む余市と宮城峡の調和

ジャパニーズウイスキー
竹鶴17年ピュアモルト

竹鶴17年ピュアモルト(販売終了品)

旧定価 税込¥7,700 / 現在の流通 ¥40,000〜60,000前後

竹鶴17年ピュアモルトは、2020年3月末に販売を終えたニッカウヰスキーのブレンデッドモルトや。
これは公式情報をもとにした予習レビューやで。
余市と宮城峡の17年以上熟成したモルト原酒だけを合わせた、グレーン不使用の一本で、World Whiskies Awards(WWA)の「ワールドベスト・ブレンデッドモルト」を2012年・2014年・2015年・2018年の4回選ばれとる。
発売当時は税込¥7,700前後の定価で買えたけど、販売終了後は値が上がって、いまの流通価格は¥40,000〜60,000前後(執筆時点の目安・販売店や状態で変動)。
出会えたらラッキーな一本になっとるな。

こんな人におすすめ

  • 販売終了前に一度は味わってみたかったジャパニーズ名作を探している方
  • WWAワールドベスト・ブレンデッドモルト4回受賞の評価を自分の舌で確かめたい方
  • ジャパニーズウイスキーの歴史を語る一本を、思い出として手元に置きたい方
  • 記念日や特別な日のために、長期熟成ピュアモルトを開けたい方
  • 現行の竹鶴ピュアモルト(NAS)を飲んで、17年以上の熟成感も知りたくなった方

基本情報

項目 内容
銘柄竹鶴17年ピュアモルト
種別ブレンデッドモルト(ピュアモルト)ウイスキー
生産ニッカウヰスキー(余市・宮城峡のモルト原酒)
アルコール度数43%
容量700ml
熟成年数17年以上
旧定価税込¥7,700(税抜¥7,000)
現在の流通価格¥40,000〜60,000前後(執筆時点の目安・状態やロットで変動)
受賞歴WWAワールドベスト・ブレンデッドモルト 2012/2014/2015/2018
販売状況2020年3月末で販売終了(原酒不足のため/21年・25年も同時に販売終了)
樽構成シェリー樽+リメード樽熟成のモルト構成(年数別の樽比率は公式非公開)

テイスティングノート(公式情報をもとにした香味整理)

🏷️ 公式テイスティングノート(ニッカ/欧州公式より)

香り:黄プラム、桃、チョコレート、古いレザー、乾いたタバコの葉、アプリコット、イチジク。
シェリー樽熟成モルトの比率が高く、ドライフルーツとレザー、タバコのスパイスをまとった成熟した香り。

味わい:オレンジの砂糖漬け、モレロチェリー、トフィー、モカ、ヘーゼルナッツ。

余韻:プラリネ、焦がした木、アニス、柑橘、乾いた草。

香り(ノーズ)

公式ノートをかみ砕くと、まず黄プラムや桃、アプリコット、イチジクといった果実の甘さが立ち上がる。
シェリー樽熟成のモルト比率が高いぶん、ドライフルーツの濃さに、古いレザーや乾いたタバコの葉のような落ち着いた香りが重なる。
そこに17年熟成が生んだチョコレートのコク。
余市モルトのピートがほんのり奥で支え、宮城峡モルトのフルーティーさが華を添える、という組み立てやな。
年数表記のないNASとはひと味ちがう、熟成由来の深みが香りに出るタイプやで。

味わい(パレート)

公式の味わいはオレンジの砂糖漬け、モレロチェリー(酸味のあるダークチェリー)、トフィー、モカ、ヘーゼルナッツ。
シェリー樽由来の甘みとビターが行き来して、ナッツとコーヒーの香ばしさが下支えするイメージやねん。
43%という度数は、薄すぎず濃すぎずで、17年熟成の複雑さをちょうど受け止めてくれる塩梅。
WWAでワールドベスト・ブレンデッドモルトに選ばれた一本だけあって、甘み・苦み・果実・香ばしさのバランスのまとまりが持ち味やと整理できる。

余韻(フィニッシュ)

余韻は、プラリネ(ナッツのキャラメル菓子)の甘さに、焦がした木やアニスの香ばしさ、柑橘や乾いた草のニュアンスが続く。
シェリーの甘さとピートの香ばしさが交互に顔を出して、口の中に静かに残っていくタイプやで。
じっくり一杯と向き合いたい飲み終わりやな。

