たけのこの里を、ウイスキーに浸して食べる「ウイスキー漬け」。SNSで見かけて、ずっと気になっとった食べ方や。
色んな種類のウイスキーで、たけのこの里を浸して食べ比べてみたで。
【結論】たけのこの里に合うたのは、アメリカンウイスキーの2本
- ✅よく合う:ワイルドターキー8年・ジャックダニエル マクラーレン2025
- ✅ウイスキーの味も、たけのこの里の味も、どっちも感じられて、お互いを美味しくしとる
11本の相性を、◎(よく合う)・○(まあまあ)・△(イマイチ)で分けたら、こうなったで。
| 相性 | ウイスキー | ひとこと |
|---|---|---|
| ◎ | ワイルドターキー8年 | ガツンとした味と樽の香りに、チョコもしっかり |
| ◎ | ジャックダニエル マクラーレン2025 | オレンジピールとビター。大人しいけどまとまる |
| ○ | 山崎 | 主張は控えめ。余韻に山崎 |
| ○ | アベラワー・アブーナ | ビターで重め。2〜3個で満足 |
| ○ | ニッカ フロンティア | アルコール感は重め。チョコとはアリ寄り |
| ○ | スターワード ノヴァ | 少し酸っぱいブランデーみたい。一体感はある |
| ○ | ビッグピート15周年 | ピートと赤ワイン樽が重なる、重厚な味 |
| △ | ラフロイグ10年 | クッキーとは合う。チョコとはイマイチ |
| △ | ロッホローモンド12年 インチモーン | アルコール感とピートが、なじまへん |
| △ | シングルモルト余市 | クッキーと合わさって、スーッとアルコール感 |
| △ | ディーンストン ヴァージンオーク CS2023 | チョコが勝って、ウイスキー感が少ない |

ウイスキー漬けの作り方|5分浸して、皿で1分なじませる
たけのこの里は、チョコの下がクッキーになっとるお菓子。そのクッキーの部分に、ウイスキーを吸わせる食べ方や。
ワイは、こうやって作って食べたで。
- 小さいカップに、ウイスキーを注ぐ(たけのこの里のクッキーの部分が浸るくらい)
- たけのこの里を立てて入れる
- そのまま5分浸す
- 皿に出して、1分なじませてから食べる
(皿に出してすぐやと、表面にウイスキーが残っとって強く感じるから、少し置いとくと良いで)
※最初は3分でやってみたけど、あんまり染み込まへんかった。せやから5分にしたで。

よく合うのは、アメリカンウイスキーの2本
ワイルドターキー8年|ガツンと来て、チョコもしっかり

ケンタッキーのバーボンで、度数は50.5%(101プルーフ)。
バーボンは、内側を焦がした新樽(まだ何も詰めたことのない樽)で寝かせる決まりがあって、ワイルドターキー8年はその樽で8年寝かせとる。
🗣️ マッサンの感想
👃 香り:バーボンの香りが、そのまま来る。
👅 味:バーボンのガツンとした味と樽の香りが、たけのこの里とよう合う。チョコの味も、しっかり感じられる。ウイスキーの主張は強いのに、うまいことまとまっとる。
実勢は700mlで税込3,400〜3,700円くらい。ワイルドターキー8年のレビューも書いとるで。
ジャックダニエル マクラーレン2025|大人しいけど、まとまりがええ

テネシーウイスキーのジャックダニエルに、F1チームのマクラーレンのラベルを巻いた数量限定品。2025年5月から出荷が始まった。
ふつうのOld No.7は40%やけど、このラベルは43%。サトウカエデの炭で一滴ずつ濾してから、新樽で寝かせとる。
🗣️ マッサンの感想
👃 香り:ジャックダニエルの香りの後ろから、クッキーの香り。チョコの香りはおらへん。
👅 味:オレンジピール、そのあとにビター。チョコ感は薄いけど、ええ感じに合う。これはマリアージュ(※1)やな。大人しいけど、うまいことまとまっとる。
(※1)マリアージュ=フランス語で「結婚」。食べ物と飲み物が、お互いを引き立て合う組み合わせのこと
実勢は700mlで税込2,800〜3,100円くらい。ジャックダニエル マクラーレン2025のレビューもあるで。
🗣️ マッサンの一言
ワイルドターキー8年とジャックダニエル マクラーレン2025は、またやりたい。たけのこの里の袋を開けるなら、まずはこの2本からやな。ガツンと来るのが好きならワイルドターキー8年、大人しくまとまるのが好きならジャックダニエル。好みで選んでな。
まあまあやった5本
山崎|主張は控えめ、余韻に山崎

