🔥 ジューシー、そしてスモーキー。
2025年5月発売・SFWSC2025最高金賞のジャパニーズピーテッドモルト
画像:嘉之助蒸溜所 公式サイトより
※この記事はマッサンがまだ飲んだことない銘柄の妄想レビューや。公式テイスティングノートを元に、ワイの想像も交えて書いとる。実飲したらまた追記する予定やで。
嘉之助シングルモルト PEATEDとは?|2025年5月発売の和ピートシングルモルト
嘉之助シングルモルト PEATED(ピーテッド)は、鹿児島県日置市吹上浜の嘉之助蒸溜所が2025年5月22日に全国発売した、ピート(燻製香)系のシングルモルトジャパニーズウイスキーや。定番品「シングルモルト嘉之助」のピートバージョンっちゅう位置づけで、嘉之助の和の世界観にスモーキーさを掛け合わせた一本になっとる。
キーモルトにはアメリカンホワイトオークの焼酎リチャー樽とバーボン樽で熟成したピート原酒を採用。そこに複数の樽で熟成した原酒をヴァッティングし、48%・ノンチルフィルタード(冷却濾過なし)で瓶詰めしとる。発売直後のSFWSC2025(サンフランシスコ・ワールドスピリッツコンペティション)でダブルゴールド(98点・最高金賞)を獲得しとって、もう実力は世界が証明済みや。
嘉之助蒸溜所を運営しとるんは、1883年創業の焼酎メーカー・小正醸造。140年以上焼酎を造ってきた小正家が、二代目・小正嘉之助氏の名前を冠して2017年に立ち上げた本格ウイスキー蒸溜所や。コンセプトは「MELLOW LAND, MELLOW WHISKY」。焼酎造りの伝統と知見を活かしたジャパニーズシングルモルトを、世界に通用するレベルまで磨き上げとる。
📋 基本情報
| 銘柄 | 嘉之助シングルモルト PEATED |
| 蒸溜所 | 嘉之助蒸溜所(鹿児島県日置市) |
| 分類 | シングルモルト・ジャパニーズウイスキー(ピーテッド) |
| アルコール度数 | 48% |
| 容量 | 700ml |
| 希望小売価格 | 10,450円(税込) |
| 実勢価格 | 10,450円〜13,000円 |
| 主な樽 | アメリカンホワイトオークの焼酎リチャー樽+バーボン樽(ピート原酒)をキーに複数樽ヴァッティング |
| 冷却濾過 | なし(ノンチルフィルタード) |
| 発売日 | 2025年5月22日(全国発売) |
| 樽構成 | ピーテッド原酒を焼酎リチャー樽+バーボンバレルで熟成、マンサニーリャ・シェリー樽をアクセントにヴァッティング |
嘉之助蒸溜所の特徴|焼酎蔵が造るウイスキー
嘉之助蒸溜所が他のジャパニーズウイスキー蒸溜所と決定的に違うんは、140年続く本格焼酎蔵がベースになっとるっちゅう点や。これがPEATEDの個性にも大きく影響しとる。
特徴①:ポットスチル3基すべてラインアームの角度が違う
嘉之助の蒸溜室には銅製のポットスチル3基が並ぶ。これだけ聞いたら他の蒸溜所と同じやけど、3基すべてラインアームの角度が違うのがミソや。
- 初溜釜(6,000L):ストレート型・ラインアーム水平
- 再溜釜A(3,000L):ストレート型・ラインアーム下向き80度
- 再溜釜B(1,600L):ランタン型・ラインアーム上向き100度
これによって軽やかな酒質〜重厚な酒質まで、多彩なモルト原酒を造り分けられるっちゅう設計や。ピート原酒も繊細に造り分けできるから、PEATEDみたいに「ジューシーさを残したまま燻香を乗せる」っちゅう絶妙なバランスが実現できとるんやと想像。
特徴②:焼酎リチャー樽×ピート原酒っちゅう日本独自の組み合わせ
PEATEDのキー樽は、アメリカンホワイトオークの焼酎リチャー樽とバーボン樽で熟成したピート原酒や。米国産バーボン樽を一度焼酎熟成に使って、それをまたウイスキー熟成用に焼き直し(リチャー)した樽──これが嘉之助独自の樽や。
📘 用語解説:リチャー樽とは?