🗣️ マッサンの一言(独断・偏見・妄想込み)

公式ノートを眺めとるだけで、頭の中に味の地図が描けてくるのが竹鶴17年やで。
プラムや桃の果実に、レザーやタバコ葉の落ち着き、そしてシェリーの甘みとナッツの香ばしさ。
これ、若い原酒では出にくい「時間が積み上げた表情」やと思うねん。
余市と宮城峡、性格のちがう2つの蒸溜所のモルトを17年寝かせて同じ食卓に並べたら、どんな調和になるんやろ。
グラスを回しながら、香りの一つひとつを公式の言葉と答え合わせしていく時間が、この一本のいちばんの楽しみ方やと思うわ。

メリット

✅ メリット

  • WWA4回受賞の高い評価:2012・2014・2015・2018年にワールドベスト・ブレンデッドモルトに選ばれた、世界で認められた一本
  • 17年熟成モルト100%の深み:余市と宮城峡の17年以上熟成原酒だけを合わせた、グレーン不使用の設計
  • 販売終了品としての希少性:2020年3月末で生産を終え、年々手に入りにくくなっている
  • 歴史を語れる一本:ジャパニーズウイスキーの一時代を象徴する、思い出に残るボトル

デメリット

❌ デメリット

  • 定価の数倍に値上がり:旧定価は税込¥7,700。現在は¥40,000〜60,000前後と、気軽には手が出しにくい価格になっている
  • 真贋・状態のリスク:高額な終売品ゆえ、ネットオークション等では偽物や開封品も出回ることがある。信頼できる店舗での購入を
  • 開けるタイミングに迷う:手に入りにくい一本だけに、いざ買っても「いつ開けようか」と考えてしまう人も多い

🗣️ マッサンの一言(独断・偏見・妄想込み)

「開けるタイミングに迷う」ってデメリットに書いたけど、ワイはこう思うんや。
ウイスキーは飲まれるために作られたもんやで。
もしいつか竹鶴17年を手に入れることがあったら、大切な人と乾杯するタイミングでちゃんと開けたい。
棚に飾って眺めるのも一つの楽しみやけど、竹鶴政孝さんに「ちゃんと飲んでくれて嬉しいわ」って言うてもらえる方が、なんぼか粋やと思うねん。
手に入れたその日を、自分なりの特別な日にしたらええんちゃうかな。

竹鶴シリーズ・現行NASとの比較

項目 NAS(現行) 17年(販売終了) 21年(販売終了)
熟成年数ノンエイジ(NAS)17年以上21年以上
度数43%43%43%
旧/現定価税込¥7,700旧 税込¥7,700旧 税込¥16,500前後
現流通価格¥7,700〜12,000¥40,000〜60,000前後¥60,000〜100,000超
WWA受賞4回4回
入手性◎(定価で買える)△(販売終了・高額)△(販売終了・さらに高額)

現行の竹鶴ピュアモルト(NAS)は、余市と宮城峡の調和を気軽に知れる入口の一本。
そこから17年は、同じ調和を17年熟成でじっくり深めた名作という位置づけやで。
21年はさらにもう一段、長い時間で深まった味わい。
17年は「21年の下位版」やなくて、果実とシェリーのバランスがきれいにまとまった、それ自体で完成した一本やと考えたらええで。
まず現行NASで竹鶴の世界観を知って、もっと深い熟成感に進みたくなった人の、次の一歩にあたる存在やな。

おすすめの飲み方

まずはストレートで、香りと味わいをそのまま受け止めるのがおすすめやな。
常温でグラスに少量注ぎ、黄プラムや桃の果実、レザーやタバコ葉の落ち着き、シェリーの甘みを一つひとつ追う時間が贅沢やで。
香りが少し閉じて感じたら、数滴の加水で開かせると新しい表情が出てくる。
ニッカの欧州公式でも、この竹鶴の飲み方は「ストレートまたはロック」と案内されとるから、氷でキリッと冷やして楽しむのもちゃんとアリやで。
その日の気分で、好きなスタイルで味わってな。