サントリー山崎蒸溜所のシングルモルト(ノンエイジ・43%)。ミズナラ樽やワイン樽で寝かせた原酒も使うとる。
🗣️ マッサンの感想
👃 香り:チョコの奥に、かすかに山崎の香り。
👅 味:チョコもクッキーもウイスキーも主張が少なくて、つかみどころの無い味。後半に山崎の味が少し顔を出して、余韻は山崎。バランスはええ。
山崎(ノンエイジ)のレビューはこっち。
アベラワー・アブーナ|重めやから、2〜3個で満足

スペイサイドのアベラワー蒸溜所のシングルモルト。スペインのオロロソシェリー樽で寝かせて、樽から出した度数のまま瓶に詰めとる(カスクストレングス(※1))。
度数はバッチごとにちがって、今回のボトルは60.8%。
(※1)カスクストレングス=水で薄めんと、樽から出したままの度数で詰めたウイスキー。詳しくはカスクストレングスの用語解説へ
🗣️ マッサンの感想
👃 香り:シェリーとクッキーの香りが、うっすら。
👅 味:ビターで重め。チョコとも合うけど、重たいから2〜3個で満足やな。
ニッカ フロンティア|チョコとは、アリ寄り

ニッカのブレンデッドウイスキー(48%・500ml)。余市蒸溜所のヘビーピートのモルトを軸に、モルト原酒を51%以上使うとる。
🗣️ マッサンの感想
👃 香り:クッキーの香りと、香ばしい香り。
👅 味:アルコール感が重くて、ビターな感じ。チョコとは、まあ合う。アリ寄りやな。
スターワード ノヴァ|酸味があって、一体感はある

オーストラリアのスターワード蒸溜所のシングルモルト(41%)。オーストラリアの赤ワイン樽だけで寝かせとる。
🗣️ マッサンの感想
👃 香り:ウイスキーもチョコもクッキーも、どれも香りが弱くて主張なし。
👅 味:少し酸っぱい、ブランデーみたいな味。チョコとクッキーとウイスキーが一体になっとる感じはある。まあ、ええ。
スターワード ノヴァのレビューはこっち。
ビッグピート15周年|ピートと赤ワイン樽が重なる、重厚な味

ダグラスレイン社の、アイラ島のモルトだけを混ぜたブレンデッドモルト。アードベッグ・カリラ・ボウモア・ポートエレンなどの原酒が入っとる。
これは誕生15周年の限定品で、おもに赤ワイン樽で仕上げた50%。
🗣️ マッサンの感想
👃 香り:ピートがしっかり主張してくる。
👅 味:ピートが来て、赤ワイン樽とたけのこの里の味が重なる。重厚感のある味で、ピート重ための、たけのこの里やな。相性はまあまあ。
ビッグピート15周年のレビューはこっち。
たけのこの里とはイマイチやった4本
ラフロイグ10年|クッキーとは合うのに、チョコとはイマイチ

アイラ島のラフロイグ蒸溜所のシングルモルト。バーボン樽で10年寝かせとる。
🗣️ マッサンの感想
👃 香り:クッキーの奥に、ピート。
👅 味:クッキー生地と、ラフロイグの甘さやピートはよう合う。せやけど、チョコとのマリアージュはイマイチ。
ラフロイグは、番外編のBLACKのたけのこのほうがええ気もしたで。ラフロイグ10年のレビューはこっち。
ロッホローモンド12年 インチモーン|ピートとビターが、なじまへん