「リチャー(Re-char)」とは、一度使った樽の内側をもう一度焼き直すこと。焦げ層を新しく作ることで、樽の木材成分が再活性化して、バニラ・キャラメル・香ばしさを再び引き出せる。嘉之助では自社焼酎で熟成したバーボン樽をリチャーして使うから、「焼酎の柔らかい甘さ+リチャーの香ばしさ+ピートのスモーク」っちゅう、他には無い重層的な味わいが生まれるんや。
スコッチのピーテッドモルトは、シェリー樽やバーボン樽との組み合わせがほとんど。焼酎リチャー樽でピート原酒を熟成させるっちゅうのは、世界的に見てもほぼ嘉之助ならではの試みや。和の柔らかい甘さに、ピートのスモーキーさが乗る──想像するだけでワクワクするやろ?
特徴③:吹上浜の潮風と温暖な気候
蒸溜所は東シナ海に面した吹上浜の砂丘の上に建つ。海から吹く潮風を浴びながら、鹿児島の温暖な気候で熟成されるから、スコッチに比べて熟成が早く、潮っぽいニュアンスがほんのり乗るっちゅう特徴があるんや。ピーテッドモルトと潮風の相性は、アイラモルトを見れば分かるとおり鉄板。嘉之助PEATEDにも、その効果が出とるはずやで。
🗣️ マッサンの一言(独断・偏見・妄想込み)
嘉之助PEATEDの面白いところは、ピート原酒を「焼酎リチャー樽」で熟成させとる点や。スコッチの本場アイラでも、ピート×バーボン樽、ピート×シェリー樽は鉄板やけど、ピート×焼酎リチャー樽は世界的に見てもめっちゃ珍しい。米でできた焼酎の柔らかい甘さと、ピートのスモークが、リチャーの香ばしさを橋渡しにして繋がる──そんなイメージや。「和ピート」っちゅう新しいジャンルやな。
🧐 へぇ〜! ボトル豆知識(タップで開く)
嘉之助PEATEDのスモーキーさには秘密があってな――発酵をスコッチの約2倍もの長時間かけ、さらにワームタブ(蛇管)式の銅ポットスチルで蒸溜することで生まれる、深みのある和ピートなんや。前身にあたる「Limited Edition 2023」は、世界的コンペSFWSCで最高金賞(ダブルゴールド)を獲った実力派やで。
テイスティングノート|公式の表現とマッサンの妄想
香り
📜 公式テイスティング
カシス/キャラメル/ハニーバター/バゲット/優しいかつおだし
マッサンの妄想
ピーテッドモルトの香りで「カシス」って珍しい。たぶん、ピートの煙感のあとに、ジャムみたいな黒系果実の濃厚な香りが顔を出すんやろう。さらに公式の「優しいかつおだし」っちゅう表現がもう異次元。スコッチでは絶対に出てこん和の旨味系の香りや。リチャー樽のロースト香(バゲット・ハニーバター)が、ピートのスモークと混ざり合って、香ばしくも甘い香りに仕上がっとると想像。
味わい
📜 公式テイスティング
カリン飴/洋梨/金柑のコンポート/スモークベーコン/塩飴/きな粉
マッサンの妄想
口に含むと、最初に来るのはカリン飴・洋梨・金柑っちゅう和柑橘の甘酸っぱさ。その奥からスモークベーコンの塩気とピート香がじわっと立ち上がる──ジューシーなのにスモーキーっちゅう、嘉之助PEATEDの特徴がここに集約されとるはずや。48%+ノンチルフィルタードやから、口当たりはオイリーでねっとり。さらに「きな粉」っちゅう和の表現が、焼酎リチャー樽の名残を感じさせる。和洋折衷を絵に描いたような味わい予感や。
余韻
📜 公式テイスティング
カリンの酸味と仄かなシトラス、ビターが次の一杯を誘う
マッサンの妄想
余韻はピートの煙よりもカリンの酸味とシトラスの皮のビター感が主役になりそう。ガツンと長く残るピートではなく、和柑橘の余韻にピートが寄り添うタイプやと想像。「次の一杯を誘う」っちゅう公式の表現どおり、飲み終わりがスッと切れるから、つい次のグラスに手が伸びてまう系の危険な酒や。
🗣️ マッサンの一言(独断・偏見・妄想込み)
カシスやハニーバターの甘い香りに、かつおだし!?って、もう嘉之助らしい遊び心満載や。味もスモークベーコンに塩飴、きな粉と、甘い・しょっぱい・香ばしいの大渋滞。ピートは効いとるけど和の出汁感が乗るのがおもろい。これは話のタネに一杯やりたいなぁ。
受賞歴|SFWSC2025 ダブルゴールド(98点・最高金賞)
嘉之助シングルモルト PEATEDは、発売直後の2025年に世界最大級のスピリッツコンペで早くも最高評価を獲得しとる。