💰 竹鶴17年ピュアモルトの価格をチェック

販売終了品のため価格は時期で変動。
信頼できる販売元で購入を。

📎 公式情報・参考リンク

この記事の仕様・受賞・歴史などの情報は、ニッカウヰスキー公式サイトを参考にしとるで。
最新の価格や仕様は公式で確認してな。

購入方法・価格

購入先 価格帯 備考
Amazon¥45,000〜60,000前後出品者の信頼性を要確認
楽天市場¥40,000〜58,000前後専門酒販店が出品
Yahoo!ショッピング¥42,000〜60,000前後PayPay還元考慮で検討
ウイスキー専門店¥48,000〜62,000前後真贋鑑定済みで安心

高額な販売終了品やから、買うときは値段だけやなくて、真贋・液面の高さ・保管状態をしっかり確かめるのが大事やで。
相場は時期によって動くので、上の価格帯はあくまで執筆時点の目安として見てな。
焦らず、信頼できるお店で出会えたタイミングが買い時やで。

🥃 ウイスキー専門店でも探す

品揃え豊富な専門店なら、レア銘柄や限定品も見つかりやすいで。価格を比べる時の選択肢に入れてみてな。
武川蒸留酒販売(山梨の洋酒専門店・品数豊富でコスパ◎)
MALKS(モルクス)(ベルーナ運営・希少/限定ボトルに強い)

📰 当サイトのガイド記事:ウイスキーを安く買う方法|5大通販ショップの賢い選び方(武川・MALKS・Amazon・楽天・Yahoo!の徹底比較・楽天マラソンとYahoo!5のつく日の攻略法もあり)

まとめ・総評

竹鶴17年ピュアモルトは、2020年3月末の販売終了で一区切りとなった、ジャパニーズウイスキーの一時代を象徴する一本や。
WWAでワールドベスト・ブレンデッドモルトに4回選ばれた評価は、「余市と宮城峡の17年熟成モルトを同じ食卓に並べた調和」のバランスの良さにある。
旧定価の税込¥7,700から流通価格は数倍に上がっているけど、その歴史的な背景と味わいを考えれば、一度は手にしてみたい名作やな。
買うときは真贋と状態を確かめて、信頼できる販売元で出会えたタイミングを大切にしてほしい。

🗣️ マッサンの一言(独断・偏見・妄想込み)

竹鶴政孝さんがスコットランドから持ち帰った志が、余市と宮城峡という2つの蒸溜所を生んで、その17年熟成モルトを合わせた一本が世界で4回も選ばれた——これ、日本のウイスキー好きとして素直に誇らしい話やと思うねん。
手に入りにくい一本になってしもたけど、もしバーで見つけたら、まず一杯から始めるのも粋な楽しみ方やで。
先に味わった人がおったら、ぜひワイに感想を教えてくださいな。
一緒にこの一本のロマンを語り合いたいわ。

🥃 竹鶴17年ピュアモルトを手に入れる

WWAワールドベスト・ブレンデッドモルト4回受賞、販売終了の名作をあなたのグラスへ。

📖 この記事に出てきた用語(タップで辞典へ)

分からん言葉があったら、ここから用語辞典でサクッと確認してな。

ピート/ピーテッド…泥炭(ピート)で麦芽を燻して付ける、焚き火や正露丸みたいなスモーキーな香りのことやで。

シェリー樽…スペインの酒精強化ワイン「シェリー」を寝かせとった樽。レーズン・黒糖・ナッツの甘い香りが付くで。

オーク…ウイスキー熟成の主要樽材。アメリカン(甘いお菓子系)/ヨーロピアン/スパニッシュ(濃厚ドライフルーツ系)/ミズナラ(和のお香系)/フレンチ(上品スパイス系)の4種で香味の方向性が決まるで。

NAS(ノンエイジ)…熟成年数を表記してへんウイスキー。若い原酒と長い原酒を上手に混ぜて、年数より味で勝負しとるんやで。

ブレンデッドモルト…複数の蒸溜所のモルト原酒だけを混ぜたウイスキー。グレーンは入れへんのがポイントやで。

ジャパニーズウイスキー…日本国内で糖化〜瓶詰・3年以上熟成・40%以上が新基準(2024年完全施行)やで。

フルーティー…青リンゴ・洋梨・柑橘・トロピカル果実系の香味。発酵で酵母が作る果実エステルが正体で、スペイサイド系ライトモルトに頻出やで。

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