ハイランドのロッホローモンド蒸溜所のシングルモルト(12年・46%)。「スモークとスパイス」がうたい文句で、アメリカンオークの樽で寝かせとる。
ふつうのロッホローモンド12年とは別のボトルや。
🗣️ マッサンの感想
👃 香り:かすかなピートと、少しクッキー。
👅 味:アルコール感とピート、ビターさが出てきて、たけのこの里とイマイチなじまへん。
シングルモルト余市|クッキーと合わさって、スーッとアルコール感

北海道のニッカ余市蒸溜所のシングルモルト(45%)。石炭の直火で蒸溜しとる。
🗣️ マッサンの感想
👃 香り:クッキーの香りが重め。
👅 味:クッキーの味と酸味。クッキーと余市が合わさって、スーッとアルコール感みたいなものを感じた。相性はそこまで良くない。
シングルモルト余市のレビューはこっち。
ディーンストン ヴァージンオーク カスクストレングス2023|美味しいけど、チョコが勝つ

ハイランドのディーンストン蒸溜所のシングルモルト。新樽(ヴァージンオーク)で仕上げた、2023年の限定のカスクストレングス(58.5%)。
🗣️ マッサンの感想
👃 香り:ウッディ。
👅 味:ミルクチョコ。チョコの主張が強い。美味しいけど、ウイスキー感が少ない。味はええのに、せっかくやっとる感じが少ない。
ディーンストン ヴァージンオーク カスクストレングス2023のレビューはこっち。
🗣️ マッサンの一言
ラフロイグはワイの原点のウイスキーで、余市もほんまに好きなウイスキーや。せやのに、どっちもたけのこの里とは仲良うなられへんかった。ラフロイグは、クッキーとはよう合うんやけどなぁ。
樽とピートで見ると、こんな傾向やった
11本は、ピートの有る無しや樽の種類がバラバラになるように選んだ。結果を並べてみると、樽とピートで傾向が見えてきたで。
新樽で最初から最後まで寝かせたもの:ワイルドターキー8年とジャックダニエル マクラーレン2025。どっちもトウモロコシが主な原料で、内側を焦がした新樽で寝かせとる。2本とも◎で、ウイスキーの味もたけのこの里の味も、ちゃんと残っとった。
ずっと新樽で寝かせた原酒やから、チョコとクッキーの甘さに負けへんで、手をつなげたんちゃうかな。たけのこの里に合わせるなら、まずは新樽でしっかり寝かせたアメリカンウイスキーがおすすめや。
新樽は仕上げだけのもの:ディーンストン。バーボン樽で寝かせたあと、新樽で仕上げとる。美味しいけど、チョコが勝ってウイスキー感が薄うなった。
シェリー樽・ワイン樽:アベラワー・アブーナ(シェリー樽)、スターワード ノヴァ(赤ワイン樽)、ワイン樽の原酒も使う山崎は、どれも○。重めやったり、少し酸っぱかったりで、合わへんことはないけど、もう一歩やった。
ピートの効いたもの:ラフロイグ10年・ロッホローモンド12年 インチモーン・シングルモルト余市は、3本とも△。ピートやアルコール感が、チョコとなじまへんかった。
同じピートでも、ビッグピート15周年とニッカ フロンティアは○。ビッグピートは、赤ワイン樽とたけのこの里の味が重なって、重厚な味になっとった。
番外編①|BLACKのたけのこ(みんなのブラック)

BLACKのたけのこは、2026年10月13日に出た「きのこの山とたけのこの里みんなのブラック」に入っとる。8袋入りで、きのこの山とたけのこの里が4袋ずつ。
明治は「甘すぎず苦すぎない」ブラックと紹介しとって、たけのこの里には、ガーナ産のカカオにナッティーなベネズエラ産のカカオを混ぜとる。
試したのは、ラフロイグ10年・シングルモルト余市・ワイルドターキー8年・山崎の4本。
4本を通して感じた、BLACKのたけのこの感想はこうや。
🗣️ マッサンの感想
👃 香り:ふつうのたけのこの里と全然ちがう。チョコの香りが強い。
👅 味:チョコが少しビターになって、ウイスキーやクッキーと合いにくい感じ。
ラフロイグは、BLACKのほうがええ気もした。ピートが来て、そのあとにチョコが来る。マリアージュいう感じではないけど、ふつうのたけのこより好みやったな。
番外編②|ふつうのきのこの山
明治の紹介では、きのこの山は「チョコとクラッカー」、たけのこの里は「チョコとクッキー」。チョコと組み合わせとる生地がちがうお菓子なんや。
きのこの山は、ウイスキーの量が少ないと軸がウイスキーに浸からへん。せやから、カップを斜めにして軸を浸したで。