- SFWSC(サンフランシスコ・ワールドスピリッツコンペティション)2025 ダブルゴールド(98点・最高金賞)
SFWSCのダブルゴールドは、全審査員が満場一致でゴールドを付けた銘柄のみに与えられる最高賞。さらに98点っちゅう超高得点は、世界中のスピリッツの中でもトップクラスや。嘉之助蒸溜所自体もSFWSC 2023・2024・2025の3年連続でダブルゴールドを獲得しとって、もう新興クラフトと呼ぶには失礼なレベルまで評価が上がっとる。
🗣️ マッサンの一言(独断・偏見・妄想込み)
蒸溜所創業からまだ10年経ってへんのに、ピーテッドモルトのデビュー作で世界最高金賞・98点っちゅうのは、ぶっちゃけ反則レベルの実力や。スコッチの本場・アイラの老舗ピーテッドモルトと並んで、これだけの評価を獲るっちゅうのは、日本のクラフトウイスキー全体にとっても誇らしいニュースやで。気になっとった人は、完売する前にチェックしとくのが吉やな。
おすすめの飲み方
①ストレート(一番おすすめ)
48%でノンチルフィルタード──この時点でストレート向きの仕様や。和柑橘のジューシーさとピートのスモーク、リチャー樽の香ばしさ。3つのレイヤーを順番に楽しむには、まずストレートで余計なもの入れずに味わうのが一番。グラスはチューリップ型(テイスティンググラス)かグレンケアンがおすすめ。ノンチルフィルタードならではのオイリーな口当たりを存分に味わってな。
📘 用語解説:ノンチルフィルタードとは?
通常のウイスキーは、低温時に白濁するのを防ぐため冷却濾過(チルフィルタリング)をかける。ただし濾過すると、味と香りに関わる油分・脂肪酸も一緒に取り除かれてまう。ノンチルフィルタードはこの工程をあえてカットして、原酒本来の旨味・コク・オイリーな口当たりを残す製法。クラフト系の高級ボトルでよく採用される、味重視の証拠やで。
②加水(数滴〜5ml)
少しだけ水を加えると、ピートの奥に隠れとったカシスやハニーバターの甘い香りがふわっと立ち上がる予感。ピート系は加水で表情が大きく変わるから、ストレートで一杯飲んだあと、同じ量に水数滴加えて飲み比べるのが楽しい。
③ハイボール
1万円超えのモルトでハイボールはもったいない気もするけど、嘉之助のジューシーさとピートのスモークは、強炭酸との相性がほぼ確実に良い。ダブル(60ml)に強炭酸を1:3くらいで濃いめに割って、燻製料理(ベーコン・スモークチーズ)や和食(焼き魚・出汁巻き卵)と合わせると、ピート×かつおだしの和ペアリングが完成する予感やで。
どんな人におすすめ?
✅ こんな人におすすめ
- ピーテッドモルトが好きでジャパニーズも試したい人:スコッチピートとは違う「和ピート」の世界に入れる
- 定番品の嘉之助を飲んだことがある人:同じ蒸溜所のスモーキー版として並べて飲み比べると面白い
- SFWSC最高金賞ボトルを試したい人:98点のダブルゴールドは数字でわかる確実な品質保証
- 燻製料理・スモークチーズが好きな人:和柑橘×ピートの組み合わせは食中酒としても優秀
- ギフトで「ちょっと珍しい一本」を探しとる人:銀の月デザインのボトルは見た目もシック
メリット・デメリット
✅ メリット
- SFWSC2025 ダブルゴールド(98点・最高金賞)
- 48%+ノンチルフィルタードの飲みごたえ
- 和柑橘×ピート×焼酎リチャー樽の唯一無二の個性
- 「ジューシーなのにスモーキー」っちゅう新ジャンル
- ボトルの銀の月デザインがシックでギフトにも◎
⚠️ デメリット
- 10,450円〜と定番品より少し高い
- 数量限定で完売リスクあり(再販時期も不明)
- ガツンと来るアイラ系の強ピートを求める人には穏やかすぎる可能性
- 定番品のメローさを期待するとピートの存在感に驚くかも
ボトルデザインで見分ける嘉之助シリーズ
嘉之助シリーズはどのボトルも「太陽(月)のモチーフ+KANOSUKEロゴ+MELLOW LAND, MELLOW WHISKY」っちゅう共通デザインで、パッと見ると見分けがつきにくい。ここで主要4本(コア定番)+本記事+似てるボトルを並べて、見分けポイントをまとめとくで。
定番(白ラベル)
金の太陽/白キャップ/銘柄表記なし
PEATED ★本記事
銀の月/白キャップ/PEATED表記
🔍 見分け方のコツ
- HIOKI POT STILLはラベル上半分がピンクの夕焼けデザイン+ピンクのキャップ。他と一目で見分けがつく
- DOUBLE DISTILLERYは金キャップ+金色ラベル。中央が白い月。ブレンデッド枠で唯一
- 白ラベル系(定番/PEATED)は中央の円の色で見分ける:金の太陽=定番/銀の月=PEATED
- 限定エディションはラベル下部の銘柄表記(2026 LIMITED/IPA CASK FINISH/SHERRY CASKS VATTED など)で識別
本記事に似た方向性のボトルとしてHIOKI POT STILL 2024 LIMITEDも並べたで。比較の参考にしてな。
嘉之助シリーズのなかでの位置づけ
| 銘柄 | 度数 | 価格 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| シングルモルト嘉之助 | 48% | 9,900円 | 定番。焼酎リチャー樽キー。メロー&フルーティ |
| 嘉之助シングルモルト PEATED(本記事) | 48% | 10,450円 | 2025年5月発売。ピート版。SFWSC2025 ダブルゴールド98点 |
| 嘉之助 HIOKI POT STILL | 51% | 12,100円 | ポットスチルウイスキー。焼酎蔵のステンレス釜で単式蒸留した変わり種 |
| メローバーリザーブ | 55% | 免税店限定 | 空港免税店専用。SFWSC最高金賞 |
| 嘉之助 シングルモルトハイボール缶 | 9% | 660円 | 2026年4月ローソン限定。気軽に味見できる入り口 |
嘉之助の世界に入る順番として、「定番品でメローでフルーティな本筋を知る → PEATEDで和ピートの世界に飛び込む → HIOKIで焼酎蔵らしさを極める」っちゅうステップアップが王道や。ハイボール缶(660円)から入る選択肢もアリやで。
価格と購入リンク
💰 価格情報
希望小売価格:10,450円(税込)
実勢価格:10,450円〜13,000円(販売店により変動)
※2025年5月発売の比較的新しい銘柄で、数量限定リリース。気になっとる人は完売前にチェックしとくのが吉やで。
🗣️ マッサンの一言(独断・偏見・妄想込み)
ワイ正直に言うと、嘉之助PEATEDもまだ飲めてへん。気になっとるけど手が出せん新興クラフトの代表格や。でも、SFWSC2025で98点・ダブルゴールドっちゅう数字を見たら、もう「飲む価値あり」確定やん?焼酎リチャー樽×ピートっちゅう世界的にも珍しい組み合わせ──スコッチピートの常連さんも、ジャパニーズが初めての人も、これは一度試す価値あるで。マッサンと一緒に和ピートの世界に入ろうや🍻
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📎 公式情報・参考リンク
この記事の仕様・受賞・歴史などの情報は、嘉之助蒸溜所公式サイトを参考にしとるで。最新の価格や仕様は公式で確認してな。
まとめ|ジューシーなのにスモーキー、和ピートの新しい形
嘉之助シングルモルト PEATEDは、焼酎蔵140年の歴史と、新興クラフト蒸溜所の挑戦が融合した「日本だからこそ造れるピーテッドモルト」や。焼酎リチャー樽×ピート原酒っちゅう世界的にも珍しい組み合わせ、和柑橘とスモークの絶妙なバランス、そしてSFWSC2025ダブルゴールド98点っちゅう世界最高評価。
10,450円〜と決して安くはないけど、SFWSC3年連続ダブルゴールド蒸溜所のピート版・最高金賞ボトルとしては、コスパもむしろ良心的やと思う。「気になっとったけど手が出せんかった」っちゅう人は、まず定番品やハイボール缶(660円)で味の輪郭を掴むのもアリ。そこから本記事のPEATEDにステップアップしたら、嘉之助の世界がもっと広がるで。
世界が認めるジャパニーズピーテッドモルトの新潮流、ぜひ体験してみてな🥃


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