🗣️ マッサンの感想
🍫 食べた感じ:たけのこの里と同じ5分浸しても、10分浸しても、そんなに染み込まへん。口に入れた最初はウイスキーの風味があるけど、チョコ感が強い。マリアージュいうより、チョコの圧勝やな。
クラッカーとクッキーのちがいが、染み込み方に出たんかもしれん。ウイスキーに浸すなら、たけのこの里に軍配が上がるで。
🥃 ウイスキー専門店でも探す
品揃え豊富な専門店なら、レア銘柄や限定品も見つかりやすいで。価格を比べる時の選択肢に入れてみてな。
▶ 武川蒸留酒販売(山梨の洋酒専門店・品数豊富でコスパ◎)
▶ MALKS(モルクス)(ベルーナ運営・希少/限定ボトルに強い)
📰 当サイトのガイド記事:ウイスキーを安く買う方法|5大通販ショップの賢い選び方
まとめ|たけのこの里に浸すなら、アメリカンウイスキー
11本で食べ比べて、たけのこの里といちばん合うたのは、ワイルドターキー8年とジャックダニエル マクラーレン2025の2本やった。
1万円近いウイスキーよりも、4,000円せえへんアメリカンの2本のほうが合うんやから、おもろいもんやな。
番外編のBLACKのたけのこやきのこの山より、ふつうのたけのこの里のほうがウイスキーとなじんだで。
🗣️ マッサンの一言
たけのこの里とウイスキー、どっちも家にあるなら、今夜さっそく試せる遊びや。ワイは、アメリカンウイスキーと合わせたのが好きやった。浸す時間を変えたら、また結果も変わるかもしれんな。みんなもどれが合うか試して、オススメを教えてほしいな。
よくある質問
Q. 浸したあと、カップに残ったウイスキーは飲める?
ワイは飲んだで。なんとなく、いつもより美味しくない気がしたけど、誤差かもしれん。
公式情報・参考リンク
📰 明治・各蒸溜所の公式サイト
- 明治:きのこの山・たけのこの里 ラインナップ
- 明治:「きのこの山とたけのこの里みんなのブラック」10月13日発売
- ニッカウヰスキー:ニッカ フロンティア
- Loch Lomond Whiskies:Inchmoan 12 Year Old Single Malt
※価格・スペック・発売情報は本記事執筆時点のもの。
最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
📖 この記事に出てきた用語(タップで辞典へ)
分からん言葉があったら、ここから用語辞典でサクッと確認してな。
ピート/ピーテッド…泥炭(ピート)で麦芽を燻して付ける、焚き火や正露丸みたいなスモーキーな香りのことや。
カスクストレングス…樽から出したまま、加水でうすめてへん高い度数のボトルのこと。香りも味も力強い。
シェリー樽…スペインの酒精強化ワイン「シェリー」を熟成させた樽や、ウイスキー用にシェリーで風味づけ(シーズニング)した樽。中身のシェリーの種類で味の向きが変わるんや。
オロロソ(シェリー樽)…酸化熟成でつくる辛口のシェリー。この樽で寝かせたウイスキーに、ドライフルーツ・ナッツ・黒糖みたいなコクのある風味が移るで。
ミズナラ樽…日本産のオーク(ナラ)の樽。白檀やお香みたいな“和”の香りが付く、世界が憧れる希少な樽やで。
バージンオーク(新樽)…一度も使ってへん新品の樽。バニラやウッディな樽の香りが正面から前に出てくる、樽との交流がいちばん濃いタイプや。
オーク…ウイスキー熟成の主要樽材。アメリカン(甘いお菓子系)/ヨーロピアン・スパニッシュ(濃厚ドライフルーツ系)/ミズナラ(和のお香系)/フレンチ(上品スパイス系)などの樽材で香味の方向性が決まる。


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